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島根県

ゆのかわおんせん・しきそう

湯の川温泉・四季荘

コスパ最高、こだわりのサウナと美人の湯
宍道湖の西岸にある出雲空港(出雲縁結び空港)まで羽田から飛んできました。夜の便だったので、空港から近い場所で宿を探していると、妙に格安の宿を見つけました。しかも空港から一番近い温泉地です。そこは湯の川温泉です。湯の川温泉と言えば、和歌山県龍神温泉、群馬県川中温泉と並んで日本三美人の湯を謳っている温泉地です。アクセスのいい場所ではありますが、いくつかの宿が点在する歓楽街などの無い閑静で素朴な静養向けの温泉地です。その温泉街の中では最深部に位置する山の入り口にあるのが、「こだわり和牛会席の温泉旅館 四季荘」です。山陰本線の荘原駅から徒歩20分ということなので、頑張れば空港からも歩けるかなという近さです。でも、「和牛会席」なんてなかなか高級そうな雰囲気の宿ですよね。でも見つけたのは破格の値段です。というのも、2024年の夏にオープンしたばかりという、カプセルルームのプランがあるのです。こんな静かな山の温泉にカプセルルームがあるというのも驚きですが、空港や駅からのアクセスを考えると、意外とニーズがあるのかもしれません。しかも、色々とサービスがついていたので、ついつい飛びついてしまいました。さっそく空港に到着したところで、宿に向かいます。ちょっと天候が悪かったのでタクシーを利用しようか悩みましたが、距離感を楽しみたかったので徒歩で頑張りました。宿は平地からはすぐなのですが、ちょっと坂道を上ります。標高差は80メートルぐらいでしょうか。なんだかんだと1時間ほど歩きましたが、散歩するにはちょうどいい距離かもしれません。宿はわりと静かで落ち着いた印象があります。外観からは真新しさは感じないので、改装したという感じでしょうか。門限ギリギリになってしまったので、すぐにチェックインをして案内を受けます。カプセルルームは受付のすぐ隣にありました。小ぢんまりとした部屋ながらも新しく清潔的で機能的、非常に快適です。荷物はサウナ専用ロッカールームを使用するようです。さっそく温泉浴場へと向かいますが、サウナとは別の脱衣場になります。どうやらサウナは元々別料金なようです。カプセルルームプランはサウナが使い放題のサービスとなっているようです。浴場はわりとシンプルです。ちょっと小ぢんまりとした印象もあり、オーソドックスで素朴な感じです。浴室もそんなに広くはなく、手前側両サイドに洗い場があり、正面に中規模の湯舟がひとつあるだけでした。お湯は無色透明の湯です。美人の湯ということで期待しますが、とてもサラッとしていてわりと落ち着いた印象の湯です。三美人の湯を謳うわりにはインパクトは弱いですが、実はここの湯には底力があり、後からジワジワと実感するような湯なのです。湯の川温泉の他の施設も利用したことがありますが、どこもそんな感じでした。内湯は落ち着いて利用できますが、いまいちシンプル過ぎて盛り上がりません。やはり露天風呂でしょう。脇の扉から出て回り込むと、ゆったりと大きな岩風呂の露天風呂があります。半分は大きな屋根がついていて、半分は開放的な露天風呂です。ゆったりと広く、そして正面も木々を見下ろすように開けているので、開放感を楽しみながらの森林浴気分で入浴が楽しめます。内湯よりも少しぬるめだったこともあり、じっくりのんびりと温泉を楽しむことができました。露天の奥には小さな扉のようなものがあります。どうやらサウナ側と繋がっているようです。さっそくそちらにも潜入してみます。するとそこはまず広いウッドデッキにデッキチェアが並んだ外気浴エリアがあります。その奥には水風呂がありますが、最深部は160センチという深さもあるという優れものです。その脇にサウナの建物がありました。フィンランド式のサウナだそうで、ロウリュウも楽しめるそうです。中に入るとそれぞれに衝立で仕切られた座席があり、目の前のモニターに流れる焚き火の映像を眺めながら瞑想できるような雰囲気です。しかも、虫やヒグラシの鳴き声が静かに流れているなど、まるで真夏の山の中でキャンプしているような気分になれます。また、サウナストーンには、鳥取県東部の芦津渓谷で採掘される「レッドシリカ」を導入しているそうで、熱伝導率が高い高品質な国産サウナストーンが自慢とのことでした。なるほどとても快適で過ごしやすいサウナ施設で、これなら別料金を払ってでも利用したい、モダンなスタイルのサウナでした。さらに別室にサウナ休憩室があったり、サウナ室のようなレストランがあったりとモダンで設備も充実しています。ちなみに宿泊では、ハイボール・焼酎・酎ハイ・梅酒・日本酒などが飲み放題。さらに翌朝には地元産玉ねぎをたっぷり使用した「特製カレー」が食べられるなど、とにかくコスパが高くて最高の施設でした。おかげさまで翌朝までぐっすりと快眠できました。翌朝は朝風呂を楽しみましたが、今日から天気が急変して日本海側では大雪になるとの予報があり、このときは小雪が舞う雪見風呂となっていました。風情があって情緒を楽しめましたが、内心この後が心配で落ち着きませんでしたが、とにかく居心地のいい施設で連泊したいなと思えるぐらい気に入りました。また、機会があれば是非とも利用したいと思います。
掲載: 2026/07/20
Data
  1. 所在地:島根県出雲市斐川町学頭
  2. 源泉名:湯の川温泉
  3. 入浴 :2026年1月
  4. 泉質 :ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物温泉(低張性弱アルカリ性高温泉)
  5. 泉温 :源泉50.5度
  6. 成分総計:1.61g/kg
  7. 形態 :温泉旅館 男女別
  8. 適応症:神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばりなど
  9. 露天風呂:あり
  10. 開放度:☆☆☆☆
  11. 清潔度:☆☆☆☆
  12. 気軽度:☆☆
  13. 異色度:☆☆☆
  14. 景色 :☆☆☆
  15. 総合評価:☆☆☆