塩原温泉三昧
27 Apr. 2008
天気 | 曇り時々晴れのち雨 |
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気分・体調 | 硫黄の香りでふらふら |
所在地 | 栃木県那須塩原市 |
移動距離 | 227km |
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ビバ!ゴールデンウィーク!
いよいよゴールデンウィークもスタート。今年は間に平日が挟まってしまうので前半と後半とにわけて出かけようと計画中。まずは前半のスタートですな。今回は那須塩原方面へとやってきたぞ。最初にやってきたのは塩原温泉郷の中でも一番奥の方にある元湯温泉。塩原温泉の起源でもあるようですな。そこで元泉館におじゃま。外来者は廊下の途中に入口があるぞ。
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渓谷沿いの露天風呂
元泉館は渓谷沿いの露天風呂が自慢。GWは前半が始まったばかりだけど、飛び石ってこともあってか観光客はそれほど多くないぞ。そんなわけでここの温泉もほぼ独占状態で利用ができた。しかも露天風呂は目の前の景色がいいのよね。苔むした岩の間をサラサラと流れる透き通った水。でも、男湯はあまり乗り出すと駐車場から丸見えなので注意だぞ。
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大出館露天
続いてやってきたのは、日本秘湯を守る会の宿として有名な大出館。途中の道でわかれるのだけど、実際には先ほどの元泉館のすぐ真上にある旅館なんですね。さっそく露天風呂にやってくると、真下には元泉館の屋根。渓谷を高台から望む感じかな。崖に建つイメージなので、見晴らしが良くていい感じ。白濁する湯と高台の眺めで、気分は上々。
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まさに墨汁のような墨湯
そして、大出館にはもうひとつ特徴的なものがあるんですね。それは何と墨湯。墨汁のような黒ではなく、灰のような黒い湯なんです。内湯には白濁の湯の隣に墨湯もあって、その両方を味わえるんですね。ちなみに金とプラチナ以外の金属は変色してしまうとのことですので、時計やアクセサリーは要注意ですぞ。内湯は壁はボロボロ、そして汚いような黒い湯にもかかわらず、人気のご様子。
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奥塩原高原ホテル
元湯温泉をあとにして、続いてやってきたのは新湯温泉。こちらも温泉街からは離れた山の中にある温泉地。地味な温泉地でありながらもハンターマウンテンスキー場に行く途中にあるので、ペンションや洒落たホテルもあるのよね。そしてここは奥塩原高原ホテル。洋風の綺麗なホテルですぞ。スキーのシーズンは終わっているので、今はひっそりとした感じかな。とは言うもののさすがはGW。新緑もまだまだだけど、入浴客も多いみたい。
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湯治場の雰囲気
建物は洋風なのに浴場は木造の和風なイメージ。天井も高くて風情ある佇まいで、のんびり過ごせちゃう。露天は岩風呂でこちらものんびりとしていて、森林浴気分で温泉も楽しめちゃう。新湯温泉も元湯と同じように白濁した湯が自慢。しかし常連客の話を聞くと、ここ最近なんだか色が薄くなった気がするとのこと。硫黄の香りプンプンで十分に濃厚な気がするんだけどなぁ。
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かまどのような源泉
今日は久しぶりの温泉なので、ガンガンと攻めて行こう。そんなわけで温泉天国の塩原はどこもかしこもいい温泉ばかり。そんなわけで山を降りて古町温泉の上会津屋にやってきた。玄関前にやってくると脇に大きな甕(カメ)みたいのがあって、その上の穴から湯がモコモコと湧き出てる。どうやらここは上会津屋の源泉らしい。自家源泉を持っているんですね。これは期待できそうだぞ。
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古文書
入浴をお願いすると快く出迎えてくれ、従業員はみんな丁寧。高級そうな雰囲気もあって、すごくいいムード。こういう宿に泊まりたいものだねぇ。そしてこの宿はけっこう老舗の温泉宿なんだそうで、浴場に向かう廊下には江戸時代の宿帳であったり、さまざまな古文書が陳列されていたぞ。
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循環だけど豪快な内湯
浴場は1階が男湯で2階が女湯になっていた。でも朝と夜とで入れ替わるそうな。内湯と小さな露天風呂があるんだけど、内湯はそこそこ広くて竹筒の湯口がダイナミックなものに対し、露天は狭くて景色も見えず小ぢんまりとしたもの。これなら露天は無くてもいいんじゃないかなって気もした。こうなると2階の浴場も気になるなぁ。やっぱり宿泊しなきゃダメかな?とにかく期待させてくれる温泉宿です。
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常楽滝
塩原温泉一帯は本当にいい温泉がいっぱい。目移りしてしまうほど沢山の宿があるので、ついつい張り切りすぎてしまったけど、さすがに4件も連続で入ると疲れちゃうね。のんびり浸かっているので温泉効能の疲労回復効果で癒されてはいるみたいだけどね。そんなわけで温泉街を楽しむのも温泉の楽しみのひとつ。ブラブラと散歩をしていると妙雲寺というお寺を発見。800年ほどの歴史がある古刹なんだそうな。そのすぐ裏手には常楽滝という小さな滝もあって、お散歩コースにはうってつけだぞ。
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箒川に架かる吊橋
さらにブラブラと歩いていくと、遊歩道を発見。温泉街を貫く箒川沿いに景色を眺めながらお散歩。すると吊橋を発見。吊橋といっても回顧の吊橋のようなダイナミックなものではないし、しっかりとした橋だけど、川の上を渡るのってなかなか気分がいいよね。
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もみじの湯
箒川を渡って対岸に辿り着くと、すぐ先に露天風呂を発見。ここは「もみじの湯」という共同浴場。共同浴場といっても簡易的な脱衣所があるだけで、簡素な湯舟がポツンとあるだけ。河川敷と森の間に隠れるようにある素朴な温泉。最初は散歩だけのつもりで入る気は無かったけど、ここまで来たら入りたいよね。てなわけでご入湯なり。
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露天風呂
脱衣所も湯舟も一箇所しかないので当然のことながら混浴です。しかも遊歩道のすぐ脇なので大した壁もなく丸見え状態。でもしっかりと整備されているので入浴に困ることはないぞ。料金箱があるので入浴料を入れてさっそくトライ。湯舟は2つに区切られていて、一方はメチャぬるい。日も暮れてきたので蚊も飛んでるし、底は苔だらけ。でもそのワイルドな感じがいいのよね。非常にご満悦でございまする。
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プール?
1日はあっという間に過ぎて、すっかり夜になってしまったぞ。夕飯は近くのファミレスで簡単に済ませてしまい、このまま寝ようかどうしようかと迷っていたところ、たまたま温泉の看板を発見したので立ち寄りすることにした。するとここはプールも併設する大きな温泉施設「塩原あかつきの湯」。水着を持ってないので温泉しか利用しなかったけど、プールの料金も込みのよう。流れるプールでなかなか楽しそうだな。
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岩風呂
プールは諦めて温泉浴場に向かうと、こちらは広い内湯と露天風呂。ここは材木屋のような香りのするお湯で、ツルツルする感覚が気持ちいいぞ。露天は岩風呂で小ぢんまりとしたもの。露天エリアは広いのにその一角にポツンとあるのでちょいと寂しいわ。今日一日の疲れを癒して、明日に備えつつ、温泉三昧だった1日は終わっていくのであった。