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  3. 夏休み2008 Part.3 8月19日

水と山と穴とピラミッド

19 Aug. 2008
天気 晴れ
気分・体調 優雅だいねぇ
所在地 三重県伊賀市寺脇
移動距離 104km
行動範囲地図 行程表
  • トンボ

    トンボ

    おはよーございます。一夜明けて朝食タイム。昨日と同じように縁側の部屋で優雅に食事。さて、食事をしているとすぐ縁側のところでトンボが飛んでいる。ふと手を伸ばすと捕まえられたので、ちょっと観察。大きいトンボですなぁ。そーいや昔はいっぱいトンボが飛んでいたけど、今は家の近所も少なくなった気がするぞ。寂しくなるなぁ。

  • 参拝記念

    参拝記念

    宿は木造の古めかしい宿で、風情たっぷりだぞ。行者の宿として歴史があるそうで、館内には玄関から廊下まで「○○参拝記念」などと書かれた額がいっぱい飾られているぞ。古いものから新しいものまでたくさんあり、その並んだ雰囲気だけでも凄い風情を感じる。近代的ではなく古い宿だけど、雰囲気がすごくいいので気に入ったぞ。

  • トロッコ?

    トロッコ?

    宿を後にして向かったのは五代松鍾乳洞。洞川には鍾乳洞がいくつかあって観光名所になっているらしい。その中でも発掘当時の原型に近いといわれているこの鍾乳洞。ネットで調べてみても評価が高いので興味を持っていくことにしたぞ。下の駅からトロッコ(?)にのって急な山を登っていった先にあるんですよね。いざ出発。

  • 急な斜面

    急な斜面

    それにしてもこのトロッコは凄い。ジェットコースターばりの急な坂道をのぼっていくぞ。トロッコというよりも線は一本なのでモノレールかな。みかん畑にある貨物運搬用のものを改造して作られたものらしい。これはこの乗り物に乗るだけでも価値がありそうだぞ。低速だけどずんずんと登っていくので気持ちいいっす。

  • 洞窟をいざ探検

    洞窟をいざ探検

    上の駅に着くと、そのすぐ先に洞窟がある。洞窟は施錠されているので、係りの人が開けて、一緒に説明しながら回ってくれるのよね。説明といっても、この岩は鷹ですとか、仏様だとか、その形から連想されるものを説明してくれる。鍾乳洞の形状やら起源など、地学的な説明はあまりないのが残念。まぁ、普通の観光客に学術的な話をしても意味ないか。

  • ゴロゴロ茶屋

    ゴロゴロ茶屋

    鍾乳洞を見終わると、またトロッコにのってくだってくるぞ。今度は逆向きで降りてくるので、これもわりとスリルがある。そしてこのトロッコの駅の駐車場はゴロゴロ茶屋といって、名水の水汲み場になっているんですね。すごい人気のようで、鍾乳洞には目もくれず、一心不乱にみんな水を汲んでいる。確かに美味しい水だ。さっそくタンクに汲んで持ち帰ることにしたぞ。

  • 湧水

    湧水

    また、洞川の温泉街に戻ってきました。そしてここは温泉街の脇にある龍泉寺という大きなお寺。こちらもちょっと散策。境内には大きな池がいくつかあるぞ。単なる池かと思ったら、ここも岩陰から湧水しているそうな。まさにこの周辺は湧水地帯だね。この寺も大きくて歴史もありそうで、雰囲気もよかったぞ。散歩には最適だ。

  • 半露天風呂

    半露天風呂

    散歩が終わったところでお風呂に入りましょう。ここは洞川温泉の「紀の国屋 甚八」というお宿。昨夜の宿だった角甚のすぐ近くなんですねぇ。こちらの宿も古くからの宿のようで、独特の雰囲気があってよかったぞ。浴場は半露天風呂って感じで開放感もあって中庭も見えていい感じ。素朴な小判型の湯舟がいいねぇ。

  • 道の駅「吉野路黒滝」

    道の駅「吉野路黒滝」

    洞川温泉を後にして、一路三重県へと向かいますぞ。ちょっと長旅になるので昼飯をどこかで食べようってことで、道の駅「吉野路黒滝」に寄って食べることにした。というか他に食堂らしきものが見つからないのよね。この道の駅は軽食ぐらいしか扱ってないので、カレーライスを食べることにした。

  • 大宇陀温泉あきののゆ

    大宇陀温泉あきののゆ

    もう一軒ぐらい温泉に入りたいなぁと考えていたら道の駅「宇陀路大宇陀」の近くで看板を発見。案内に従って近づいてみると「大宇陀温泉あきののゆ」というのがあったぞ。さっそく入湯。非常にシンプルなんだけど、プールもあることもあって人気があるみたい。露天も広いのでのんびりと湯舟に浸かってリラックスじゃ。

  • 広々とした露天風呂

    広々とした露天風呂

    そして今度はいよいよ本日のお宿である「伊賀青山ガーデンホテル パーム・ド・夢(ゆめ)」にやってきた。なかなか小洒落た感じのネーミングだけど、宿そのものも高級感たっぷり。そしてさっそく浴場へ。ここの凄いところは広〜い露天風呂。本当に広くて開放感たっぷり。男湯なんか客室から見えちゃうぐらい開放的。今日はほぼ貸切状態だ。

  • 節約の夕食

    節約の夕食

    さてさて広い露天風呂でたっぷりと温泉を楽しんだあとは、夕食の時間ですぞ。でも今日はホテルの食事ではなく途中の道の駅で買ってきた柿の葉すしとスーパーで買ったカラアゲです。ちょっと高級っぽいホテルなので夕食を付けると高額になっちゃうのよね。さすがに夏休みは出費が多すぎるので節約なのでした。

  • 怪しく光るピラミッド

    怪しく光るピラミッド

    旅費を節約するならもっと安い宿か車中泊でもいいんだけど、やっぱりこのホテルは魅力的。泊まってみたかったのよね。そんで夜になると夜景も見ものだぞ。完全な山の中なので周囲は真っ暗だけど、正面の池には怪しく光るピラミッド。実は宴会場らしいんだけど、池の上に浮かんでいて、移動もできるらしい。そんな神秘的な景色を眺めながら今夜も更けていくのであった。