元旦の日当山温泉
1 Jan. 2021
天気 | 晴れ |
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気分・体調 | すっきり |
所在地 | 鹿児島県鹿児島市東千石町 |
移動距離 | 601mile + 104km |
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羽田の初日の出
明けましておめでとうございます。今日は1月1日、元旦です。真っ暗なうちに自宅を出て、初日の出を浴びたのは羽田空港。世の中がとても冷え込んでいるので、自分も凍り付きそうな体を動かして出かけてみました。世の中は新型コロナウイルスの蔓延で厳戒ムード。しっかりとコロナ対策を整えての実行です。
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小さくなっていく羽田空港
そして飛び立つと、今日はとてもすっきりとしていて真っ青な快晴。羽田空港も小さくなっていく。ところが、いつもとちょっと航路が違うような感じ。横浜上空や厚木あたりも街がよく見える。実は上空に強い向かい風が吹いていて、その影響で低く飛んでいるのだそう。
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朝日を浴びる富士山
そしていつもよりも低い角度で見える富士山。優雅だねぇ、雄大だね、日本だねぇ。元旦なので富士山は非常に縁起がいいぞ。年末から寒波が来ていたので富士山はもっと真っ白かと思っていたけど、意外とそんなことはなかったみたい。
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雲に映った飛行機の影
今日は海ではなく陸の上を飛んでいるので、景色が色々と変わって面白い。たまに雲の中に入るとすごく揺れる。雲がちょっと下にあると雲に飛行機の影が映って、しかもその周りに虹が円を描くのですごく神秘的だ。何だかいいことがありそうな気分。
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おやっとさぁ足湯
そしてたどり着いたのは鹿児島空港。一気に九州の端っこまでやってきちゃいました。晴れてはいたけど思っていたよりも暖かくはなかった。そんなわけで空港脇にある足湯「おやっとさぁ」に浸かって温まる。30分ほど浸かって全身ポカポカだ。
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ちょっと怪しい日当山温泉
空港からはバスに乗って10分ほど、日当山温泉にやってきた。せっかくなので温泉に入ってまったり寛ごう。今日は元旦なので営業していないところも多いと思うので、片っ端から攻めていこう。ということで向かったのは日当山温泉センター。ひっそりとしているけど、営業はしているみたい。
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とってもワイルドな熊襲風呂
とっても静かなところで、館内に入ると奥から人が出てきて入浴料260円を払って案内される。それにしても安い料金だ。ちょっと年季が入った雰囲気だけど、浴室は最高。神々しいほどの巨石に囲まれ。お湯はツルッツルの極上ものが掛け流されている。しかもよく温まるし最高の気分だ。
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冷たい風ですっきり
それにしてもよく温まる湯だ。40分ほどのんびりと入っていたけど、とにかく汗が出まくり。外に出ると風が冷たくて気持ちいいけど、逆に風邪ひくかな? このご時世、気を付けないとね。日差しは暖かいのでのんびりと川を見ながら橋を渡って対岸の温泉地を散歩することにした。
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ローカルコミュニティ
日当山温泉は家族風呂が多い。元旦なので営業していないところも多く、営業しているところはすごく混雑していた。待ち時間がありそうだったので家族風呂は諦めめて、温泉街を歩き回る。千石温泉というのが気になったけど、地味でローカル過ぎるのが気になる。
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素朴で質素でローカル感抜群
気になりつつどうしようか悩んで、4回もこの前を通り過ぎたところで他の目ぼしいところもなかったので入ってみた。するとここはさらに衝撃の150円。すごく古びているけどお湯は柔らかくて気持ちがいい。すこしぬるめなのでじっくりと浸かっていられる。
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ひっそりとした初詣
大汗もかいて喉が渇いたし、昼を過ぎているので何か食べたい。と、またフラフラと歩いていると蛭児神社というのを発見。そーいや元旦だし、初詣でもしようかね。と、立ち寄ってみるも、参拝客はすごく少ない。それにお祭りムード的な初詣らしさもなかったけど、今年の無事を祈願してきたぞ。
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崖の上の墓標
ドラッグストアが営業していたので、飲み物だけを買って喉を潤して、また温泉街に戻ってきた。すると崖の上に何か小さな建物がいっぱい建っている。何だろうとよく見てみるとそこは墓場だった。なんと墓石のひとつひとつに屋根がついているようだった。この辺りの風習なのかな。
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ふつー過ぎるが逆に新鮮
そして本日最後の温泉に選んだのは「花の湯」という大きな温泉施設。個性派揃いの日当山温泉なのだけど、ここはすごく一般的。すごくオーソドックス。それが逆に新鮮なのかけっこうニーズあるみたい。お湯はしっかりとツルツル感が味わえるし、ゆったりとしているし、快適な施設だったぞ。
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小さな無人駅
すっかり陽も傾いてきたので寒くなってきた。そんなわけで移動しましょう。やってきたのは日当山駅。なんだこりゃというぐらい小さな駅。無人駅だ。あと30分ほどで電車がくるみたい。30分もあれば隼人まで歩いていけそうな気がするけど、とりあえず待ってみよう。
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排ガスがくせぇ
電車が来たので乗ったけど、一駅で隼人。鹿児島まで行きたいけどここで乗り換え。しかもさらに30分ぐらい待つ。うーん、やっぱり歩いてくればよかった。待合室みたいのがないので、寒いホームで待つのはしんどいなぁ。それにディーゼルの排ガスがめちゃくちゃ臭い。
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桜島が見えてきた
ようやく電車が来たので鹿児島まで行ける。車内はけっこう暖かいぞ。よかった。しばらく街中を走るけどやがて海沿いになると正面に桜島が見える。けっこう迫力があるぞ。時折真っ白な噴煙を上げている。すごく雄大な景色だねぇ。
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路面電車で移動
鹿児島駅に到着。ここからホテルまで歩こうかと思ったけど、路面電車があるみたいなのでそれに乗ってみることにした。路面電車ってバスと電車のあいの子みたいで面白いよね。鹿児島は一律同じ値段なのかな。天文館通りまで170円だった。
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新しい快適なホテル
そして本日の宿はこちら。KOKO HOTELという新しくできたばかりのビジホ。すごくきれいでピンピカじゃ。ちょっと凍えてきたので、まずは部屋に入ってよく温まってから夜の街へと繰り出してみようかな。
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イルミのトンネル
どこかで夕飯でも食べようと歩いてみても、元旦だからかどこも営業していない。ブラブラと歩いていると天文館公園というのがあった。カラフルなイルミネーションで覆われていてすごく綺麗。ムードもいいけど、あまり人がいない。
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ちょっと寂しいディナー
そんで結局、目ぼしいところが見つからず、コンビニ弁当。ファミマだけど鶏ごぼう飯とチキン南蛮という、九州らしいチョイス。それに炭焼き鶏も買ってきたので、これをつまみにディナータイム。ということで今日も1日しっかりと満喫。今夜はいい夢を見れるかな。