黒湯づくし

7 Apr. 2007

天気	晴れのち曇り
気分・体調	まぁまぁ
所在地	茨城県行方郡北浦町山田
移動距離	209km

• 鉾田温泉

  

  春の陽気に誘われて、週末のドライブとまいりましょう。今回は茨城県にやってきました。埼玉から関越、外環、常磐と高速を乗り継いで、辿り着いたのは鉾田温泉。ここには「ほっとパーク鉾田」という温泉施設があるけど、そのすぐ隣の老人福祉センター「ともえ荘」に入ります。こっちの方が地味だけど、料金が安いからねぇ。老人でなくとも一般の方も利用可能なんです。

• 温泉の色

  

  浴場はいたってシンプル。内湯のみですが、これがまた個性的な湯です。湯舟はひとつですが、湯は真っ黒なんですねぇ。真っ黒というよりはドブ色というべきですかね。意外とサラッとした湯だけど、ツルツルっとした浴感がたまりませんぞ。桶ですくってみると、ご覧のとおりけっこう濃厚な色をした湯ですぞ。老人に囲まれながら、ゆったりと温泉を満喫。

• 温泉スタンド

  

  ちなみにこの駐車場には温泉スタンドがあります。しかも無料で利用できるようです。お一人様、20リットルタンク2個までの制限があるようですが、無料とは太っ腹ですね。そんなわけでさっそく持ち帰ることに。実際に汲んでみると、浴室の湯よりも相当濃厚なようですぞ。注意には10倍以上に薄めて利用せよとのこと。ありがたく使わせていただきますぞ。

• なかね製菓

  

  先ほど、鉾田温泉に向かう途中に「なかね製菓」という工場直営の菓子屋があった。気になりつつも通り過ぎたのですが、帰り際にまた同じ道を通ったので、「名物」の幟につられて入ってみることにした。先ほども何台かの先客がいたのだけど、今もまた次々と客がくる。中に入ってみると、ドラ焼きとか最中とか饅頭とかが売られているぞ。とても素朴な雰囲気なんだけど、妙に惹かれる。人気店なのかな？

• 観音最中

  

  とりあえず、「名物」と書かれている「観音最中」というのを買ってみた。後で調べてみると、戦後間もない頃から製造販売をはじめている老舗のお店のようです。一個30円の饅頭が人気だとか。あと、気になったのがヨモギ餅なんだけど、ちょっと食べたいだけなのに、巨大な塊りが売っていたので、あえなく断念。ちなみに、お味は、とぉ〜っても素朴。いい感じですぞ。

• さくら

  

  やっぱり春だね。春といったら桜だね。そんなわけでどこもかしこも桜が見頃。場所によっては散り頃だったりするけど、とにかく風流なものだよね。そーいや、あちらこちらの公園も満開なんだけど、宴会をしている姿を見ないなぁ。この近所の人はあまりそういうのやらないのかな？それとも別にめっちゃいいところがあって、そこに行っちゃうのかな？

• 霞ヶ浦大橋

  

  こちらは霞ヶ浦大橋。霞ヶ浦の北部に架かる立派な橋です。この橋のたもとには道の駅「たまつくり」があるんだけど、これがなかなか立派なところ。農産物の直売所があったのだけど、どうやらまだオープンしたてのようで、真新しい。しかも、この霞ヶ浦大橋を眺められるようにテラスまで作られていて、ドライブの途中に一息つくには最適なところでした。

• とんかつ

  

  さてさて、お腹も空いたところでランチタイム。道の駅のレストラン「玉水苑」にやってきた。霞ヶ浦で獲れた魚料理でも食べようと思っていたんだけど、どうやら今は取り扱っていないみたい。そんなわけで次に売りにしているトンカツを食べることにした。ジャンボとんかつということで、けっこうボリュームたっぷり。食べきれないサイズではないけど、満腹になっちゃいました。

• ドロー

  

  「カツ」を食べたところで、次に向かったのは鹿島スタジアム。今日はJリーグ、鹿島アントラーズvs大宮アルディージャの試合なんですね。ちなみにこの両チームとも、今季はまだ白星なし。絶不調同士の試合。負けた方は最下位なんです。鹿島が最下位とはどうしちゃったのでしょうかね。結果はドロー。今まで大宮は鹿島から勝ち点を得たことがなかったので、初の勝ち点１。大宮の最下位決定だけど、まぁよかったのかな。

• 北浦湖畔荘

  

  今夜の宿は、鹿島スタジアムから40分ほどのところ北浦湖畔にある、その名も「北浦湖畔荘」。そのまんまのネーミングだね。しかもここは温泉付きの宿。さっそく浴場に向かうとこれがまた真っ黒な個性的な湯。二つある湯舟のうち、手前は水風呂、奥は加熱湯。どちらも温泉ですぞ。しかもツルツルとした浴感がたまらなく気持ちいい。本日は黒湯づくしですな。そんなわけで、一日目は終了。