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富山の温泉

3 Nov. 2007
天気 晴れ
気分・体調 ほろ酔い加減
所在地 富山県富山市
移動距離 425km
行動範囲地図 行程表
  • 小泉鉱泉

    小泉鉱泉

    さてさてすっかり秋も深まり、寒い日々が続きます。ここのところ週末も仕事続きだったのだが、今週は急遽休みをいただけることになった。そんなわけで慌てて旅行の計画をしたのでした。今回は一気に日本海までやってきて辿り着いたのは富山県。長い道のりですが、頑張ってやってきたぞ。そして向かうは小泉鉱泉。滑川市にある温泉旅館なのですが、な、な、なんと、廃業。というより破産なのだそうだ。むむ、残念。

  • 清水鉱泉

    清水鉱泉

    先ほどは潰れてて入れなかったので近くの清水鉱泉にやってきたぞ。こちらは小さな共同浴場といった感じのところ。かなり鄙びていて、おっ、いい味でているぞ。窓が開いていたので中を覗くと、おや? 脱衣所には荷物がいっぱい並んでいるぞ。それに奥に見える湯舟には湯が無い。ん? な、な、なんと、こちらも廃業のようです。ちょうど主人らしき人が出てきたので訪ねると、やはり既に廃業とのこと。あららららら。今日は幸先の悪いスタートですな。

  • 生地第一温泉

    生地第一温泉

    どうも今日はついていない。そんなわけで滑川市を後にして黒部市へとやってきました。こちらは港の脇にある生地第一温泉。こちらの旅館はきっちりと営業しておりましたぞ。玄関はリニューアルをしたのかとても新しい感じがしたけど、奥にある浴室はちょっと年季が感じられる。でも内湯ながらも広くてゆったりとしていて、無色透明の湯は滑らかながらも塩分を含む個性的な湯でした。うむむ、なかなか気分がいいぞ。

  • 変な鳥

    変な鳥

    のんびりと湯に浸かりながら窓の外に目をやると、ガラス窓のすぐ外側に大きな木があり、そこで何やらモゾモゾと動く影。ん?風の影響にしては変だぞ。と思って近くによって見ると、何と大きな鳥が目の前で休んでいた。二羽いたのだけど、本当にすぐ目の前。1メートルぐらい先。ジーっと見つめていたら、視線を感じたのか少し離れたところにいっちゃった。バードウォッチングもできる温泉でした(?)。

  • 海の駅 蜃気楼

    海の駅 蜃気楼

    今回はしっかりと温泉めぐりをする予定だったけど、結局一件まわったところでランチタイム。ここは埋没林博物館のすぐ目の前にある「海の駅 蜃気楼」。ここには魚津の特産品コーナーや、朝市などの会場、食事処や鮮魚の販売まで、海の幸を満喫できるようですぞ。名前にもあるとおり、目の前の岸壁では富山湾の蜃気楼も現れることがあるそうな。この時期はさすがにないけど、一度は見てみたいなぁ。

  • 海鮮丼

    海鮮丼

    ちょうど昼時なので、ここで昼食にしましょうかね。ここにはいくつか食事処があるんだけど、「浜のかあちゃんの店 幻魚房」という魚料理の店に入った。すると「特選海鮮丼」というのがあり、少々値段は張るけどうまそうなどんぶりを発見。この時期におススメの白エビも入って、超豪華。白エビは富山湾の宝石と言われているそうですが、なるほど口の中でふんわりととろけてしまうという、何とも不思議な美味しさがありましたぞ。うーん、めちゃくちゃうまかったぞ。

  • 大谷温泉

    大谷温泉

    さて、続いてはそのまま少し内陸に入ったところにある大谷温泉にやってきたぞ。ここも旅館のようですが、営業をしているのかちょっと怪しい雰囲気。しかし中に明かりがついているので入ってみると、現在は小浴場のみで営業をしているようです。奥には大きな風呂もあるみたいだけど、原油高でとても維持できないそうな。それにしても家庭サイズ並みの小さな浴場。ちょっと寂しいなぁ。

  • ドーミーイン

    ドーミーイン

    早いもので陽も傾いてきましたぞ。本当に昼が短くなった気がするよね。そんなわけで本日のお宿にやってきました。ここは富山市にあるビジネスホテルのドーミーイン富山。実は富山中の温泉宿に片っ端からアタックしてみたんだけど、連休とあってどこも満室。15件ぐらい探してみたけどダメだった。まぁ、温泉もついているようだし、ビジネスホテルでもいいのかな。

  • 超本格派の浴場

    超本格派の浴場

    さっそく浴場に向かうと、これがびっくり。すっかりビジネスホテルだとナメてかかっていたのですが、超本格派。雰囲気は純和風に演出されていて、高級和風旅館にでも来たかのような大人の雰囲気。湯は紅茶のような濃い色の湯で、また滑らかな湯。大量に掛け流されていて、いやはや驚いたね。ここは温泉好きなら一度は入ってみてもいいのではないだろうか。おススメですぞ。

  • 富山城

    富山城

    浴後には夕食を食べようと、外出してみたぞ。ホテルから歩いて駅の方に向かっていくと、すぐに富山城が見えてきた。すっかり日も暮れて、暗闇の中にライトアップされている様は、なかなか見応えがあったぞ。荒城の月のモデルになった城としても有名らしいです。そうかぁ、荒城の月かぁ、懐かしいなぁ・・・・。ん?はて?どんなメロディだったっけ?

  • ゲンゲ

    ゲンゲ

    本日の夕飯は、富山駅の近くにある「釜めしふる里」。居酒屋的な要素のある釜飯屋らしい。何かビールのつまみになるものはないかとメニューを見ると「ゲンゲ」というのがあった。何かわからんが頼んでみると、ちょっとグロテスクな魚の干物が出てきたぞ。日本海側では一般的な魚で、深海魚らしい。見た目が悪いので恐る恐る食べてみたけど、これがまた美味い。本当に美味い。そんなわけでほろ酔い加減で夜は更けるのでありました。