1. トップページ
  2. 温泉天國のススメ
  3. 金浦温泉・学校の栖

秋田県

このうらおんせん・がっこうのすみか

金浦温泉・学校の栖

小学校跡地に建つ和モダンな旅館
秋田県にかほ市、海岸からちょっと入ったところにある「金浦温泉 学校の栖」という温泉旅館を訪れました。以前からずっと気になっていた温泉旅館ですが、なかなか訪れる機会がなく、もう何年越しになるのでしょう?今回は宿泊ではなく立ち寄りで入浴してきました。ここはネーミングもなかなかユニークですが、それもそのはず、ここは明治7年から昭和55年まで「大竹小学校」という学校があった場所で、その跡地に建つ温泉旅館です。玄関脇には二宮尊徳像があったり、記念碑があったり、また、玄関には「星雲の門」という古めかしい門が構えてあるなど、かつての小学校の名残りがあり雰囲気もちょっと独特です。しかしながら平屋建ての和モダンな雰囲気の旅館で、とても高級感のある佇まいです。館内に入りフロントで受付をして浴場を目指します。館内もとても優雅な雰囲気で、とても学校のような雰囲気ではありませんが、客室が1年1組とか、2年2組とか学級番号になっているようで、とても面白いです。食事も給食っぽいのかと思いましたが、料理もまた自慢のようで、季節折々の鮮やかな料理が楽しめるそうです。浴場はレイアウトが異なるのか、日替わりで男女が入れ替わるそうです。さっそく浴場に入りますが、浴室は手前側に洗い場、そしていくつかの湯舟がありました。湯舟は青白く濁っている湯もあれば、無色透明の湯舟もあります。何だか色々とこだわりを感じる気配がありました。まずは無色透明の湯舟に入ってみます。こちらはライオンの頭から湯がトロトロと注がれています。壁には「温泉内ラジウム鉱泉」と書かれています。北投石のラジウム鉱泉なのだそうです。特に気になる浴感もなく、とてもあっさりとした湯でした。その隣にとても小さな湯舟があります。こちらは少し白濁していました。そして浴室で一番大きな湯舟が白濁しています。壁には「温泉内硫黄温泉」と書かれています。青白く濁った湯は透明度20センチくらいでしょうか、けっこう濃厚です。そして硫黄泉独特の硫化水素臭が漂います。しっかりとした硫化水素臭ですが、そこまでキツくは感じず、ほんわかと香る程度です。でも、この香りがまたいいんですよね。浴室の奥にはいくつかの扉があります。右端の扉を開けると外へと出られました。そこには狭いテラスのような場所になっていて、奥に一脚だけデッキチェアが置かれていました。涼み処ですね。その隣にはサウナがありました。そんなに大きなサウナではなく、けっこう小ぢんまりした感じでした。そして一番左側の扉を開けると、こちらは露天風呂となっていました。露天風呂といっても周囲は壁で囲われ、天井が少し見えるかなってぐらいで、清涼感はありますがほとんど開放感はありません。こちらの露天風呂は新しく改築したのでしょうか、けっこう柱も湯舟も綺麗で新しさを感じます。湯舟は2つに区切られていて、大きい方は白濁し「硫黄温泉」と書かれています。小さい方は濁りが薄く、「硫黄冷泉」と書かれていて冷たい水風呂となっていました。どちらも硫黄泉ということで、硫化水素臭がするものの、周囲の壁や柱の木材の香りがまだ新鮮で、とても爽やかさを感じました。いろいろと湯めぐりを楽しみながら、しっかりと温泉を楽しめました。とにかく雰囲気もよく、またもう一方の浴場も気になるので、やはりここは宿泊で訪れるべきだったかなと思いました。人気のある旅館なので、トップシーズンなどは早目に予約するのをオススメします。
掲載: 2026/04/28
Data
  1. 所在地:秋田県にかほ市前川
  2. 源泉名:金浦温泉
  3. 入浴 :2025年8月
  4. 泉質 :単純硫黄冷鉱泉(硫化水素型)(低張性中性冷鉱泉)
  5. 泉温 :源泉12.8度
  6. PH :6.5
  7. 密度 :0.9984
  8. 成分総計:0.7384
  9. 形態 :温泉旅館 男女別
  10. 適応症:アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、慢性湿疹、表皮化膿症など
  11. 露天風呂:あり
  12. 開放度:☆☆
  13. 清潔度:☆☆☆☆
  14. 気軽度:☆☆
  15. 異色度:☆☆☆☆
  16. 景色 :☆☆
  17. 総合評価:☆☆☆☆