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山形県

いいでおんせん・いいでかいらぎそう

飯豊温泉・飯豊梅花皮荘

雄大な飯豊連峰を見上げながらの入浴
山形県の南部、新潟県との県境にも近い小国町の飯豊温泉に行ってきました。けっこう山へと向かう、自然豊かな辺鄙な場所にある温泉地で、そこにある「梅花皮荘」にやってきました。ここは公共の宿、国民宿舎です。立ち寄りでの入浴で向かいましたが、かなり辺鄙な場所にあるため、行くのをどうしようかと躊躇するような場所にありました。といっても、けっして悪路でもなんでもなく、ちょっと寄り道程度で行くことができました。とはいえ国道113号線からは15kmほど離れています。所々に集落もあるのですが、とても雪の深い豪雪地帯なのでしょう。ほとんどの家は玄関が2階にありました。これはなかなか衝撃的なスタイルです。そして辿り着くと、ポツンと大きな建物があり、そして背後には雄大な山々が聳え立ちます。ほんと、登山者向けの山の景色という感じがします。さっそく館内に入って、入浴の受付をしようとすると、「今日は温泉がぬるいので」と、料金を割引してくれました。いや、真夏のこんな暑い日なので、むしろぬるい方がいいでしょうと、とても恐縮してしまいます。どうやら源泉の引き湯に問題があって、湯量が確保できていないそうです。源泉は少し山の奥に入ったところにあり、そこから引き湯をしているとのことでした。ずいぶんと辺鄙な場所にある温泉ですが、800年の歴史があると謳っています。詳しくはわかりませんが、800年前というと平安時代後期か鎌倉時代前半ってことでしょうか?ずいぶんと歴史があるようです。さっそく浴場に向かうと、館内は思いのほか優雅でゆったりとしています。もっと簡素な宿を想像していただけに、「けっこういいかも」と思い始めました。脱衣所は棚にカゴ、そして貴重品用のロッカーもあります。そこそこ規模はあるようです。浴室はゆったりと広く、壁側に洗い場が並び、正面に大きな湯舟があります。内湯だけのシンプルな浴室ながらも、ゆったりとしているので気持ちいいです。そしてまた、外側は窓になっているのですが、山々を優雅に眺められる景色が広がっています。そのこともあってか、内湯ながらも開放的な感じも少しありました。洗い場にはボディソープやリンスインシャンプーも用意されています。宿泊施設なので当たり前ですが、登山帰りなど、立ち寄りで入浴する人にとっては、そこは大事だと思います。さっそく湯舟に浸かってみますが、なるほどぬるいです。ぬるいといっても、夏場ならむしろちょうどいい温度です。浸かっているとウトウトと眠くなるくらいの、快適すぎる温度なのです。夕暮れも間近という少し遅い時間に訪れたのですが、少しずつ空が青から赤味を帯びてくると、風情も感じられ、余計に眠くなるのでした。湯はトロトロと注がれ、かけ流しになっているようです。湯舟からは大量に溢れ出ていました。浴感としてはあまり癖もなく、あっさり、さっぱりとした湯です。汗を流すにはちょうどいい湯ではないでしょうか。しばらく浸かっていましたが、何度か気を失うような、ほんと心地よい湯で長湯してしまいました。ちょっと辺鄙感があり、すごく落ち着く温泉でした。
掲載: 2026/05/13
Data
  1. 所在地:山形県西置賜郡小国町小玉川
  2. 源泉名:1号、2号、3号、4号、5号混合泉
  3. 入浴 :2025年8月
  4. 泉質 :ナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素塩・硫酸塩温泉
  5. 泉温 :源泉51.7度
  6. PH 6.6
  7. 蒸発残留物:1367mg/kg
  8. 形態 :温泉宿泊施設 男女別
  9. 適応症:きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症など
  10. 露天風呂:なし
  11. 開放度:☆☆☆
  12. 清潔度:☆☆☆
  13. 気軽度:☆☆
  14. 異色度:☆☆☆
  15. 景色 :☆☆☆☆
  16. 総合評価:☆☆☆☆