縄文気分で行こう!
1 May. 2004
天気 | 晴れ |
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気分・体調 | 縄文気分 |
所在地 | 石川県鳳至郡能都町小浦 |
移動距離 | 145km |
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岩井戸温泉「潮の香亭」
おは。今朝も天気が良くて気分がいいね。そんなわけで最初に向かったのは岩井戸温泉の「潮の香亭」というところ。氷見グランドマイアミホテルの別館なんだけど、これがまたなかなかいいところ。広〜い岩風呂で、高台にあるので景色もそれなりに楽しめて、う〜ん満足。
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さっさきの湯
続いては指崎温泉のさっさきの湯という公衆浴場。集落からは少し離れたところにあるんだけど、顔なじみと思われる地元の方々ばかりで賑わっているのよね。源泉掛け流しの内湯はかなり熱い。ユデダコ状態なので脱衣所の窓から入ってくる風がとぉ〜っても気持ちよかったざんすよ。
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江黒用水
能登半島を北上していると、道路脇に目に付いたのがこの穴。けっこう山の中にあったのだけど、何だろうと近づいてみた。近くに立札があったので読んでみると「江黒用水」という江戸時代の灌漑・防火・飲用の用水路らしい。しかも1.2kmもあり、山を越えて続いているのよね。そんな時代によくこんだけのものを作れたって思わず感心しちゃう。それだけの高い土木技術があったなんて能登はすげぇや。
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へび
しばらく山道を進むと道路にいたのがシマヘビ。動かないので死んでいるのかなと思ったら生きててびっくり。でも写真を撮る間はじっとしててくれて、撮り終わったらそそくさと逃げてった。それにしてもはっきりとした縞模様で綺麗だね。写真じゃ見づらいけどかわいい目をしているんだよ。
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能登島大橋
いよいよ能登島へ渡っちゃおう。そんなわけで和倉温泉の近くの能登島大橋に到着。今日は天気がいいのですごくいい気分だね。島へと続く道路がまっすぐのびているので、かっちょええわ。道路を渡ると途中で「只今・・・台目」などと書かれたカウンターがあった。あらら、監視されちゃっているのね。
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須曽蝦夷穴古墳
能登島に渡ってすぐのところにあるのが、須曽蝦夷穴古墳。7世紀中ごろの墓なんだけど、とにかくここの立地が最高。高台になっていて目の前は海が一望できて風通しもよいところ。こんなところに安置されるなんてよっぽど偉い人だったんだろうね。駐車場のところには資料館があって復元当時の様子や出土品を展示してあったなかなか楽しめるところでしたぞ。
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マリンパーク
しばらく進むとマリンパークという看板があったので寄ってみた。けっこう観光客は少ないのかなと思いきや、駐車場にはクルマがいっぱい。でもあまり観光客らしき人の影は少ないぞ。どこいったんでしょう? 浜に出てみると広〜い砂浜と、ポツンポツンとある小島、そして対岸の景色などが眺められて開放感たっぷり。いや〜、のんびりと日光浴もいいかもね。
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温泉たまご施設
能登島を縦断していると、役場の隣に「温泉たまご施設」という看板を発見。ちょっと通り過ぎてしまったのでUターンして戻ってみると、何やら温泉スタンドと、その一角に熱湯の泉があった。泉には金属製のカゴが置かれていて、誰でも自由に温泉たまごをつくれるらしい。温度は69.2度あって、けっこう塩辛い湯。さっそく生たまごをカゴに入れて沈めてみた。
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温泉たまご
通常は18〜23分ほどで温泉たまごができるらしい。さてさて出来上がったようなので割ってみると、おおおおおっ、立派な温泉たまごの出来上がり。写真じゃ見づらいけど、白身は半透明でトロトロ、黄身もトロトロでとっても上出来。2個作ったのをペロリとたいらげてしまった。あはは。いやはや美味すぎるぅ。
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金城温泉「千寿荘」
今度は能登島の北西部にある金城温泉「千寿荘」に立ち寄り。小さな宿ですが、けっこう立ち寄りの客も多いみたい。でもみんな地元の方のよう。見た目は普通の内湯だけど、ヌルヌル感がたっぷりの気持ちいい温泉。地元のおっちゃんが「どこから来た」って言うから「埼玉ですよ」って言ったら「おやこんな遠くまで、ようこそ石川県へ」と歓迎されてしまった。いろいろと能登島の自慢話で盛り上がって、なかなか楽しかったぞ。
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ツインブリッジのと
能登島を離れてふたたび能登半島へ。今度は西側にある「ツインブリッジのと」というかっこいい橋を渡っちゃいます。ところがこの橋はなんと広域農道なんですね。こんなに立派なのにすごい。通行料は無料だし、見晴らしもいいので気に入ったぞ。しかし全国でも農道にかかる橋としてこんな立派なのは珍しいのじゃないかねぇ。
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ボラ待ちやぐら
穴水に向かう途中で見つけたのがこれ。何やら怪しげなものが海の中にあるのです。何かと思ったら「ボラ待ちやぐら」というものらしい。定置網を仕掛けてそれを監視してボラが入ったら網口を手繰り上げるという伝統的な漁法らしい。今は観光用で使ってないみたいね。でも人がいるぞって思ったらそれは人形でした。あらら、びっくり。
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三重の塔
穴水のちょいと手前で道路脇に「能登大仏・三重の塔」という小さな標識を発見。ちょいと向かってみるとまずは緑の巨大な大仏。そして奥にある塔。でもかなり新しいという感じで新品同様。一応高岡大仏よりもデカイらしい。三重の塔は少しは年月が経っているのかな?それにしても新しいのでちょいと怪しげ。真和園って書いてあったけど何の宗教だろう?
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夕食
さてさて日も暮れてきたので夕食タイム。ところが、この辺は食堂が見当たらない。スーパーも見当たらない。干物でもないかなと周辺を探したけど店がないので、仕方がなくレトルトのカレーライスとチョリソで夕食。むむむ、何だか寂しい。でも、海を眺めながらのクッキングもそれなりに楽しいよね。何だかんだとタラフク食べてしまった。あはは。
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真脇遺跡
真脇遺跡にやってきたら、高さは3.9メートルある巨大な顔が出現。遺跡で出土した土製仮面を模して作られたというモニュメントだそうな。遺跡の資料館があったので入ろうとしたら、ちょっと遅かった。もう閉館時間を過ぎてたのよね。あらら。
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縄文真脇温泉
本日最後の温泉は「縄文真脇温泉」。真脇遺跡のすぐ隣にある温泉施設なんだけど、これがまたなかなかユニークなところ。縄文人の住居を模したような内湯と太古のロマンを思わせるような露天風呂があってなかなか充実。さすがにファミリーが多いみたい。どこから来るのか満員で芋洗い状態だった。そんなこんなで本日も無事終了。