静岡県
しもがもおんせん・ぎんのゆかいかん
下賀茂温泉・銀の湯会館
ゆっくりと過ごせる町営の日帰り温泉施設
伊豆半島の南部、山々に囲まれた青野川沿いに静かで落ち着いた下賀茂温泉があります。温泉の歴史は古く、永禄年間(1558-1570)に湯治場として開湯したとのことです。銀の湯会館は、温泉街の奥にある日帰り温泉施設です。前々からずっと訪れたい温泉施設でしたが、時間帯が合わなかったり休館していたりと、タイミングがなかなか合わない、そんなすれ違いの温泉施設でした。今回はようやく訪れることができました。入口脇には大きな櫓が建っていて、とてもゆったりとした大きな施設がありました。駐車場に車を停めてさっそく館内に向かいます。右手側にも入口がありましたが、そちらはレストランの出入口のようで、温泉利用は左側の出入口を利用するように書かれていました。さっそく料金を払って中に入りますが、日帰り温泉施設としてはわりといい料金がかかります。そのこともあってか、わりと客は少ないように感じます。また、町民は安く利用できるということもあり、ほぼ周囲の客は地元の方という印象でした。館内はとてもゆったりとしていて、とても清潔的です。のんびりじっくりと過ごせそうな雰囲気がありました。脱衣所を抜け浴場に入ると、こちらもゆったりとした内湯が広がります。内壁側には洗い場が並び、正面にはとても大きな湯舟がど~んと構えています。手前側に小さな水風呂とサウナもありました。かなりシンプルなレイアウトですね。お湯はほぼ無色透明の湯です。6月下旬のめちゃくちゃ暑い日、ちょっとお湯は熱めかなぁと感じましたが、気温が高いだけで温泉の温度はそこそこって感じでしょうか。しかしながら、源泉温度は100度近くあるので、やはり少し温度は高めなのかもしれません。けっこうしっとりとした湯ということもあり、しばらく浸かっていると気だるさを感じるくらい感覚がありました。注がれている湯を少し味見をしてみると、ちょっとした塩分と苦味を感じました。塩分を含む湯ということもあり、気だるさを感じるくらい温まるのでしょう。続いて露天風呂へと出てみます。こちらは正面に屋根付きの大きな湯舟、脇には小さな岩風呂、そして寝湯が3つ並んでいました。小さな湯舟はイベント湯なのでしょうか、「四季の湯 真湯」と書かれいて温泉ではなさそうです。このときは「ひのき」と書かれていて、湯舟の中には布袋が浮かんでいます。その布袋の中にはヒノキの角材が詰め込まれているようでした。小さなヒノキ玉とかではなく、ガッツリと大きな角材が入っているのは珍しいというか、大雑把だなぁと感じがします。お湯は無色透明で、浸かった浴感はほとんど印象がありませんが、角材はしっかりとヒノキの香りが楽しめました。寝湯はなかなかいい感じです。ここは屋根がなく、日光浴をしながら浸かることができました。直射日光も強くとても暑い日だったので、日焼けしそうなぐらい日差しが眩しかったのですが、風がとても気持ち良くてついつい長湯になってしまいました。ただ、時折、頭の下部分の穴から、けっこう熱い湯がじわぁ~っと出てきて、それがちょっと不快でした。それにしても、平日だからか客が少なくて、ほぼ貸切状態です。もう少し料金を安くすればもっと客も増えるのではないかと感じます。しかしながら優雅に過ごせるのも利点かもしれません。雰囲気はとてもいいので、ゆっくりと過ごしたい方にお勧めです。
掲載: 2025/12/18
Data
- 所在地:静岡県賀茂郡南伊豆町下賀茂
- 源泉名:銀ノ湯 下賀茂56号
- 入浴 :2025年6月
- 泉質 :ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉(高張性・弱アルカリ性・高温泉)
- 泉温 :源泉99.6度
- 湧出量:毎分106リットル
- PH :8.3
- 電気伝導率:2790mS/m
- 密度 :1.0126
- 蒸発残留物:20.18g/kg
- 形態 :日帰り温泉施設 男女別
- 効能 :きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症など
- 露天風呂:あり
- 開放度:☆☆☆
- 清潔度:☆☆☆☆☆
- 気軽度:☆☆☆☆
- 景色 :☆☆
- 総合評価:☆☆☆
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