20 Aug. 2003
8月20日(水)
2003/08/20
藤七野湯三昧
天気 | 晴れのち曇り所々霧 |
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気分・体調 | のんびりと・・・ |
所在地 | 岩手県稗貫郡石鳥谷町 |
移動距離 | 150km |
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東トロコ温泉
昨日はお祭の後は酔っ払ってすぐに寝てしまったので今日は朝から元気ハツラツ。本日最初の温泉は東トロコ温泉にしてみた。ここは玉川温泉と同じ系列の経営だそうで、玉川に行くバスが出ていたみたい。それにしても大きな風呂のわりにとても柔らかい湯でなかなかいい感じ。朝風呂は気持ちがいいもんだ。
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轟音をたてて吹き上がる蒸気
八幡平アスピーテラインという道路に入り山深いところまでやってくると突然道路脇にものすごい勢いで蒸気で出ているところがあった。驚いてクルマをとめてみると何やら煙突のようなものから出ている。この辺りは地熱発電行っているぐらい火山活動が活発なところ。この先にはいろいろ温泉があるみたいだぞ。
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湿原と大沼
しばらく登っていると突然開けて出てくるのが大沼。駐車場も広く散策ルートもあるみたい。大沼周辺は湿地帯になっていてなかなかいいハイキングコースになってました。それにしても穏やかな景色だ。湿原を吹き抜けてくる風も気持ちいいもんだ。
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蒸ノ湯温泉のオンドル
さらに登っていると有名な蒸ノ湯温泉に着く。でもその目の前に大深温泉という小さな温泉があったのでそっちに行ってみた。すると「お風呂はちょっと20分ぐらい待って」と言われたので待つことに。すると奥にオンドルがあるのでそこで待てということ。そこは天然の床暖房の湯治場だった。これがまた気持ちいい。ついついウトウトとして帰りたくない気分。
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素朴な湯浴み小屋
しばらくオンドルでウダウダして汗をかいたところで温泉棟へ。そこは木造小屋でホントに小さな湯舟。でも源泉が垂れ流し状態。でも源泉は熱いので同時に水を入れてたけどなかなか硫黄が濃い温泉みたいで、さっきのオンドルといい、完璧な湯治場だ。しばらくこういうところで休養してみたいものだ。
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藤七温泉の噴煙地帯
なんだかんだと昼ぐらいまでのんびりとしていたところで今度は見返峠を越えて岩手県に突入。藤七温泉に近づく頃にあたりの景色は一変して噴煙地帯に。どうやらここは藤七温泉の源泉らしい。ということはあちらこちらから温泉が湧いているのね。ということで地獄地帯に下りてみることにした。
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源泉の露天風呂
するとどうでしょう。誰が作ったかは知らないが簡易的な露天風呂があるではないですか。お湯はあちらこちらからブクブクと湧いているのでそれを寄せ集めれば立派な湯舟のできあがり。ちょっと熱かったので近くの沢から水をひいてみた。かなりドロドロして汚いけどちょっと掃除していい感じ。肌はヌルヌルするけど酸性泉みたい。
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完全な野湯にも家族連れが・・・
湯舟はもうひとつあった。そっちはブクブクと底から湧いてて熱湯状態。沢の水をひいたホースを発見したのでそれで加水してしばらく待つ。こっちは底がドロドロだけど湯はなかなかいい感じ。周りはホントに地獄しかないので開放感ばっちり。こんな物好き、他にいないだろうと思ったら。家族連れがやってきて一緒に入っていった。およよ、やるなぁ。
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天然泥パック
しばらくゆっくりしていると周りは段々と霧が発生してきた。ずいぶんとゆっくりしたのでそろそろ引き上げますか。体中についた天然ナチュルゴ(単なる泥)を落としてあがっちゃいます。なかなかいい湯でござんした。
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アスピーテライン
今度はアスピーテラインを盛岡方面にくだっていくと、霧も晴れてきて沼で見えてきた。近くまでは行けないみたいだけどどうやら熊沼という沼らしい。この他にも走っているとあちこちに沼が見える。どれも樹海に囲まれた沼という感じが幻想的なムードが出ていていいもんだね。
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ふたたび濃霧
しばらく走るとまた霧がたちこめてきた。今度はけっこうな濃霧だぞよ。つーか霧というより雲の中に突っ込んだって感じだな。これだから山の天気は怖いね。クネクネ道なのでゆっくりと慎重に走っていきましょう。
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グリーンスパ
濃霧を抜けると八幡平スキー場に出た。すると八幡平ホテルの脇に温泉施設を発見。消えかけた「グリーンスパ」という文字と雲上温泉という文字にひかれて入ってみると、なるほど文字通り緑色の温泉。入浴剤ではなくて自然の色らしい。でも雲上ではなく雲中だぞ。景色は何も見えない・・・。
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ダイヤルアップ
毎日の放浪記はもっぱらグレーの電話。携帯のケーブルもあるけど速度が遅くてね。でも今日はなかなか見つからない。駅前にあったりするけどこの周辺の駅は緑しかない。コンビニにもない。探すとなかなか見つからないんだよね。ついに夕暮れだ。ついにはイラついてくるよね。やっと見つけたグレーの電話。アップできてほっとひと息。
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ひまわり温泉ぎんがの湯
メールを読んでいるといろいろと仕事上の緊急事態発生。何もないだろうと思っていたのに。いろいろと心配の種が増えてきたところで明日に持ち越し。不安材料が抱えつつ本日最後の温泉。「ひまわり温泉ぎんがの湯」。非常に怪しい温泉だけど、非常にすごい温泉だった。ちょっとかなり気に入った。何ってツルツル度が半端じゃない。そんなわけで最後にいい湯に巡りあえてよかったよかった。