那覇のマングローブ林
24 Jan. 2021
天気 | 晴れ |
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気分・体調 | ちばりよー |
所在地 | 那覇空港より帰路 |
移動距離 | 76km + 984miles |
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家庭的な朝食
昨夜はなんだかんだとビールを飲んで、ほろ酔い気分でぐっすり眠れたぞ。そんなわけで朝から腹が減った。開いている店を探してさまよっていると「じょうとう食堂」という怪しげな店を発見。上等じゃねーか、ということで「ヘチマみそ炒め」を注文。なんとも家庭的な料理が運ばれてきた。これこれ、こーゆーのを待ってたのよ。上等じゃねーか。
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巨大なシーサー
お腹も満たしたところで散歩をしましょう。今日は「壺屋やちむん通り」を通ってみることにした。別に焼き物に興味があるわけではないけど、そーいや行ったことがないなぁということで散策。まずは巨大なシーサーがお出迎え。ずいぶんと立派なやつですなぁ。
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登り窯があるらしい
通りは石畳になっていて、すごく雰囲気のいいところ。陶器を扱っている店だけでなく、おしゃれなカフェみたいなのもあるようだ。このあたりは昔ながらの登り窯があり、そこで焼き物を焼いているようだ。近くには古い窯跡らしきものもあったぞ。
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かわいいシーサーがいっぱい
本格的なお皿や壺なんかはなかなか手が出ないけど、お土産用にかわいらしいシーサーの陶器なんかも売っている。あちらこちらの店先に並んでいるけど、その表情も様々。素焼きのものやカラフルなものまで、大きさも様々でお土産にはもってこいかも。
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アガリヌカー
通りの奥には小さな井戸があった。周囲の雰囲気からして只者ではない感じ。ここは「アガリヌカー」という共同井戸で、村ができた当初、約300年前に作られたものらしい。今では水道の普及で利用者はあまりいないようだけど、神聖で大切にされているのがよくわかるぞ。
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なぜデゴイチ?
しばらく歩いていると与儀公園という大きな公園があった。中に入ってみると古いD51が雨ざらしで展示されていた。沖縄に蒸気機関車があるのも不思議だけど、何かゆかりがあるはず。だけど、周囲をまわってみたけど案内や説明らしきものは見当たらなかった。昔、走っていたのかな?
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みんなの憩いの場所「漫湖」
漫湖の畔までやってきた。国場川の一部だけど、ゆったりと広くなったところが漫湖。漫湖沿いに漫湖公園というのがあって、そこは長〜いランニングコースがあった。今日は日曜日とあって公園内にも人がいっぱい。またウォーキングする人がすごく多い。みんな健康志向なんだね。
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マングローブ林
漫湖の反対側(鏡原側)にやってくると「漫湖水鳥・湿地センター」というのがあった。面白そうなので入ってみると、漫湖沿いに木道の遊歩道が設けられ、漫湖に生えたマングローブ林を突き進むことができる。那覇のこんな都市部にこんな立派なマングローブ林があったとは知らなかった。
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鬱蒼と生い茂る漫湖
それにしてもしっかりとしたマングローブ林。まるでジャングルだ。那覇にいるとは思えない光景。けっこう人気の場所なのか、親子連れが次から次へと遊びにくるぞ。干潟にはトビハゼやカニの姿もあり、また水鳥がたくさんいて、南国離島を彷彿させている。ただ、道路が近いので車の往来の音が興覚めかな。
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都会のジャングル
それにしてもこれ凄くない? 西表島のマングローブジャングルにでも来てしまったかのような広大なマングローブ林。すぐそこは那覇市街でっせ。遠くに巨大なビルが建ち並んでいるのが幻なんじゃないかと思うぐらい、不思議な空間にやってきてしまった。マングローブ以外何もないけど、ここはおススメ。
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旧海軍司令部壕
漫湖から徒歩20分くらいのところに「旧海軍司令部壕」の資料館があるというので足を延ばしてみた。確かに歩いてもそう遠くはないのだけど、坂がきつい。汗だくになりながらたどり着く。地下壕なら涼しいかなと入ってみると、狭く急な下り階段。他に客がいないのか、すごく静か。一人だと不気味なくらいだ。
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悲惨な戦争遺産
海軍がなぜ地上に基地を作る必要があったのか。そこで何が行われていたのか、資料館では説明があり、地下壕に入ると作戦室や暗号室など、狭く小さな小部屋と長い通路。ここにたくさんの兵士がいて、最後の時を迎えたのかと思うと考えさせられることがいっぱいだ。
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迷路のよう
部屋から部屋へ、そして通路へ。順路を進むとけっこう奥が深い。狭いながらもこの壕はとても大きいようだ。それにしても誰もいないので不気味で静かすぎ。常にアナウンスが流れているけど、それがなかったら怖いだろうな。ん?今、廊下の先で何かが横切ったぞ。誰かいるのかと廊下をすすむと、そこは行き止まりだった。ゾゾーッ!!
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幕僚たちの自決
作戦室の近くに幕僚室というのがあった。壁は漆喰で白いのだけど、無数の穴が開いている。これは幕僚が手榴弾で自決した跡なんだそうな。とても激しく、そして生々しい跡だ。ついに追い詰められて自決って感じか。あまりにも悲惨だ。そして一般兵士から女性、子供までも巻き込んだ沖縄戦はとてつもなく悲惨だ。
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一般公開は一部のみ
せまーい通路からそれなりに広い通路まで、さまざま。順路は書いてあるけど、誰もいないのでキョロキョロしているうちに方向感覚が麻痺してきた。途中で行き止まりになっていたりするけど、まだまだ奥が深そう。道に迷いそうになっちゃうぞ。これを人力でつくるのも大変だったろうな。
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ビーチでまったり
重たい雰囲気になったところで、せっかくの沖縄なので晴れやかに行こう。ということでビーチでのんびりすることにした。自転車を借りてまた波の上までやってきて、ビールとじゅーしーおにぎりでまったり。ちょうどランチタイムだからね。今日はもう少しここでゆっくりしようかな。日曜なので泳いだり、日焼けしている人など、けっこうにぎやかだ。
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やっぱりステーキ
ビール飲んでまったりしたところで、お腹がすいてきた。おにぎりだけじゃ足りなかったかな。夕飯には早いけどそろそろ帰り支度をする時間なのでどこかで食事でも。ということでやっぱりステーキが目に入ったので、今日は赤身の肉をいただいた。うーん、やっぱりステーキはいいね。
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綺麗で新しい建物
帰り際に綺麗に整備された公園の奥に朱色の建物を発見。公園にはたくさんの人がいたけど、ここはとても静か。入口には「孔子廟」と書かれている。建て直されたのか、移転してきたのか、とても新しいようだけど、熱心に参拝されている方がいたりと、信仰はあついようだ。
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お気に入りお土産
空港に向かう途中、スーパーに立ち寄って買ったのがこれ。これを買うために沖縄に来たようなものだからね。最近のすっかりお気に入りで、自宅の近所にはないので困っている。これ、本当にうまい。炭酸で薄めに割って飲むのが好き。重いのであまり買いだめはできないのが難点。
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その他のお土産
こっちは昨日、ドンキで買ったお土産。定番の沖縄黒糖を使ったお菓子など。ちょっと気に入ったのは「ぐるくん」の干物。ぐるくんと言えば沖縄の県魚にもなっているザ・沖縄の魚。これが食べやすい一口サイズになっておつまみになっている。こりゃ、ビールが飲みたくなるぞ。
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いよいよフライト
あっという間に帰る時間。ちょうど夕暮れ時で外の景色も物悲しく見える。帰るときっていつも物悲しくなるよね。そんなわけで今回の旅も無事に終了。週末にしっかりとリフレッシュできたようだ。また明日から仕事が待っている。頑張らなくちゃ。