杵築と由布院の街並み巡り
28 Mar. 2009
天気 | 曇り時々晴れ |
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気分・体調 | とってもウキウキ気分 |
所在地 | 大分県大分郡湯布院町 |
移動距離 | 498miles + 87km |
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目指すは大分空港
おはようございます。いつの間にやら春らしくなってきて、気分もウキウキ気分。そんなわけで一足先に春を満喫しようと九州へ出かけることにしましたぞ。リムジンバスで羽田空港に到着し、目指すは大分空港。関東はちょっと寒いみたいだけど、大分は暖かいらしい。早朝に出てきたのでまだ眠いけど、楽しみでワクワクしちゃうね。
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黒いなり
さて、空港についたところで朝食がてら「空弁」をいただこうかね。そんなわけで目に付いたのは真っ黒なお稲荷さん。その名も「黒いなり」。何だこりゃ!?と思ったけど、何から最近名物になっているらしい。黒いのは食用備長炭なんだとか。中身は3つとも違っていて、これがまた美味い。炭っぽさはまるでなく、まったく普通の美味しいお稲荷さんなんだよね。でもとっても上品で、見た目にびっくり、味に納得って感じ。
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健康福祉センター
羽田を飛びたてばあっという間に大分空港。さっそくレンタカーを借りて温泉へ。辿り着いたのは杵築市にある「健康福祉センター」。杵築っていつも通り過ぎるだけで立ち寄ったことはないのよね。いくつか温泉施設があるようだけど、向かったのはローカルムード満点のこの施設。予想外に広々とした湯舟だけど、豪快に掛け流していて何とも贅沢な気分。大分につくなりいきなり圧倒されたぞ。
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うれしの
ゆっくりと温泉に浸かったところでランチタイム。さてさて何を食べよう? そこで杵築の名物を探してみたぞ。やってきたのは「きつき漁菜館」という小さな食事処。そこで「うれしの」という食べ物を注文。鯛の刺身をゴマダレに漬けた丼もので、半分食べたところでお茶漬けにして食べるというもの。その昔、大名がこれを食べて「うれしぃのぉ」と喜んだそうな。これがまた、本当に美味しくてまさに「うれしぃのぉ」って感じ。超おススメですぞ。
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杵築城
お腹も満たしたところで杵築観光といきましょう。杵築は城下町として栄えた歴史があり、市内には武家屋敷などの史跡もいっぱいある観光地になっているんですねぇ。さっそく杵築城を見学。館内は資料館になっていて、天守閣から景色を眺められるんですね。城は海沿いにはあるものの、急な坂道を登った崖の上にあるのでとっても見晴らし抜群。うむむ、ちょっと肌寒いけど気持ちええわ。
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勘定場の坂
城を見学したところで街並みを楽しみましょうかね。市内はとても坂道の多いところなんだけど、この坂道が単なる坂ではなく、とっても風情あるつくりなんですね。ここは城から武家屋敷方面に来たところにある「勘定場の坂」。こんな小さな写真では伝わらないかもしれないけど、すごく雰囲気がいいぞ。昔ながらの道なんでしょうね。
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酢屋の坂
そして坂を登りきると、十字路があってその左側が下り坂。この坂がまたとても情緒を感じる立派な道なんですねぇ。上から見下ろしても迫力満点ですが、下から見上げるとなかなかいい絵になるますぞ。こちらは「酢屋の坂」というそうで、杵築のガイドブックなどにはよくこの写真が載ってますわな。思わず全力で坂道を駆け上がりたくなるような素敵な道なのでした。
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マンホール
さてさて杵築の市内を歩いていて気になるのがマンホールのふた。極々普通にどこのマンホールもこの模様。よく見るとそれはカブトガニのイラストのようですぞ。杵築市にある守江湾はカブトガニの生息地として有名なんだそうな。資料を読んで初めて知ったのですが、カブトガニってカニよりもクモに近い種類なんだそうな。そんなこんなで杵築の街を歩き回ったのでした。
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かわにし温泉
杵築を後にして向かったのは湯布院町。高速に乗って1時間かからないぐらいかな。すっかり歩き疲れていたので温泉に入ろう。と向かったのは「かわにし温泉」という共同湯。ワンコインで利用できる共同湯なんだけど、入口は自動ゲートになっているぞ。百円入れて押して入る。中はいたってシンプルな共同湯。静かでのんびりとした雰囲気がいいねぇ。
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由布岳と桜と菜の花と川
温泉ですっかり温まったのでちょっとお散歩しましょかね。由布院温泉街を少し歩くことにしたぞ。そこで目にした風景がなんとも凄い。大分川の両サイドは黄色いと緑が眩しい菜の花の絨毯と、満開のピンクの桜、そして正面には荒々しい豊後富士の異名を持つ由布岳。凄い絵じゃないですか。思わず見とれちゃう。でもこれも小さな写真になっちゃうと迫力に欠けるなぁ。
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金鱗堂の指湯
そのまま由布院の温泉街へ行くことに。由布院温泉と言えば今や九州でも、いや日本全国でもトップクラスの人気の温泉地。高級温泉宿や洒落た土産物屋、美術館が建ち並んでとても楽しい街。そんな一角で見つけたのが「指湯」。小さな桶に温泉が注がれているだけなんだけどね。なかなか面白いじゃん。金鱗堂という酒屋の店先にあるので気軽に楽しめるぞ。
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金鱗湖
観光客で賑わうメインストリートを抜け、辿り着いたのは金鱗湖。由布院のシンボル的存在の小さな湖だよね。もう夕暮れ時なんだけど、やっぱ九州は違うね。まだ暮れなずんでいて明るいもん。でもさすがに薄暗くなりはじめてきたぞ。観光客も少なくなり始めてとても静かで落ち着いた雰囲気だねぇ。
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テラピア
金鱗湖は湖底から温泉が湧いているのだそうで、触ってみるとなるほど生暖かい。こんなに温かいと生態系はどうなんだろうと覗いてみると、これがまた魚がウヨウヨいるぞ。でもよく見ると怪しい模様。鯉でもフナでもないぞ。なんとこれはテラピアという魚。その他、グッピーとかもいるらしいぞ。ちなみに1メートルぐらいあるナマズが悠々と泳いでいたぞ。
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桜の花
金鱗湖の周辺の桜もちょうど見ごろかな。ほれほれこんな具合に桜が咲いている。いやぁ、やっぱ春はいいっスねぇ。桜の花を見るとウキウキしちゃうのは、やっぱ日本人ってことなのかなぁ。今日は微妙に肌寒いけど陽気はいいし、このまま花見で宴会ってのもいいかもね。
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宿の露天風呂
ゆっくりと街を散策したところで宿に到着。今日は由布院温泉にある老舗の宿「いよとみ荘」にやってきたぞ。由布院温泉の老舗宿なんていうとめっちゃ高い気がするけど、なんとここはとってもリーズナブルな宿。そんでもって宿の雰囲気は洒落ているし、女将も優しい。そんなわけでまずは温泉を。とこれがまた広くて情緒ある湯舟が貸切可能。うひょー。独占してゆったり楽しめるぞ。
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焼肉溶岩焼
さてさて温泉に浸かったところで夕食タイム。食事は宿の食事処もあるんだけど、そこに隣接した「炭火焼 邦櫻」という焼肉屋で豪華に夕食。溶岩のプレートで豪華に豊後牛と豊後赤鶏を食べちゃうぞ。これがまた美味い。特に気に入ったのは豊後赤鶏。とにかく美味かったぁ。食べ放題だったので食べ過ぎたのは言うまでもない。そんな感じで1日目は終了。満腹なのでそのままご就寝。