静岡県
ゆがしまおんせん・りぶまっくすりぞーとあまぎゆがしま
湯ヶ島温泉・リブマックスリゾート天城湯ヶ島
渓谷美を楽しめる優雅な露天風呂と洞窟風呂
伊豆半島のど真ん中、湯ヶ島温泉にある「リブマックスリゾート天城湯ヶ島」に日帰り入浴で訪れました。リブマックスリゾートといえば、低料金で優雅な温泉リゾートを楽しめるホテルグループです。本当は宿泊で訪れたかったのですが、なかなかタイミングも合わず、今回は日帰り入浴を楽しむことにしました。さっそくホテルに向かいますが、湯ヶ島温泉はけっこう細い山道を進んだところにあります。橋を渡ってホテルが見えてくると、その道路には、沢山のクルマが縦列駐車をしています。細い道路であることと、縦列駐車の枠がとても狭いので、かなり窮屈な感じです。ということは、この先に駐車場は無いと見た方がいいでしょう。そのまま進むと、案の定、ホテルの玄関口になり、そこでUターンして、空いているスペースを探します。何とかクルマを停めてさっそくホテルに向かいます。フロントで入浴の手続きをして、いざ浴場を目指します。浴場へはエレベータで向かいますが、フロントのあるここが5階で、浴場は1階にあるとのことでした。ずいぶんと下に下りていくようです。案内板を見ると、フロントの階にはレストラン、2〜4階が客室があるようです。脱衣場は意外と小ぢんまりとした雰囲気です。確かにそんなに客数が多いような大規模ホテルではありません。まぁ、こんな感じでしょうか。そして浴室に入ると、こちらも小ぢんまりとはしつつも、さすがは温泉リゾートを語るだけあって、なかなか優雅な雰囲気です。内壁側に洗い場があり、そして正面にはゆったりとした湯舟が並んでいます。湯舟の奥はガラス窓になっていて、そこから渓谷を眺められるようになっていました。フロントのフロアからずいぶん下るので、地下に風呂があるのかと危惧しましたが、しっかりと地上で、しかも風情ある景色でロケーションも悪くありません。さっそく湯舟に浸かりますが、湯舟は3つに区切られています。ひとつは大きく、あとふたつは小さめです。綺麗な無色透明の湯で、温度はそんなに違いはないように感じました。湯舟に浸かると、サラッとした湯がとても柔らかくて気持ちいいです。特に目立った浴感はないものの、優しさを感じる湯です。湯舟にしばらく浸かったところで、露天風呂にも向かいます。外へと出てみるとスロープの先に大きな樽風呂がありました。これがまたとても風情があっていい感じです。渓谷の爽やかな風を感じながら、そして川のせせらぎを聞きながらの入浴が楽しめます。これはなかなか絵になるロケーションですね。湯舟の手前側には、セルフロウリュウのサウナもありました。かなり小さなサウナですが、前面がガラスになっているのが、とても洒落ています。中に入ると手前の角に熱した石があり、アロマ水を柄杓で掛けながら利用します。最初は普通の乾式サウナのようでしたが、水をかけた直後にすごい熱気がやってきて、一気に熱くなる感覚と、アロマの香りがたまりませんね。すっかりのぼせたところで、外へと出ると、内湯のちょうど正面真下に小さな壺湯が並んでいるのに気が付きました。こちらは水風呂と書かれています。３つほど並んでいたのですが、使用できるのは手前のひとつだけとなっていました。川面を眺めながら優雅に利用できる壺湯なので、奥にあるふたつも早く復活して欲しいですね。また、内湯に戻りますが、露天と反対側に洞窟風呂というのがありました。扉を開けると爽やかな空気があります。まわりはゴツゴツとした岩の洞窟がありますが、その奥が開けていて洞窟から渓谷を眺めるような半露天風呂となっているようでした。こちらも狭いながらも雰囲気はとてもいいです。かなり本物っぽい洞窟ですが、遊園地にありがちな作り物の洞窟です。でも、とても雰囲気が良かったので、こちらも気に入りました。全体的に小ぢんまりとしつつも、さすがはリブマックスだなぁと感じる優雅な浴場で、とても楽しく利用することができました。
掲載: 2025/03/14
Data
- 所在地:静岡県伊豆市湯ケ島
- 源泉名:木太刀温泉 湯ヶ島23号
- 入浴 :２０２４年１２月
- 泉質 :単純温泉(低張性・弱アルカリ性・低温泉)
- 泉温 :源泉32.5度
- 湧出量:毎分90リットル
- ＰＨ :８．３
- 電気伝導率:24.4mS/m
- 密度 :0.9987
- 蒸発残留物:0.153g/kg
- 形態 :温泉リゾートホテル 男女別
- 効能 :神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばりなど
- 露天風呂:あり
- 開放度:☆☆☆
- 清潔度:☆☆☆☆☆
- 気軽度:☆☆
- 優雅度:☆☆☆☆
- 人気度:☆☆☆☆
- 景色 :☆☆☆☆☆
- 総合評価:☆☆☆☆
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