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ついに来たぞ種子島

11 Jun. 2021
天気 曇り時々雨
気分・体調 ちょっとどんよりだなぁ
所在地 鹿児島県熊毛郡南種子町中之上
移動距離 689miles + 152km
行動範囲地図 行程表
  • 近未来にタイムスリップ

    近未来にタイムスリップ

    おはよーさん。まだ早朝、暗い時間帯です。目が覚めたのは浜松町にあるカプセルホテル「9hours」。まだ新しいホテルらしく、すごく真新しさを感じる。すごく機能的でありながらもシンプルでクール。寝心地もよくてすごく快適だった。けど、まだ眠い。

  • 眠い

    眠い

    今日も早朝の羽田空港。毎度のことながらせっかくの休日を最大限に利用するため、朝一番の便での移動。ようやく明るくなってきたところでさっそく飛行機に乗り込むぞ。今回は鹿児島空港行き。今年はやたらと九州方面によく行く気がする。

  • 富士山をチラ見

    富士山をチラ見

    飛行機って特別感があっていいよね。何しろ、今まで見上げてきたものを見下ろせるんだからテンションがあがるよ。そんで毎回楽しみなのが富士山。今日はどんな姿を見せてくれるのかワクワク。ずっと曇り空だったので心配したけど、香純ながらも雄大な姿を見せてくれた。

  • 空港の目の前の公園

    空港の目の前の公園

    そして順調に鹿児島空港に到着。空港に到着したところでまずは付近を散策してみようと向かったのは空港の目の前にある西郷公園。実は前々から気になっていたのよね。すごく重厚な門が物々しくて、あそこには何があるんだろうって。ここは資料館になっていて、西郷隆盛に関する資料などが展示されていたぞ。

  • 巨大な西郷どん

    巨大な西郷どん

    その資料館を裏手に回ると中庭のような広いスペースがあって、ここに大きな西郷像が立っている。なかなか迫力のある西郷さんだ。それにしても鹿児島っていたるところに西郷さんがいて、本当にこちらではスーパースターなんですね。改めて実感しちゃいます。

  • 今日の朝めし

    今日の朝めし

    今朝は早かったので腹が減った。がっつり食べようかちょっとにしようか悩んだけど、結局、空港の売店で買った「さつまあげ」を食べることにした。というか、こっちではこれはスナック感覚で食べるのか? 適当に選んだものを、気軽にパクパクたべる。うん、やっぱうまいね。

  • 特攻隊慰霊碑

    特攻隊慰霊碑

    もうちょっと何かあるかと付近を散策すると、チェコ料理店の裏側に「十三塚原特別攻撃隊慰霊感謝の碑」というのがあった。どうやらこの地は特攻隊の基地があったようで、第二次世界大戦時にここから217名の飛行士が飛び立ったとのこと。目を背けてはいけない事実。ちょっと思い気分になった。

  • 憧れのプロペラ機

    憧れのプロペラ機

    そしてまた鹿児島空港に戻ってきて、すぐさまフライト。今度は小さなプロペラ機だ。すごく古いプロペラ機に乗ったことがあるけど、これは最新鋭だ。とてもかっこいい。これに乗りたくて、ようやく憧れのフライトだ。そして向かうのは種子島。

  • コスモポート種子島

    コスモポート種子島

    フライトはけっこうあっという間。まぁ、そんなに離れていないからね。しかもかなり快適な空の旅。もっとうるさいイメージがあったけど、畿内は意外と静かでとにかく快適。ちょっと天候が悪くて、多少揺れた。種子島につくと滑走路を歩いて到着ロビーへ。うん、楽しいぞ。

  • 種子島の足湯

    種子島の足湯

    種子島についてさっそくレンタカーを借りて向かったのは港のある西之表市の市街地へ。こっちに来るならフェリーの方が便利なような気がするけど、まぁ、そこはさておき、いざ足湯へ。なんと、ここには温泉があるんです。種子島温泉「赤尾木の湯」という施設で、その目の前に開放された素敵な足湯。

  • ツルツルすべすべ

    ツルツルすべすべ

    もちろん足湯だけで満足するはずもなく、しっかりと温泉に行きますぞ。この「赤尾木の湯」はホテルに併設されている温泉浴場。けっこう小ぢんまりとした雰囲気だけど、雰囲気作りがしっかりとされていて、すごく情緒を感じるいいムード。それにツルツルすべすべとした浴感がたまらない。

  • 露天風呂もあるぞ

    露天風呂もあるぞ

    この温泉施設はちょっと施設の規模のわりに料金が高めな気がするけど、まぁ、種子島では貴重な日帰り温泉施設だ。そんなわけでありがたく利用させていただきますぞ。小さいけれど露天風呂もあるし、とにかくツルツルすべすべの浴感が気持ち良すぎる。すっかり魅了されてしまった。

  • 北の先っぽ

    北の先っぽ

    続いてやってきたのは種子島の北の先っぽにある喜志鹿崎灯台。島の端っこというのはたいてい辺鄙な場所。ここもけっこう辺鄙な感じがあって、しかも断崖絶壁。まさに端っこって感じがいいねぇ。今日はあいにくの天候だけど、かろうじて雨は降っていない。周囲の眺めもなかなかいいぞ。

  • 戦争の名残

    戦争の名残

    ここは軍事的にも貴重な場所のようで、旧日本軍の監視所があった場所とのこと。その名残として、灯台のすぐ根本に砲台の跡があるぞ。まぁ、砲台の跡といっても単なる土台があるだけで、単なるコンクリートの塊なんだけどね。言われなきゃわからないレベルだ。

  • 眺めはいいけど島影は見えない

    眺めはいいけど島影は見えない

    灯台は高台にあるのでとにかく見晴らしのいい場所にある。地球の丸さもよくわかるぐらいいい眺めなのだけど、とにかく天気がどんよりしているのが残念。この時点でも十分にいい景色なんだけど、水平線が霞んでいるので、大隅半島も見えないし、何も見えないや。

  • ポツンと石碑

    ポツンと石碑

    種子島の東側を南下するとにした。種子島って意外と大きい島で、そして自然もいっぱいなんだね。特に東側は何もない未開拓な雰囲気がある。すると途中で小さな港があり、そこに石碑があった。明治16年に難破した米国商船カシミア号を救助した美徳の記念碑とのこと。

  • 風情ある滝

    風情ある滝

    道路脇に滝の看板があったので見に行くことにした。ここは「男淵女淵の滝」という上下に二段の滝とのこと。こんな小さな島にも立派な滝があるんだね。こちらは上段の男淵。雨も降った後なので水量も多くとても神秘的な雰囲気があって、すごくいい感じ。

  • 海岸前の温泉センター

    海岸前の温泉センター

    しばらく南下していくと中ほどを過ぎたやや南側に差し掛かったところで、「熊野温泉」という文字を発見。その看板の先には「中種子町 温泉保養センター」というのがあった。もちろん、さっそく利用してみることにした。小ぢんまりとした小さな施設だけど、目の前が海水浴場といういいロケーションだ。

  • 海を眺めながら

    海を眺めながら

    小さな施設だけど、ローカルながらもすっきりとしていてなかなか雰囲気もいいところ。ここの湯もツルツルすべすべの感触のいい湯だ。それと窓が大きくてそこから海が眺められる。景色がすごくいいぞ。でもこれって外からも丸見えなの?と思って後で見てみたけど、外からは内側は見えないようだ。

  • ネジネジ

    ネジネジ

    目の前に海水浴場があるんだけど、そこに大きく看板が立っている。何が書かれているのかと思ったら、「ねじの伝来地」と書かれている。どうやら鉄砲と同時にネジも伝わったらしい。つーか、ネジって昔は日本になかったんだね。それすら知らなかった。

  • 広〜い砂浜

    広〜い砂浜

    それにしても、この海水浴場はとても広くて開放的。種子島唯一の海水浴場って書いてあったけど、確かにいい雰囲気だ。砂浜も広いし、その少し沖には小島もたくさんあって、とても風光明媚な絵になる風景。やはり夏場は混むのかな?

  • マングローブ林

    マングローブ林

    またほんの少し南下したところで、急にあたりが開けた場所があった。あたりは開けているけど緑がいっぱい。なんだか南国の雰囲気って思っていたら、よくよくみるとそれはヒルキだ。つまりマングローブってこと。へぇ、種子島にこんなマングローブ林があったなんて知らなかった。

  • 本日の宿に到着

    本日の宿に到着

    そしてすっかり夕暮れ時になってしまった。たどり着いたのは本日の宿である「わかり温泉館」。ネットで見つけた宿なんだけど、ホームページがやたらとポップだったのに、実際は意外と地味って感じ。部屋は離れになっているようで、二階建ての建物に案内されたぞ。

  • 誰かの部屋?

    誰かの部屋?

    そして客室に入ると、何だか妙に落ち着くというか、誰かの部屋のような生活館のある雰囲気。どうやら長期逗留でも利用できる宿らしい。工事関係者とかも利用するのかな?とにかく普段使いできそうなくらい、まるで自分の部屋のような雰囲気がたまらない。

  • 今日の晩酌

    今日の晩酌

    さて、夕飯はどうしよう。と、近くのスーパーでさつま揚げを買ってきたのでビールのつまみとして食べて、それをそのまま夕飯にすることにした。食べながら気づいたんだけど、調理器具もすべて部屋にそろっているので、自炊してもよかったのかな。まぁ、もう飲んじゃったし、もういいか。

  • 風呂が凄い

    風呂が凄い

    ところで温泉はどこ?って感じだけど、この宿には大浴場はない。なんと客室の風呂はすべて温泉なのだ。バスタブなので風情はまるでないけど、これがうっとりとするほどツルツルヌルヌルの感触のいい湯。これは病みつきになるくらい気持ちいい。そんなわけで今夜はこの湯を贅沢に味わいながら、夜も更けていくのであった。