人吉・京町、素朴な温泉
17 Oct. 2022
天気 | 雨 |
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気分・体調 | まったりゆったり |
所在地 | 鹿児島空港より帰路 |
移動距離 | 170km + 601miles |
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朝風呂でさっぱりツルツル
気が付くと朝になっていた。けっこうしっかりと眠ることができて、普段の寝不足もすっかり解消。そんなわけで、まずは朝風呂。昨日は夜景だったけど、朝は視界が開けて開放的だね。ちなみに男湯はホテルの客室からも丸見えな感じ。大らかだねぇ。
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復興した元湯
ホテルをチェックアウトして向かったのは、人吉温泉元湯。人吉城のすぐ目の前にある共同湯だ。昨日、お城を見に来たときに見つけたのでチェックしておいたのだ。昨日の夕方は混雑していたけど、さすがに今日は平日とあって、しかも午前中なので客は少ないみたいだ。
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素朴さがいい
この元湯もとてもいい素朴さを持っている。人吉の温泉施設ってけっこう素朴で素敵なものが多いよね。ここも湯舟はひとつだけという、まさに昔ながらの共同湯。水害で被災したけど、復旧していてよかった。
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錦ヒルトップ 通天の湯
今日は朝からけっこうしっかりと雨が降っている。ずっとやみそうもないな。ということで、次の温泉に行くことにした。やってきたのは隣町の錦町にある「通天の湯」。高台にあるキャンプ場に併設している小ぢんまりとした温泉施設。家族風呂もあって、そちらも人気があるみたい。
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露天がいいね
ちなみに露天風呂がまた素朴で小さいながらも開放的。展望露天風呂なんて書いてあったけど、景色は見えないなぁ。ふと、周りを見渡すと坂の上にも湯舟らしきもの。しかしそこには何も入っていない。それにそのすぐ先にはテントが張ってあって人の声が聞こえる。ん?キャンプ場から丸見え?
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桜の花びら?
すごく大らかな温泉ってことはわかったけど、上の湯舟に湯が入っていないので仕方がなく、下の岩風呂に入る。そういえば周囲にいくつか桜の花びらのようなものが浮いているけど何だ? 確かに真上には桜の木があるけど、まさかねぇ。ん?よくよくみると、いくつか花が咲いている。季節外れの桜の花に驚いた。
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ランチはうどん
県境を超えて宮崎県の京町温泉にやってきた。ここら辺で本日のランチにしたいなぁと見つけたのが「十兵衛うどん」。けっこう人気があるようでほぼ満席。うどん屋なのに生簀があったり不思議な店。メニューも豊富で悩んだけど、おススメと書いてある「お気軽ランチ」にした。とてもバラエティで欲張りな感じで美味しかったぞ。
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隠れた名湯
さてさて雨はずっと朝から本降り。ちっとも弱くもならない。景色が見えないどころか散歩もできない。まぁ、そんな日は温泉のハシゴをするしかないかね。ということで、近くの「鶴の湯温泉」に行ってみた。これがまた隠れるようにしてある素朴な共同湯。通りに看板はあるけど、ちょっとわかりづらいし、すごく素朴。
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素朴さはピカイチ
ここは無人になっていて、組合員以外は入浴料を料金入れに払って利用するシステム。それにしてもすごくローカルな雰囲気。かなり年季も入ってきているし、鄙びた雰囲気が圧倒されるほどすごい。そこに二つに区切られた湯舟。そしてかけ流されている温泉。ここだけ別の時間が流れているような異世界感が最高だった。
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雨がひどくなってきた
朝からずっと雨なんだけど、午後になってめちゃくちゃ強くなってきた。風とかはないのでまだいいんだけど、ちょっと鬱陶しいなぁ。まぁ、天候は自然現象だから仕方がないね。とりあえずどこにも出かけられないので買い物にでも行こうかな。
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真幸駅
ちょっとドライブしようと走っていると、「真幸駅」という看板が所々にある。名所なのかな? どうやらその近くを通りそうなので行ってみることにした。するといかにも秘境っぽい素朴な駅舎を発見。肥薩線の駅ということだが、無人駅で、本当にひっそりとしている。
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幸せの鐘
駅舎を通るとホームに出られる。少し荒れた雰囲気があり、線路も錆びているぞ。信号機は点灯しているので稼働しているようで、廃線ではないみたいだけど、なんだろう? 調べてみるとどうやら豪雨で運休したままのようだ。ホームには幸せになれるという鐘があった。鳴らすとけっこう甲高く響くいい音色だ。
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山津波記念石
ホームを歩いていくと奥の方のホームの真ん中にどかんと巨大な岩がある。これは昭和47年(1972)に発生した山津波で落ちてきたものらしい。山津波記念石として保存しているとのこと。こんな巨大な岩が落ちてきたらひとたまりもないな。
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濃霧状態
真幸駅を後にして山の中を走るけど、やはり濃霧状態。ちょっと怖いくらいだね。まぁ、交通量もほとんどないので対向車もないのがよかった。こんな天気なので、とにかくやることがありません。とりあえず、伊佐市内で買い物でもしよう。
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最後の温泉
買い物といってもちょこっとお土産になりそうなものを買う程度。まだ帰りの時間には余裕がある。昼寝でもしようかと思ったけど、せっかく遠征しているのにもったいないなぁ、ということで近くにある曽木の滝温泉センターに向かった。東洋のナイアガラと呼ばれる曽木の滝の近くにある温泉施設だ。
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広いプール
温泉施設は意外と大きくて立派なもの。けっこう辺鄙なところにある気もするけど、それなりに客もいるみたい。でも天気も悪いせいか、混雑はしていないようだ。それにしても立派な施設で露天も優雅。内湯も優雅。さらに奥には大きなプール。いや、プールではなく歩行浴。すごく楽しい施設だ。
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誰もいないラウンジ
まったりと過ごしたところで、そろそろ空港に戻ろう。それでもまだ早いので、いつもどおりラウンジでビールを飲みながらまったり。この旅の終わりのまったりは哀愁を感じて、ちょっと切ないよね。しかも他に客もほとんどなく、ほぼ貸し切り状態だったので、余計に寂しいな。
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雨の羽田に到着
定刻通りにフライトになって、夜遅くに羽田空港に到着。こちらもがっつりと雨が降っているようだ。すごく遅い時間なので帰るのも大変だ。もう既に眠いしね。ということで、今回の旅行も何とか無事に終わった。最後に温泉三昧でとても優雅な旅でした。