雄大な釧路湿原
2 Jul. 2022
天気 | 内陸は晴れ、沿岸は濃霧 |
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気分・体調 | 涼しかったり暑かったり |
所在地 | 北海道釧路市末広町 |
移動距離 | 136km |
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ブレックファスト
昨日はけっこうしっかりと寝たので、朝もしっかりと起きられた。ここのところ寝苦しい夜が続いていたので、こんな爽やかな朝は久々な気がする。それくらい釧路は涼しくて過ごしやすい。ということで、まずは朝食。パンの軽食だけど、美味しいパンだったぞ。
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ハイキング
今日はレンタカーを借りて、釧路周辺をちょろっと周ることにした。釧路といえばやはり釧路湿原。近場で景色のいいところはないかと地図を見て、展望台があるというので行ってみることにした。しかし、駐車場から少し歩くようだ。軽く散歩のようにハイキングだ。
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突然開けた展望台
わりと平坦な林の中の木道をひたすら進むと、やがて視界が急に広がり、「北斗展望台園地」と書かれた展望台に出た。思わず声をあげてしまうくらい、急に開けて雄大な景色が広がる。他の観光客もみんな、ここに来ると「うわー」とか「おおーっ」とか「すげぇ」とか言っているのが面白い。
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どこまでも続く湿原
それにしても本当にすごい景色。ついさっきまで林道の中だったのに、ここからは遠くまで広がる湿原が見渡せる。国立公園なので人工物はほとんど見られず、とにかく平原が広がる。本当に木と草と川のようなものが見えるだけ。でも、いつまでもボーッと眺めていられる景色だ。
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山花温泉リフレ
続いて向かったのは、展望台からクルマで15分ほどのところにある「山花温泉リフレ」という温泉宿泊施設。釧路市動物園のすぐ目の前にある温泉施設だ。動物園が近いこともあり、それなりにこの周辺は賑わっているぞ。行楽地って感じがあるね。そこにあるホテルも雰囲気が良さそうだ。
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塩辛い湯が刺激的
ここは宿泊施設なんだけど、日帰り入浴も受け付けてくれているので、今回は立ち寄りで利用。内湯もゆったりとしているし、少し小ぢんまりとしているけど露天風呂もある。それに、週末のとてもいい気候なのに利用客が少な目でとてもゆったりと楽しめるのが気に入った。しかも、体中がズキズキと刺激的な塩辛い湯も個性的。
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湯上りアイス
塩分濃度のとても高い湯ということもあり、すっかり温まったし、むしろのぼせた。浴後、少し休もうと休憩室に向かうと、アイスを食べている人が多い。なんと週末は160円でソフトクリームが食べられるようだ。ということで、これはありがたいのでさっそく購入。風呂上りのアイスは格別だ。
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まっすぐの道路
北海道は本当に雄大だな。道路を走っているだけでも、その雄大さが実感できる。なんといっても道路がどこも直線的で、開放的。ついついスピードを出しすぎてしまうのもわかる気がする。でも、ひとたび事故を起こせば重大事故になるので気を付けよう。
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恋問館
海岸の方までくると、急に天候が悪くなった。どうやら海岸から海にかけて濃霧らしい。国道沿いにある道の駅でちょっと休憩しよう。クルマを降りると、薄日はさしているけど、めちゃくちゃ寒い。凍えるほどではないけど、肌寒いなぁ。さすがに週末だけあって道の駅は混雑気味。
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濃霧の海岸
道の駅のすぐ裏は砂浜が広がっている。海の景色でも眺めようと思うけど、わりと霧が濃くてよく見えない。面白いのは、海岸から海にかけてだけ濃霧で、少し内陸に向かうと綺麗に晴れる。北海道ではよくあることなのかな。去年も函館や苫小牧で同じ天候に出くわしたなぁ。
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定番の刺身定食
さて、先ほどからランチにしたいと思っているのに、なかなか決め手に欠ける。そうこうしているうちに時間は過ぎていく。また、釧路に戻ってきて、結局、港にある釧之助に立ち寄った。ここは本店と違ってすごくローカルな雰囲気があるぞ。先ほどまで混んでいたのか、刺身定食は一部、具をかえての提供となった。新鮮で美味いね。
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水揚げ
食後に建物を出ようとすると、どうやらこの建物の上に展望室があるらしい。とりあえずエレベータで上がってみると、そこから港が眺められるガラス張りの部屋があった。ちょうど下では何かの魚の水揚げが行われていた。また、その魚を横取りしようとするカモメが群がり、作業員との激しい攻防が繰り広げられていたぞ。
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細岡展望台
お腹も満たしたところでちょいとドライブ。はたまた釧路湿原の展望台。今朝は西側から見たけど、こちらは真逆の東側にある細岡展望台。こちらの方が駐車場からは近いけど、そこまでのアクセスは悪路だった。けっこう観光客が多い。というか、駐車場にはレンタカーか県外ナンバーしかいなかった。
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日差しが強い
今朝とは逆側からの眺めなんだけど、その雄大さは変わらない。反対側からなので、その展望台が見えるかと思いきや、さすがに距離も離れているのでまったく見えない。本当に広いんだな。感動だ。ただ、西日が強くてめちゃくちゃ暑い。釧路でもこんなに暑くなることがあるんだねぇ。
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今夜の宿
すっかり陽も傾いてきたので、そろそろ宿にチェックイン。今日は昨日とは違うホテル。場所はすぐ近くなんだけどね。ここは幣舞橋の近くにあるホテルパコ。天然温泉の大浴場付きの優雅なホテルだ。今日は土曜日ということもあり、宿泊客もいっぱいなようだ。
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展望大浴場
チェックインをしたところでさっそく浴場に向かう。浴場は最上階の12階に受付があった。だけど、浴場は11階。でも、露天風呂は12階という、階段をいったりきたりの不思議な浴場。思っていたよりもずっと大きな浴場で、内湯からもガラス越しに街並みを眺められるのは気持ちいいね。
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軽くディナー
ひと風呂浴びたところで、ちょっと散歩。夕飯をどうしようか悩んだんだけど、そんなに空腹でもなかったので、セコマでおにぎりを買って、それで済ますことにした。夕暮れの釧路川を眺めながらおにぎりを頬張る。
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KUSHIRO
幣舞橋の脇にある名物の「KUSHIRO」の文字。映えスポットなので、みんなここで写真を撮っていくね。中途半端に明るいとつまらないので、ライトアップされるまで待ってみた。やっぱりライトアップしている方が綺麗かな。
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夜の露天
今日もまったりと過ごしつつ、部屋に帰って少し仮眠。夜中に目が覚めて浴場に向かう。夕方は一般客もいたけど、夜は宿泊客だけなのでとても空いている。露天風呂も貸切状態だ。屋上にある露天は岩風呂になっていて、なかなか優雅なムード。そんなこんなで釧路の夜も更けていくのであった。