静岡県
いなとりおんせん・いなとりとうかいほてるゆえん
稲取温泉・稲取東海ホテル湯苑
新島や利島を眺めながら優雅な温泉タイム
伊豆半島の東側、東伊豆町にある稲取温泉を訪れました。稲取温泉はちょこんと突き出た半島にある温泉地です。元々漁港として栄えてきた賑わう街で、そこに温泉旅館や民宿がいくつも建っていて、活気のある街となっています。温泉の開湯の歴史は浅く、昭和31年(1956)に57度の天然温泉が湧出したのがはじまりとのことです。今回は岬の海側、巨大な岩がゴロゴロと転がる海岸沿いに建つ、稲取東海ホテル湯苑に日帰り入浴でお邪魔しました。とてもロケーションがよく優雅な雰囲気のホテルですが、壁にも大きく「日帰り温泉」の文字があるので、とても気軽に利用できるありがたいホテルです。さっそくフロントで受付をすると、本日の男湯は5階とのことでした。どうやら浴場は3階と5階にあり、定期的に男女が交替するようです。ちなみにフロントのあるフロアは2階だそうです。海沿いにあるホテルなので、眺望も期待できます。エレベータで5階につくと、廊下の先に浴場入口がありました。扉を開けるとマッサージ機の並んだ休憩エリアがあり、そこからは露天風呂が見えます。脱衣場は奥にあるようです。棚にカゴが並び、手前側に小さな木造の貴重品ボックスがありました。浴室に入ると、手前にかかり湯があり、そして右側には洗い場とサウナ、正面には湯舟があります。はやる気持ちを抑えて、まずは体を流します。洗い場は内側の奥まったところにあるので、少し薄暗い感じです。そしてさっそく湯舟に向かいます。湯舟は大きなガラス窓側にあり、とても明るくて内湯ながらも開放感のある優雅な雰囲気です。窓ガラスからは正面にパノラマに広がる大海原がとても雄大です。下を覗き込むと、けっこうな高さがあり、眼下には岩場が見えました。この岩場は丸くなった巨大な岩がゴロゴロとしているのが、とても風変りに感じます。湯舟は横に広がる大きなもので、無色透明のサラッとした湯です。湯舟の奥側には寝湯もありました。そして気になるのは脇にある露天風呂です。露天風呂もそれなりに大きくてゆったりとしています。外へと出ると木造の階段があり、そして大きな湯舟があります。湯舟は縁の部分は木造ですが、床は石になっています。青っぽい凝灰岩のように見えますが、これは伊豆石でしょうか。湯舟は奥にチョロチョロと流れる打たせ湯があり、そして海側は一段低い位置に細長い湯舟もあり、2段構えになっていました。下側の湯舟は上側の湯舟からのオーバーフローが座湯のように流れていて、海を眺めながら半身浴をするような感じで温泉を楽しむことができます。そしてやはり何と言ってもこの開放感は只者ではありません。内湯とほぼ同じ景色ですが、やはりガラスがあるのと無いのとでは違いは雲泥の差です。海風もしっかりと感じるし、何よりも波の音がしっかりと聞こえてきます。正面にはキラキラと輝く海と、その先には利島や新島の島影もあり、ものすごい開放感を味わいながらの優雅な入浴ができました。平日の昼間だったこともあり、他に利用客もなく、こんな優雅な浴場を独り占めしながら優雅に過ごすことができ、とてもラッキーでした。とにかくロケーションはばっちりで、できればこのまま宿泊したいなと感じるくらい気に入ってしまいました。宿の方もとても親切で丁寧だったので、印象もよく、また是非利用したいなと思いました。
掲載: 2026/06/09
Data
- 所在地:静岡県賀茂郡東伊豆町稲取
- 源泉名:稲取東海ホテル温泉(稲取2号)
- 入浴 :2025年10月
- 泉質 :ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉(低張性・中性・高温泉)
- 泉温 :源泉72.0度
- PH :7.0
- 成分総計:6.465g/kg
- 形態 :温泉ホテル 男女別
- 適応症:きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症など
- 露天風呂:あり
- 開放度:☆☆☆☆☆
- 清潔度:☆☆☆☆☆
- 気軽度:☆☆
- 優雅度:☆☆☆☆☆
- 異色度:☆☆☆
- 人気度:☆☆☆☆
- 景色 :☆☆☆☆☆
- 総合評価:☆☆☆☆
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