1. トップページ
  2. 湯けむり紀行
  3. 夏休み2008 Part.3 8月18日

高野山と修験僧

18 Aug. 2008
天気 晴れときどき曇り
気分・体調 むふふ。いい感じ。
所在地 奈良県吉野郡天川村洞川
移動距離 98km
行動範囲地図 行程表
  • メタボなんか気にしない

    メタボなんか気にしない

    おはよーさん。朝風呂に浸かってさっぱりしたところで朝食だ。鮭に温泉たまご、やっこ、イカサシ、海苔、シラス、ほうれん草と、なかなかオーソドックスながらもバラエティなメニュー。朝からこんなにおかずがあると、ご飯を食べ過ぎちゃうようね。でも、元気もりもりって感じで健康的か?いやいやメタボが気になる最近は非健康的なのかも。でも朝食は大事だぞ。

  • 藤の森不動温泉

    藤の森不動温泉

    宿を出て、まず最初にやってきたのは藤の森不動温泉。宿よりもちょっと上流にある温泉宿ですぞ。なんでも橋の架け替え工事の際に偶然発見された温泉なんだとか。宿は山の中にあるわりにはモダンなスタイルで、そんなに大きくない宿だけど雰囲気は良さそうだぞ。さっそく温泉に入りにゴーだ。

  • 細っこい露天風呂

    細っこい露天風呂

    温泉は内湯と露天風呂とがあり、内湯は広々、露天は小ぢんまりです。小ぢんまりといっても岩風呂になっていて、雰囲気はばっちりだぞ。壁の向こうは女湯のようで、男湯は陰になっているようですな。壁が圧迫感を与えているのでちょっと狭くも感じるけど、非常に気持ちいい湯だぞ。ときおり山から吹く風が冷たいな。もう秋が近づいているのかな。寂しいな。

  • のめるぞ温泉水

    のめるぞ温泉水

    湯から上がると、休憩ロビーのようなところに飲泉用に「温泉水」が用意してあったぞ。無色透明でさほど特徴もないようにも感じるけど、さっそく飲んでみるとこれがまた個性的。鉄味のような微妙な塩分と炭酸味を感じて、あまり美味しいとは言えないけど、いかにも薬効ありそうな味だったぞ。これで健康になれるかな?

  • 精進料理「丸万」

    精進料理「丸万」

    温泉を出たあとは、そのまま山をのぼって高野山へと向かうことにしたぞ。でも参拝する前に昼飯を食べなきゃね。というわけで、どこか適当に目星をつけて入ってみたぞ。精進料理「丸万」という食事処。軽く食べたい気分だったので、うどんとイナリのセットを頼んだぞ。思いのほか(失礼)美味しくて、満足じゃ。

  • 金剛峯寺

    金剛峯寺

    そしてやってきたのは金剛峯寺。高野山の中心的存在ですな。ここは久しぶりにやってきたぞ。以前は四国遍路のときの締めくくりでやってきたんだっけな。懐かしいなぁと感じながら境内へと入っていったぞ。そーいや、前回はかなり混雑していたけど、今日はとっても空いている。夏休み期間なのにね。まぁ、お盆を過ぎたら平日かぁ。

  • お接待

    お接待

    例のごとく、金剛峯寺では菓子とお茶のお接待がありますぞ。お煎餅は軽い感じのサクサクしたやつ。大広間のような場所でいただくんだけど、中にはお坊さんをつかまえて話を聞いてもらっている参拝者もいた。せっかくだからお坊さんとお話をしようかと思ったんだけど、先客が真剣に何かを訴えていて時間がかかりそうなのでやめた。

  • 整備された中庭

    整備された中庭

    金剛峯寺の中はけっこう広い。中庭も綺麗に整備されているし、見どころはいっぱいあるぞ。そして次は奥の院。あの巨大な墓地を抜けて参拝するんだけど、有名人が多いので楽しいぞ。でも季節柄、蚊が多くてまいったよ。虫除けを持っていかなかったので、悪戦苦闘。逃げるように帰ってきたぞ。

  • 露天風呂

    露天風呂

    高野山をあとにして今度は奈良県の奥の方へと向かいます。そして辿り着いたのは洞川温泉。本日のお宿は洞川温泉の「角甚」という老舗の宿。修験僧の宿として歴史のある宿らしい。そして宿に入るとまずは温泉。ここは露天が貸切になっているのだ。小さな風呂だけど非常に風情があって気持ちいいぞ。

  • 狭いけど内湯

    狭いけど内湯

    露天に入ったところで今度は内湯。こちらも小ぢんまりとしたところだけど、貸切ではないんですね。小さな宿なんで狭いのは仕方ないですが、それにしてもユニークなムードの内湯だぞ。石作りの風呂で、いびつというか幾何学的な形をした湯舟で、なんか不思議な感じです。

  • 郷土料理中心の粋なメニュー

    郷土料理中心の粋なメニュー

    さて、お待ちかねの夕食。1階の縁側に面した部屋で食事をするんですが、アルバイトかインターンシップらしき若いスタッフが呼びにくる。それが何ともぎこちなくて、こっちが恐縮してしまうくらい。でも、初々しくていいかもね。食事の内容も郷土料理を中心に、素朴だけど工夫されていて美味しいものばかり。すごく美味しかった。

  • 夜の外観

    夜の外観

    洞川は温泉街になっているので、夜になって散歩に出かけてみたぞ。とっても風情ある温泉街でいい感じ。射的の店もあるらしいので行ってみたけど、どうやら休み。残念。軽く散歩して帰ってきた。この写真は宿の外観。ちょうちんが沢山並んでいて、すごく風情ある。いい雰囲気だ。純和風なんだけど、独特の雰囲気だ。そんなこんなで、本日も一日が終わる。ではまた明日。