静岡県
まつざきおんせん・にしいずまつざきいとうえんほてる
松崎温泉・西伊豆松崎伊東園ホテル
優雅に満喫、波打ち際の白亜のホテル
伊豆の西海岸、松崎町にある松崎温泉にやってきました。松崎温泉は比較的新しい温泉で、日本中に観光ブームが押し寄せる中、町興しの一環として昭和38年(1963)に掘り当てたものだそうです。「なまこ壁」で知られる古い情緒ある街並みなどの観光要素との相乗効果もあり、松崎町自慢の温泉として発展してきたようです。今回はビーチ沿いにそびえ建つ白亜のホテル、西伊豆松崎伊東園ホテルに宿泊で訪れました。辿り着いてびっくり、かなり立派なホテルです。目の前は優雅な海水浴場が広がり、そこに大きく目立ったホテル、まさに一等地にあります。かつては松崎プリンスホテルだったらしく、現在は伊東園ホテルズの経営になっているようです。古びた様子もなく、とても優雅な雰囲気のホテルで、隣にはプールやテニスコートもあり、とても華やいだ雰囲気がありました。さっそくチェックインを済ませて、期待の浴場に向かいます。浴場は地下1階にあるそうです。ん?地下にあるのか?と、せっかくのロケーションを活かせていない感じで驚きましたが、何はともあれ浴場に向かいます。エレベータを降りて廊下を進むと、海側に女湯、山側に男湯がありました。脱衣所に入ると、まずはロッカーがあり、その奥に脱衣場がありました。わりと小ぢんまりとした感じで、規模はそんなに大きくはないようです。脱衣場は棚にカゴ、そして洗面台と、わりとオーソドックスな感じです。そして浴室に入ると、こちらもまた小ぢんまりとし印象があります。両脇に洗い場が並び、正面奥に湯舟があります。地下ということもあり、窓もなくかなり閉鎖的な印象がありました。壁は白いタイル張りで、湯舟のところがちょっとだけ石垣風になっています。かなりシンプルな感じで、ちょっと狭いこともあり、壕のような印象もあります。洗い場はそこそこの数はあり、ボディソープやシャンプー、コンディショナーの他、洗顔用のジェルなど、アメニティは充実している感じです。湯舟は脇にステンレスの階段が設けられていました。湯は無色透明でサラサラとした湯です。泉質はカルシウム・ナトリウム-硫酸塩温泉だそうです。循環されているようなので飲泉はできなそうですが、軽く味見をしてみても、あまり気になるような味覚はないようでした。ジャバジャバと石垣から湯舟へと注がれていて、湯の音だけが豪快に響き渡る感じでした。お湯の印象は悪くありませんが、閉鎖的であまり楽しくはない浴場で残念でした。翌朝は男女が入れ替わるので、海側の浴場となっていました。地下にあるのは変わりないので、同じだろうと期待せずに向かいましたが、こちらは脱衣所もゆったりと広くて、そこそこの規模があるようです。浴場はやはり窓もなく閉鎖的なのは変わりないのですが、ゆったりと広いこともあり、だいぶ印象が異なります。湯舟には円形のかぶり湯もあり、背後の壁にはモザイク画というか、模様が描かれています。よく見るとチョウチョウウオのようなシルエットで、なかなか洒落ています。これだけでもずいぶんと印象が変わるものですね。のんびりと湯に浸かっていると、たまに振動というかゴーッという音が微かにします。何だろうと不思議に思ったのですが、どうやら波の音のようです。確かにこのすぐ先はビーチなので、波の振動も伝わってくるのでしょう。湯の豪快に注がれる音が響いているので、なかなか気づきにくいですが、確かに波音を感じながら湯を楽しむことができました。景色こそは見えませんが、海を感じられるのはいいですね。客室はすべてオーシャンビューのようですので、景色は客室からいくらでも眺められます。浴場はじっくりと静かに過ごすのがいいかもしれません。全体的にとても雰囲気がよくて、非常にいいホテルでした。
掲載: 2025/12/14
Data
- 所在地:静岡県賀茂郡松崎町江奈
- 源泉名:松崎温泉 松崎3号
- 入浴 :2025年6月
- 泉質 :カルシウム・ナトリウム-硫酸塩温泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉)
- 泉温 :源泉60.4度
- PH :8.4
- 形態 :温泉観光ホテル 男女別
- 効能 :きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症など
- 露天風呂:なし
- 開放度:☆
- 清潔度:☆☆☆☆
- 気軽度:☆☆
- 景色 :
- 総合評価:☆☆☆
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