ビーチで夏を先取り

23 Jan. 2021

天気	曇りのち晴れ
気分・体調	うきうき
所在地	沖縄県那覇市松尾
移動距離	984miles + 78km

• 夏が恋しい季節

  

  １月も中旬を過ぎ、毎日寒さが堪える季節。関東はここ数日はそんなに厳しくはなかったものの、春が待ち遠しく感じちゃうよね。いや、春どころか夏が恋しいわ。ということで、夏が恋しくなったら常夏の島に行くしかない。というわけで、沖縄に向かうべく本日も早朝から羽田空港にやってまいりました。朝が早くてちょい眠い。

• ずっと雲の上

  

  どうやら今日から全国的に天気が悪くなるみたい。東京も曇りだったけど、羽田を出発するとずっと分厚い雲で下が見えない。那覇も昨日まで「強雨」ってなっていたけど、今日は昼前には止むらしい。沖縄の天気が回復することを見込んで傘は置いてきたので、なんとかお願いしやす。

• 真っ赤な鳥居

  

  無事那覇に到着。雨はついさっきまで降っていたようだけど、ほぼ止んだみたい。よかった。でもめちゃくちゃ蒸し暑い。20度ぐらいかな。Tシャツ１枚で十分だ。とりあえずゆいレールにのって美栄橋まで行き。そこから徒歩でブラブラ。すると「とまりん」を過ぎた先に赤い鳥居を発見。でも、そこには駐車場しかないぞ。なんだ？

• 神秘的な聖域

  

  駐車場しか無いように見えたけど、実はその下に社があった。この神社は「天久宮」という琉球八社のひとつという由緒正しい神社らしい。さらに地下というか下に降りていくと雰囲気はがらりと変わり、「泊ユイヤギウタキ」という聖域があった。すごく神秘的な雰囲気で、しっかりとお参りしてきたぞ。

• 古井戸かな？

  

  さらに奥へと行くと井戸らしきものがあった。覗き込んでみると水はなさそうだけど、底が一部白くなっている。塩でも撒いたのかな？　「三日月ウカー」という井戸らしい。近くでチョロチョロと水の音がするのだけど、どこにも水が流れていないのが不思議だった。

• 外国人墓地

  

  天久宮の隣には泊高校があり、その坂の下に外国人墓地があった。けっこう古そうな墓地のようだ。ここだけ雰囲気が違うので「ん？なんだ？」って思うぐらい違和感があった。一部は荒れていたりしたので、相当古い墓地のようだけど、門が閉まっていたので中には入れず詳細は不明。

• ペルリ

  

  外国人墓地の隅には何やら大きな石碑がある。そこには「ペルリ提督上陸之地」と書いてある。日付が1853年ってことは、もしや黒船のペリーってことだよね。この年、浦賀にやってきて翌年は日米和親条約を結んでいたものね。沖縄にも来ていたのは知らなかった。

• 那覇と言えばマグロ

  

  泊港にある市場にやってきた。沖縄は海に囲まれているので海産物が有名なのはわかるけど、「まぐろ都市なは」って書いてあるところを見ると、マグロでも有名らしい。卸売市場の隣に「泊いゆまち」という市場が併設されていたぞ。「いゆ」とは魚のことで「まち」は市場を意味するそうな。

• マグロ三昧じゃ

  

  市場の中は小さな商店がいっぱい並んでいる。どこもメインはマグロを扱っているみたい。しかも安い。どこもマグロを扱っているので、どこで買おうか悩んじゃう。そして海鮮ばら丼とまぐろの中落ちを買ってみた。とにかくすんごいボリューム。食べきる頃には、「もういいわ」ってなるぐらい。欲張りすぎたかな？

• 静かな泊港

  

  泊港に架かる大きな橋を徒歩で渡ってみた。ちょっと風が強かったけど、暑かったので気持ちがいい。空は薄雲りって感じ。離島に行く船が停泊する泊港が一望じゃ。最近離島に行っていないので懐かしいなあ。反対側は慶良間諸島がうっすらと見える程度。徒歩で渡るのは初めてだけど、けっこういい気分だな。

• 巨大な龍柱

  

  橋を渡りきると見えてくるのが巨大な龍柱。道路の両サイドにあり、大きいので遠くからでも見えるぞ。15メートルぐらいあるのかな。でも綺麗なのでそんなに古いものではないみたい。説明を読むと那覇と中国の福州市が友好都市になっていて、その記念に建てられたものらしい。首里城にあるものとは雰囲気が似てるけどちょっと違うね。

• 泳ぎてぇ

  

  そして波の上ビーチにやってきた。誰もいないかと思ったら、けっこう人がいる。地元の方と外国人観光客かな。泳いでいる人もいたぞ。確かに今日は暑い。先ほどから青空が広がってきて日差しが超暑い。ジリジリと焼ける感じ。あー、水着持ってくればよかったかな。

• ビーチでビール

  

  泳ぎはしないので、とりあえずビールを飲むことにした。なぜかビーチで飲むビールって旨いよね。しかもオリオンの新作かな、桜プレミアムというのが売っていた。桜の花が入っているとのことだけど、プシュって開けた瞬間、桜の香りがぷーんと。そして飲むと、ほのかに桜の香りがしてくる。うん、うまいかも。350じゃなくて500にすればよかった。

• 水がきれい

  

  海水浴客が少ないこともあってか、昨日まで大雨で今日も沖は波が高いみたいなのにすごく透明度が高い。めちゃくちゃ暑くて汗だくだし、もう、見ているだけで入りたくなっちゃうけど、着替えもないのでここは我慢。那覇でこれだけクリアなら、離島はどんだけクリアなんだろう。

• 人気の波上宮

  

  波の上ビーチの崖の上にある波上宮に参拝。ここも参拝客は少ないかと思ったらめちゃくちゃ多い。次から次へと人がやってくる感じ。人気の神社だけあって、すごく活気もあるし、天気もいいので雰囲気もすごくいいね。ここでもしっかりと参拝をして、旅行の無事を祈ってきたぞ。

• 店番？いや寝てるだけ！

  

  海岸沿いを散歩していると、やたらとあちらこちらに猫がいる。そーいや、昔から猫が多かったな。この猫なんかキッチンカーのカウンターにいるので店番をしているのかと思いきや、キッチンカーは営業していなかったので寝てるだけ。起きたらやたらと甘えてきた。生憎、エサになるものは持っていませんよ。

• そびえる巨塔

  

  ものすごく大きくて怪しげな建造物を発見。近づいていっても、ただ巨大なだけで何なのかよくわからない。中に入れるようだけどドアが閉まっていた。調べてみるとどうやら空港からの地下トンネルの排気口設備らしい。中に入ると展望台があるそうな。閉まっていたのが残念だ。

• 本日のお宿

  

  今日は那覇で宿泊。ふらっと来ただけなので安宿に泊まることにした。どうせ寝るだけだからめちゃくちゃ安いゲストハウスも考えたけど、国際通りに新しくできた「美らキャビン」というのを見つけたので利用してみることにした。まだできたばかりなので新築の匂いがするぞ。

• 狭いけど個室だぞ

  

  ここの決め手はすべて個室ってとこ。といってもカプセルをもうちょっと広くしたぐらいの程度だけど、天井が高いのでとても広く感じる。設備もしっかりとしているし、料金も安いのでこりゃいいな。とにかく立地がとてもいいところにあるのが気に入った。

• ディナーはソーキそば

  

  ちょっと休んだところで夕食をしに外食。そんなに腹が減っているわけでもなかったので沖縄そばでいいかな。ということで国際通りにある小さく素朴な店を発見。店名が書いてない。良心的な値段。ソーキそばを注文。「ザ・沖縄そば」ってぐらいオーソドックスな感じ。

• アイスでシメ

  

  帰りにドンキでビールやつまみと一緒にアイスを買った。ブルーシールのアイスで、上がバニラで下がチョコという欲張りなやつ。一度で二度おいしいというのは得した気分になるよね。そんなわけでアイスを食べて、あとはビールを飲みながら一日を振り返ってみようかな。ということで楽しい一日が終了。