温泉パラダイス -湯けむり紀行-

雫石周辺はパラダイス

25 May. 2013

天気	晴れのち曇り
気分・体調	ふぅ～、疲れた
所在地	秋田県仙北市田沢湖生保内駒ケ岳
移動距離	95km

池と一体化したような露天風呂

昨夜はぐっすりと眠ったところで、朝になりましたぞ。まずは朝風呂。このホテルは浴場はこの露天しかなく、内風呂がないんです。でも、ご覧のように池と一体化したような風情ある露天風呂なんですねぇ。柱の手前側が湯舟で、その向こうは池なんですよ。湯舟から溢れ出た湯が池に注がれているけど、池は水なんです。
目の前を優雅に泳ぐ鯉

しかも、その池には鯉がたくさん泳いでいるぞ。ほんと、すぐ目の前なので、手を伸ばせば鯉を触れるぞ。まぁ、相手も警戒しているので、手を伸ばすと逃げるけど、不意をついてやると、びっくりしてたぞ。そんな優雅な露天で優雅なお目覚めなのでした。
のどかな景色の広がる網張温泉

続いて網張温泉方面に向かったぞ。以前、この先にある仙女の湯には言ったことあるけど、その手前に「ありね山荘」という温泉施設があった。ポツンと丘の上に建つ温泉施設で、その周辺は牧場のようになっているぞ。なんとも牧歌的な景色で、落ち着きますねぇ。
湯舟の目の前にはヤギがいた

この「ありね山荘」ですが、山荘という名前なので宿泊施設かと思いきや、わりと小ぢんまりとした日帰り温泉施設でした。丘の上にあるので、まわりの山々など、見晴らしもいいのですが、なんと湯舟の目の前にはヤギがいるのです。これは内湯のすぐ目の前、ガラス越しにヤギが飼われていました。動物園みたいですな。
開放的な露天風呂

ありね山荘には、小さいながらも露天風呂もあった。露天も小ぢんまりとはしながらも目の前は先ほどの牧場というか、ヤギたちが見える展望的な露天風呂。高原らしい清々しい風もいいもんだ。ちょっと肌寒いくらいだけど、温泉に浸かるならちょうどいいね。
森の中の静寂な露天風呂

続いて向かったのは「雫石南網張ありね温泉・ゆこたんの森」という温泉宿泊施設。日帰り温泉もやっているようなので訪れてみたぞ。ここは森の中というか林に囲まれた優雅な露天風呂。宿の雰囲気もいいし、のんびりとした感じがたまらんぞ。ここは立ち寄りではもったいない感じだな。
開放感ある露天風呂

今日はじゃんじゃん温泉に入りまくるぞ。というわけで続いて「ぬくもり温泉・ぬくもりの里NUC」という温泉宿にむかった。こちらは先ほどとは対照的で、とても明るく開放的な露天風呂。太陽が眩しく照りつけるので、夏場は暑いかもね。でも高原らしい爽やかな風がたまらんの。
滝ノ上温泉の噴煙地帯

そろそろ夕方になってきたので、本日の温泉巡りも終盤。葛根田川をのぼって少し奥まったところにある滝ノ上温泉にやってきたぞ。わりと辺鄙な雰囲気のところだけど、宿がいくつかある。そしてその周囲には湯けむりのあがる噴煙地帯。なかなかワイルドなロケーションが魅力的だわ。
秘境ムード満点の滝峡荘

そして向かったのは、一番奥にある滝峡荘。これがまた見た目とても質素というか素朴というか、山小屋のような簡素な雰囲気がたまらん。ご主人が、今日はお湯の温度がどうのこうの言っていたけど、みんな入っているようなので、入浴することにした。館内は見た目ほどボロくはないみたい。
飾らない素朴さがあたたかい

浴室はご覧のとおり、けっこう小ぢんまりとしたもの。先客もけっこういて、そこそこ人気があるようだ。白濁した湯も濃厚で、温度もちょうどいい感じ。ちっとも不満はないぞ。なんどか主人が湯加減を確認しにきていた。なっとくいくまでこだわって調節しているんだろうね。
盛岡じゃじゃ麺

今日も温泉巡りで忙しくてランチを食べていなかった。ということで、ちょっと遅いけどランチにしよう。昨晩きた道の駅あねっこの中にある食堂で、盛岡じゃじゃ麺を発見。中華料理のジャージャー麺を盛岡風にアレンジしたローカルグルメだよね。とっても食べやすく、美味しかったぞ。
雫石牛サーロインステーキ丼

ランチを済ませたところで、少し休憩。昼が遅かったこともあり、お腹が空きすぎてまだ満腹じゃあないな。ということで、続いてディナー。今度は道の駅の中のレストランで「雫石サーロインステーキ丼」というのを発見。しかも2000円也。すごく悩んだけど、食べてみた。さすがに柔らかくてうまいぞ。
田沢湖を一望

今度は県境を越えて秋田県に入ったぞ。そして向かっていったのは田沢湖高原温泉。夕暮れもせまり、いい感じに田沢湖が見渡せるビュースポットを発見。アルパこまくさという温泉施設だ。だけど閉店も早いようで、もう閉まっていた。駐車場が広いので、とりあえず景色でも楽しもうかね。
白濁の田沢湖高原温泉

そして今夜の宿泊先は、田沢湖高原温泉にある民宿はるかぜです。とりあえず安くすませたかったので、食事なし。でも、目当ては温泉だから問題なし。というわけで白濁の温泉を満喫。民宿なのに浴場の雰囲気もいいし、存分に楽しめたぞ。ということでまた明日。