乳頭温泉郷へ
9 Jul. 2023
天気 | 曇り時々雨 |
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気分・体調 | すこしながまらせでけれ |
所在地 | 秋田県仙北郡美郷町金沢 |
移動距離 | 149km |
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宝仙湖展望所
朝になってさっそく移動。山を越えていくと、大きなダム湖が見えてきた。宝仙湖というらしい。玉川ダムによるダム湖だね。今朝も雨が降っているので、あまりパっとしない天気だが、見晴らしが良ければもっと雄大なんだろうなぁと感じた。
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茶たての清水
そしてさらに進んで「茶たての清水」という湧き水に立ち寄った。ここは、毎回通るたびに利用している気がする。冷たくて美味しい水を汲んで、飲料水の確保ができた。この水で茶を沸かして飲むと美味しいだろうなぁと思うけど、沸かす道具もないので、そのまま飲む。冷たくて美味しい。
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時代劇のセット
そしてやってきたのは乳頭温泉郷の「鶴の湯温泉」。今日は雨が降っていてたまに本降りになるけど、降ったりやんだりを繰り返しているかな。山奥にある温泉だけど、駐車場から施設の方に向かうと、情緒ある素朴な建物があって、すごく雰囲気がいいぞ。湯治場の雰囲気が情緒あるね。
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内湯は狭い
ここは立ち寄り入浴で利用したけど、内湯と露天風呂があるらしい。露天風呂は混浴でとても大きいのだけど、内湯はめちゃくちゃ小さくて狭い。でも、源泉の異なる湯舟がいくつかあるので、それを回るのも落ち着いていていいぞ。硫化水素の香りがめちゃくちゃ強くて、体にしみ込む感じ。
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濃霧状態
乳頭温泉郷はとても雰囲気のいいところ。なのでもう一軒ほど立ち寄り入浴しようかなと思っていたのだけど、思いのほか鶴の湯温泉でまったりと過ごしてしまったので、乳頭温泉郷を後にして山を下りていくことにした。まぁ、天気も悪いからなね。すると、周囲は真っ白で濃霧状態。危険だなぁ。
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水がきれい
そして山を下りたところにある田沢湖にやってきた。日本一の深さを誇る湖だ。どこかでランチにしようと湖畔までやってきたけど、この辺りはあまり賑わっていないみたいだな。とりあえず湖畔に行くと、天気は悪いが水はとてもきれいで透き通っているぞ。
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辰子観音像
湖畔からちょっとの場所に「辰子観音像」というのがあった。田沢湖畔には4体の辰子像があるらしいが、その中で、最もふっくらとして豊満なたつこの像なんだとか。まぁ、だからといって、特に見ごたえがある感じでもないし、地味な感じだな。やっぱり黄金のたつこ像に目が行ってしまうな。
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モツ煮定食
田沢湖周辺にはあまり食堂が見当たらなかったので、駅周辺なら何かあるだろうと田沢湖駅までやってきた。そこで駅前食堂という店を見つけたので入ってみた。そこでおススメの「モツ煮定食」を注文。味噌ベースの濃い味だけど、意外と素朴な感じ。玉子かけごはんと一緒に食べるのがおススメとのことで、食べてみた。なかなかイイね。
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近代的な田沢湖駅
そして目の前にある田沢湖駅なんだが、これがまたとても近代的なもの。田舎の駅だと舐めていたのに、そうか、新幹線も停まる駅なんだ。まさに田沢湖や乳頭温泉郷の玄関口だもんね。それなりに観光客もいっぱいいたぞ。
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二階は資料館
駅舎の中に入ると、これまた空間が広い。二階に上がると無料の小さな資料館が設けられていた。中に入ると土器や土偶などが展示されていて、歴史を学べる学習エリアとなっていた。土器にも種類があって、その模様や様式によって、地域のつながりが見えてくるらしい。
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温泉ゆぽぽ
そして次に向かったのは「温泉ゆぽぽ」という温泉施設。ここは芸術村というミュージカルを楽しめるところにある宿泊施設と温泉施設。もちろん温泉施設だけの利用なんだけどね。けっこう大きな建物で、雰囲気は良さそうだ。
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小ぢんまりとした温泉
さっそく浴場に向かうと、けっこう小ぢんまり。しかもほぼ貸し切り。温泉の色がまたとても綺麗で、綺麗な庭も見える。それにしても大きな施設なのに小ぢんまりとした浴場で、独占なんてあり得るのか?と不安になるほど。しかし、上がるとすぐ隣に大浴場があった。なんと大小二つの浴場があるのだ。もちろん大きい方も入ったので、長湯になってしまった。
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道の駅美郷
ちょこっと移動をして、横手市の手前にある「道の駅美郷」に立ち寄ってみた。夕暮れなのでショップが閉店するギリギリで間に合った。このすぐ近くには後三年合戦の合戦場跡があるらしく、後三年合戦についての紹介など、パネル展示されていて、歴史好きには面白いところかも。
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さくらんぼ
売店をプラプラと眺めていると、さくらんぼが売っていた。そういや、そんな時期でもあるよね。ノーマルとB級品が売っていたので、両方買って食べ比べをしてみた。右がノーマルね。B級品は色は綺麗だけど、まったく甘くない。いや、これはC級でしょう。ちなみにノーマルもそれほど甘くはない。残念。でも、ぜんぜん違ったぞ。
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後三年の温泉
道の駅から少し西に向かうと、「湯とぴあ雁の里温泉」という温泉施設があるので、そこに向かった。ここはまさに合戦場となった舞台にある温泉施設。すごく長閑な雰囲気の場所にあるんだね。周囲は公園として整備されていて、いい雰囲気。
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けっこうシンプル
温泉施設は大きいんだげと、意外とシンプル。利用者も観光客というよりは地元の方がほとんどって感じ。すごく大人しい印象の湯なので、今朝の鶴の湯温泉の硫黄泉臭さを飛ばすにはちょうどいいかも。ということで、まったりと本日を締めくくるのであった。