北海道

ふかがわいるむおんせん・あぐりこうぼうまあぶ

深川イルム温泉・アグリ工房まあぶ

• 
• 
• 
• 
• 
• 
• 

深川インターチェンジから街とは反対の山の方へとクルマを走らせると、「イルムの湯アグリ工房まあぶ」というアミューズメント施設があります。ここにはレストランや温泉施設をはじめ、コテージ、キャンプ場、そして公園や果樹園など、自然や農業と触れ合う機会が楽しめる複合型の施設です。今回は真夏の夜に温泉入浴に訪れました。当初、敷地内にあるキャンプ場でキャンプ宿泊しようかとも考えていたのですが、天候が悪くなるようなので今回は入浴だけの利用です。明るい時間帯に辿り着いたのですが、さすがにお盆中ということもあり、コテージはいっぱいの様子です。ただ、キャンプサイトはとても空いていました。メインとなる建物はキャンプサイトの上、コテージ手前にありました。けっこう大きな施設で、夏休みということもあってか、けっこう賑わっていました。さっそく館内に入ると、コイン返却式のシューズロッカーを経て、フロントで受付をします。１階部分にはレストランや休憩広間、男女別の大浴場がありました。脱衣所はこちらも100円硬貨使用のコイン返却式のロッカーがあります。シューズロッカーも含め、小銭が必要となるのであらかじめ用意しておくといいでしょう。浴室は意外と小ぢんまりというか、中規模程度の浴室です。右側に洗い場があり、正面には大きな湯舟、そして手前に回り込むようにサウナがありました。湯舟は角に主浴槽があり、その隣にバブルバス、サウナ側には小さな水風呂もありました。お湯は照明によるものなのか微妙に黄色いようにも見えましたが、ほとんど無色透明の湯です。とてもあっさりとした湯で、あまり癖のない湯のようです。湯舟はけっこう大きな感じで、ゆったりとしていました。外には露天風呂もありました。露天風呂は岩風呂になっていて、こちらも中規模程度ですかね。そして壺湯が２つ並んでいました。湯舟の湯は真夏ということもあってか、けっこうぬるめに設定されていたので、とても入浴しやすくて気持ちが良かったです。露天エリアにはデッキチェアなども並び、まったりと涼むこともできます。夜間だったのでかなり暗めの露天風呂でしたが、その分だけとても落ち着いた雰囲気がありました。露天風呂の目の前はちょっとした庭になっていて、ゆったりとした開放感もあるようです。すぐ先は森になっているし、塀もあるので見晴らしはありません。明るければそれなりの開放感もありそうな感じでした。静かな森の空気を感じならがの入浴はとても気持ちいいです。ぬるめの湯なので、じっくりと湯に浸かることができました。ぬるめですが、けっこう温まりのいい湯のようで、ちょっと浸かっているとのぼせてきます。それなりに温泉の効果も高いような印象の湯でした。夏休みなのでけっこう混雑していましたが、しばらくゆっくりと浸かっていると、急に入浴客も少なくなりました。まだ閉店までは時間がありますが、わりと混雑する時間帯は限られているのかもしれません。おかげで最後はのんびりじっくりと浸かり、十分癒されてきました。

掲載: 2024/11/11

Data

1. 所在地:北海道深川市音江町
2. 源泉名:深川イルム
3. 入浴　:２０２４年８月
4. 泉質 :温泉法第二条の規定により適合する温泉(メタけい酸、メタほう酸)
5. 泉温　:源泉18.6度
6. ＰＨ　:７．６
7. 電気伝導率:0.02S/m
8. 密度　:0.9985
9. 蒸発残留物:0.192g/kg
10. 形態　:温泉入浴施設　男女別
11. 露天風呂:あり
12. 開放度:☆☆☆
13. 清潔度:☆☆☆☆
14. 気軽度:☆☆☆☆
15. 景色　:☆☆☆
16. 総合評価:☆☆☆