パワースポット霧島
21 Mar. 2021
天気 | 曇り |
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気分・体調 | もうちょっと晴れてほしいな |
所在地 | 鹿児島空港より帰路 |
移動距離 | 148km + 601miles |
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山の中の静かな温泉
今日もばっちりで目が覚めたところで温泉三昧しましょう。ということでやってきたのは道の駅から車で20分くらいのところにある杉倉温泉。通り沿いなんだけどけっこう辺鄙な場所。あまり情報が無かったので心配だったけど、とてもいい雰囲気の小さな宿って感じ。
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桜を愛でながら
9時半ぐらいに訪れたんだけど、他には客がいなくてひっそりとしている。おかげさまでのんびり湯舟を独占。窓の外には桜があり、桜を愛でながら温泉を飲泉して、お花見気分で入浴。地元の方以外が珍しいのか、後から来た客が話しかけてくれた。ローカルな雰囲気がとてもいいね。
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皇子原温泉健康村
続いてやってきたのは「皇子原温泉健康村」という温泉施設。前々から来たかったところ。もっと垢抜けたところなのかと思いきや、わりと年季も入っていてひっそりとした雰囲気。でも、それなりに利用客は多いのかな。駐車場にはいくつかクルマが停まっていた。
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濃厚な温泉
浴場はタイル張りのオーソドックスなスタイルなんだけど、ここの温泉はお湯が個性的。ジャンジャン注がれている湯は空気に触れると少し濁りが入り、そして湯舟や床をすっかりコーティング。すごく濃厚な印象だけど、浴感は意外とあっさりとしている。寝湯もあってすごくのんびりと入れるのはいいね。
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ウォータースライダー?
外に出る扉があるので露天風呂でもあるのかと出てみると、そこにあったのはウォータースライダー。しかしもう随分と長い間使われていないようだ。ただ、これはかなり怖いと思う。あまりにも急だし、外の釣り堀から丸見えなのもすごい。復活はしないだろうな。
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今日も桜がきれいだ
先ほどからたまに晴れ間が出たり出なかったり。だいぶしっとりとした感じがなくなりすっきりとしてきた。すると、桜もいい感じにそよぎ始めて、とても春らしい気分。駐車場の桜もちょうど8部咲きぐらいで、満開前だけどこれぐらいの時期の桜は初々しさが魅力的だ。
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まぁるい池
ドライブ途中に立ち寄ったのは御池の展望台。御池は火口湖なんだけど、その先に高千穂峰がそびえていて、すごくいい景色。推進が93メートルあって、火口湖では日本で一番深いんだそうな。そのせいかとても神聖な雰囲気を感じるぞ。
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木々のトンネル
深い山の中ってわけではないんだけど、木々に囲まれた静かな場所なので道中もゆっくりドライブを楽しみながらの運転。まだ新緑の季節には早いけど、山の木々も少しずつ芽吹いてきている感じがするね。今日は雨はやんでいるけど、すっきりしない天気なのが残念。
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急な坂の上には
つづいて向かったのは湯穴温泉。通りから急な坂を登ったところにある素朴な温泉。ここは以前にも来たことがあるけど、すごく魅力的だったので再訪。まず見た目の雰囲気は妙にポップというか、ちょっと昔のペンションみたい。だけど、中に入るとこれが・・・
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静か〜に入浴
浴室はすご〜く独特な雰囲気。温泉の成分が濃いので、まるで岩風呂に入っているよう。それにしてもここの人はみんな静か〜に入浴している。脱衣場にいるとき誰もいないのかと思ったぐらい。誰もが無口になるくらい、まったりとしたくなるお湯なんです。ふぅ〜っ。
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まるで鍾乳洞
それにしても本当にお湯が濃厚。浸かっているぶんにはあっさりだし、飲泉してもさっぱりなんだけど、浴室内はけっして古くもないのに鍾乳洞のようになっている。自然とできた造形物なんだろうけど、この不思議なかたちは見るものを魅了するね。
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アマビエの見守る温泉の池
温泉を後にして霧島神宮に行ってみることにした。ところが神宮にたどり着くと急に天候が悪くなり、濃霧に包まれた。そしてすごーく寒い。とりあえず外に出ると駐車場の奥に湯けむりの上がる池があった。温泉の池だね。近づくと温かい。池の畔にはアマビエの像が。見守っているんだね。
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霧島神宮へ参拝
それにしても急に寒くなった。ジャンパーを着こんでいざ出陣。さすがに観光地だけあって人がいっぱい。でもみんな寒いと嘆いている。薄着の人はかわいそうだな。そんなわけで霧の中の幻想的な霧島神宮をご参拝。旅の無事を祈ってきたぞ。
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本日の運勢は小吉
せっかくなので、毎度おなじみのおみくじタイム。でも、今回は引く前から嫌な予感。でも「凶」ではなく「小吉」。まぁ、ぎりセーフって感じかな。「旅行:病難盗難注意せよ」とある。むむむ、怖いこというなぁ。何事も控えめに行動しなきゃいけないな。
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杉木立の中を歩く
霧島神宮を参拝すると、その裏に「山神社」と書かれた小さな看板を発見。あまりにもさりげなく書かれているけど、気になったので行ってみることにした。するとこの先に何かあるとは思えないほど寂しい杉林の中を歩いていく。徒歩数分だけどすごい静寂に包まれているぞ。
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山神社
するとやがて行き止まりというか立入禁止になって進めない。すると脇の林の中に小さな、ほんと小さな祠を発見。どうやらここが山神社らしい。巨木が囲み、すごい荘厳な雰囲気。近くには割札もあり、参拝客が絶えないようだが、とにかく何もない。それが返って心が洗われる感じ。まさにパワースポットだ。
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雲の中
そろそろお腹が空いたなぁ。ということで、もうランチの時間はとっくに過ぎているけど昼食を求めてさまよう。ランチを過ぎているので「準備中」になっている店が多い。ということで近くにある道の駅に行ってみた。ここは展望のいい場所なんだけど、雲の中に入っているようで、辺りは真っ白だ。
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黒豚のジャンボカツカレー
道の駅のレストランは営業していたぞ。こんな時間なので限定メニューは売り切れていたけど、気になったのは黒豚のジャンボカツカレー。さっそく注文したけど、ジャンボなだけあって食べ応え抜群。しかもカレーとの相性もばっちり。ここのカツカレーは好みに合って旨かった。
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ラムネ温泉?
いよいよこの旅のラストの温泉と行きましょう。やってきたのはラムネ温泉。ここも前から行きたかったところ。魅力的な温泉が多すぎて、ようやく来れたって感じ。ちょっと辺鄙っぽいロケーションもいいよね。家族風呂とかもあるけど、露天風呂のある男女別の浴場へ。山に囲まれた秘湯ムードがたまらない。
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ラムネかなぁ?
簡素な脱衣場の先に素朴な湯舟。しかもなかなか個性的なお湯のようで、濃厚さが伝わってくる湯。でもラムネなのかなぁ?外に飲泉場もあるけど、ラムネは甘くなくちゃね。まぁそれはともかく、ここは露天もすごい。もう解放感ばっちりですっかり気に入ったぞ。今度は宿泊も良さそうだな。
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妖艶な桜吹雪
露天風呂から駐車場脇にある桜が見えたのだけど、この桜はピンクの色が濃く、すごく艶やかな印象。風に煽られてヒラヒラと花が散って、すごく艶やかな雰囲気だ。桜の咲く時期に外出すると、なんだかとても華やいだ気持ちになるのは季節感があっていいよね。
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鹿児島空港
そしてついに帰りの準備。鹿児島空港に到着。遅い便なので時間はたっぷりあるから、のんびりと空港内をプラプラしたりラウンジでまったり。そしていよいよフライトの時間。今回の旅はかなり渋めの温泉めぐりで、非常に充実した温泉旅でした。ということで、また次回。