鉄砲バンバン
12 Jun. 2021
天気 | 土砂降りのち晴れ間 |
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気分・体調 | ロケットかっこいい |
所在地 | 鹿児島県鹿児島市鴨池新町 |
移動距離 | 102km + 88miles |
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近くの温泉センター
昨夜はすごい土砂降りだった。とにかく豪雨ってぐらいの雨で、朝になって弱まったけど、相変わらずずっと降り続いている。まぁ、とりあえず出かけようと向かったのは、すぐ近くにある「南種子町河内温泉センター」という温泉施設。意外と大きくて立派な施設のようだぞ。
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ゆったりひろびろ
この温泉施設はけっこう大きいなと思ったら、温泉プールとかもある施設のようだ。浴場はそれなりにゆったりはしているけど、まぁまぁの広さだった。こちらも透明の湯ながらツルツルの湯で、感触がとてもいいね。種子島はどこもこんなツルツル湯ばかりだ。
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食材を求めて
そーいや、今回の旅行ではしっかりとした食事をまだ一回もしていないな。というか、これって感じの店がなかなかないのよ。そんなわけで海鮮が食べたいのでスーパーに行こうかと思ったら、「天空のパラダイス」漁業組合の店を発見。そこでカルパッチョを買ってみた。安くてめちゃ美味い。けど、おかずだけ。
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宇宙食
それから種子島といえば、やはりJAXAのロケットのイメージ。この店もやたらとロケットや宇宙を売りにしているぞ。なので土産物もいっぱい。そこで目を付けたのが宇宙食。いろいろと売っているけど、気になった「たこやき」を買ってみた。これはお土産にして家に帰って食べようっと。
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雨と濃霧
さて、雨はちっとも止みそうにない。とりあえず南の端っこに行ってみたくなったので、クルマを走らせる。街のあるあたりは高台だからなのか、すごい濃霧状態。まるで雲の中にいるかのようだ。クルマの運転も慎重に。
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鉄砲伝来の地
そして種子島の南端、門倉岬にやってきたぞ。ここには鉄砲伝来の看板と碑があった。この付近でポルトガル船が難破して、鉄砲が伝わったのかぁ。歴史の教科書で習ったことが、ここにあるなんて、なんか面白い。日本にとって衝撃的な出来事だからねぇ。
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晴れ間もちらほら
岬の先端部分は公園になっているようで、しっかりと整備してあるみたい。先ほどまで雨が降っていたけど、急に雨が止んだので岬を散策。こちらも高台になっていて眺めがいいぞ。たまに晴れ間も見えたり、また雨が降ったりと不安定な天気だけど、絶景が見られてよかった。
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今回の運勢は
この岬には大きな鳥居があって、そこには神社もあった。無人の小さな神社のようだけど、おみくじが売っていたのでついつい運試し。そんで結果は「末吉」。まぁ、気分的にまさに的中って感じ。旅行は「近い所特に吉」とある。種子島は遠いなぁ。いや、鹿児島からは近いから「吉」かな?
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ロケット発射
そしていよいよ種子島の中枢、JAXAにやってきた。ここは種子島宇宙センターにある宇宙科学技術館。ところが、どうやら事前に予約が必要らしい。ということで残念ながら外観のみ。でも、この付近だけ近未来的な雰囲気がプンプン。何だか楽しい気分になるぞ。
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H-II
宇宙科学館は入れなかったけど、敷地内で見学可能の場所はいろいろあるようだ。駐車場のすぐ目の前にあったのがH-2ロケット。模型だけどね。でも、やはりとても大きいしかっこいい。種子島に来たって感じが実感できるよね。
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ロケット展望台
JAXAの海側は広い砂浜になっていて、その脇に大きな岩というか島というか山があり、そこに妙な建物がある。どうやらそこは展望台になっているようで、ロケットの発射を見学できるらしい。今日はロケットは飛ばないけど、展望台に上がると、なかなかの景色。いい眺めだなぁ。
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中継映像でよくみる光景
それにしてもここからは確かにロケット発射場は見えるけど、けっこう遠い。もっと近くにも展望台があるみたいなので、そちらに行ってみた。すると、なるほどニュース映像とかで見覚えのある構図だ。残念ながら発射もないしロケットもないけど、なんだか嬉しい。
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洞窟?
また少しドライブしていると、道路脇の崖に穴がぽっかり。何だろうって近づいてみると「岩穴(いわな)」っていう昔ながらのドライサウナとのこと。それを復活させたものらしい。今日は雨が降っているので、中をのぞくと水たまりになっていた。
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広田遺跡
先ほどの洞窟のすぐ近くに広田遺跡というのがあった。ミュージアムなんかもあり、しっかりと整備されているので種子島でも有数の遺跡らしい。見学しようかどうか悩んでいたけど、先ほどから雨が強くなってきたので、ちょっと今回は見学を断念。
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漁港脇の小さな浴場
さらにドライブを続けていくと「はまだの湯」と書かれた小さな看板を発見。ついつい引き寄せられるように釣られると、小さな漁港があって、その脇に小さな建物。どうやらここが浴場のようだ。一般の方も利用できるようなので、ちょっと入浴してみることにした。
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おしゃれな畳
本当にすごく小さな浴場。脱衣場に入ると床は畳敷きになっているんだけど、よくよく見てみると、なんとロケット柄。おおっ、さすが種子島。それにしてもロケット柄なんてずいぶんと洒落てますなぁ。もしかして特注? すごく地味なポイントだけど、これはいいね。
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予想外にいい湯
それにしても小さな浴場。最初先客が三人いたんだけど、もういっぱいいっぱいって感じ。そしてここは温泉ではないらしいのだけど、ずいぶんと個性的な湯。鉱泉なんだろうね。濁っているけど、肌もつっぱらずにけっこう滑らか。へぇ、こんな隠れたところに名湯が。宝物を発見した気分。
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小さな空港ロビー
そしてそろそろ種子島ともお別れの時間。種子島空港にやってきた。それにしても本当に小さな空港なので、なにもかもコンパクト。でもすごくローカルなりの味わいがある。ロビーなんかも木製のベンチがとてもしゃれているし、使い勝手もいいぞ。
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ようやく飛行機登場
小さな空港なので、便がたくさんあるわけでもなく、ロビーから滑走路を眺めても、飛行機は一機もいない。時間がけっこう迫ってきても来ない。ちょっと不安になりかけた頃に鹿児島から到着。この一機が何往復かしているのかな?
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開聞岳が見える
天候はあまりよくないけど、離陸時はどうやら雨は止んだ。よかった土砂降りで搭乗するのはどうなのかなって思ってたから。そして離陸するとしばらくして開聞岳が見えてきた。昨日は雲に覆われて見えなかったから、嬉しい。
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ホテルにまっしぐら
鹿児島空港に到着したところで、本日の宿は鹿児島市内。ということで、またレンタカーを借りていざ鹿児島市内へ。本日向かうのは県庁の目の前にある「ホテル自治会館」。なんと自治会館がホテルという不思議なところ。しかもここは天然温泉付き。
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温泉が本格的
このホテル、なかなかいいぞ。官庁街にあるいわゆるビジネスホテルなんだけど、何よりも温泉が本格的。とてもビル内にある浴場とは思えないぐらい風情あるし、何よりも内湯も露天もゆったり、そしてお湯が濃厚。かなり塩辛くてえぐ味も強い。個性的な湯だ。
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温泉の蛇口
いい湯だなと思っていたら、何と洗い場のそれぞれに「温泉」と書かれた蛇口まである。すげぇ。しっかりと温泉を意識した宿に感動。本日はこの後、リモートで飲み会があり、温泉を適当にきりあげていざ飲みモード。あまり飲みすぎると明日に響くのでほどぼとにしなきゃね。