岩手県
つなぎおんせん・つなぎげんせんこうえん
繋温泉・つなぎ源泉公園
岩手県盛岡市繋
つなぎ温泉は岩手県盛岡市、御所湖のほとりに広がる温泉郷で、四季の景観を楽しめる静かな湯どころです。開湯は約900年前と伝わり、盛岡の奥座敷として親しまれてきました。湖畔に旅館が点在し、源泉かけ流しの湯や露天風呂を備えた宿が多く、宿ごとに個性あるおもてなしが売りとなっているようです。御所湖から少し山に向かったところに「つなぎ源泉公園」があります。この「つなぎ源泉公園」は、かつて「荒湯」という高温の温泉が湧き出る源泉があったそうです。湯量も豊富で、とても荒々しいことから、近寄りづらいほどの存在だったらしいです。つなぎ温泉街の主要な源泉だったそうですが、昭和35年(1960)頃から湧出量が減少し始め、平成2年(1990)に自然湧出が止まってしまったそうです。現在は別の場所から汲み上げて利用しているそうです。その荒湯の跡地を公園として整備したのが、この「つなぎ源泉公園」です。公園といっても、そんなに大規模なものではなく、むしろ小ぢんまりとした小さな施設です。公園内には荒湯のモニュメント、手湯、足湯がありました。また、温泉卵体験コーナーというのもあったそうですが、こちらは利用中止になっていました。とても綺麗に整備された公園で、さっそく手湯と足湯を楽しみにやってきました。ところが、足湯はまだお湯を溜め始めたばかりなのか、湯がまだ溜まりきっていません。まぁ、足首ぐらいまではあったので、浸かっていればそのうちいっぱいになるだろうと、利用することにしました。湯は竹筒の湯口からトボトボと注がれています。わりと熱めの湯で、湯舟の湯もそこそこ熱めです。足湯にはちょうどいい温度なのですが、今回は真夏の暑い時期に訪れたので、ちょっと浸かっているだけでもしっかりと汗が出てくるほどです。でも、これが気持ちいいんですよね。足湯は長方形の湯舟の両サイドに木製の腰掛があり、湯舟の中央には大きなテーブルがあります。テーブルがあるので飲食OKなのかと思ったら、飲み物はOKだけど、食事はNGとのことでした。でも、ゆったりとしていて過ごしやすいです。湯はほぼ無色透明で、ツルツルとした滑らかな感覚がありました。また、ぷ~んと香る硫化水素の香りもけっこう強めです。泉質は「アルカリ性単純硫黄温泉」とあります。特に見た目には硫黄成分の沈殿や浮遊などはみられず、硫化水素の香りだけが漂います。しっかりと整備された公園なのですが、下の温泉街からは少し山を登っていくので、わりと利用者は少ないようです。このときもひとり後から来ただけで、ほぼ貸切状態でした。気軽に利用できながらも、快適に過ごせるのは嬉しいかぎりです。温泉たまごの体験施設は無くなってしまったものの、源泉でつくった温泉たまごは温泉街で購入できるようなので、お土産に購入してもいいのかなと思いました。散歩がてらちょっと足を延ばして、ここまで足湯を楽しみに来て欲しいと感じました。
掲載: 2026/03/28
Data
- 所在地:岩手県盛岡市繋
- 源泉名:新瑞光の湯、至光野湯 混合泉
- 入浴 :2025年8月
- 泉質 :アルカリ性単純硫黄温泉(低張性アルカリ性高温泉)
- 泉温 :源泉63.4度
- PH :9.1
- 電気伝導率:82.3mS/m
- 蒸発残留物:0.534g/kg
- 形態 :足湯 男女混浴
- 適応症:自律神経不安定症、不眠症、うつ状態、アトピー性皮膚炎など
- 脱衣所:なし
- 開放度:☆☆
- 清潔度:☆☆☆
- 地元度:☆☆☆
- 穴場度:☆☆☆
- 景色 :☆☆
- 総合評価:☆☆☆
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