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日当山温泉と妙見温泉

12 May. 2023
天気 晴れのち曇り
気分・体調 歩き疲れた
所在地 鹿児島県霧島市隼人町嘉例川
移動距離 601miles + 72km
行動範囲地図 行程表
  • 羽田空港の朝

    羽田空港の朝

    さてゴールデンウイークも終わり、旅が恋しくなる季節。そんなわけで出かけてみることにしました。やってきたのは毎度おなじみの羽田空港。今回はJALでのフライト。まずは空港に早目に到着して、まったりとビールを飲んで過ごしながらフライトの時間を待つ。この時間がとっても好きなのよね。

  • 桜島が見えてきた

    桜島が見えてきた

    羽田は妙に渋滞していたらしく。前に7機あるのでしばらくお待ちくださいとのアナウンス。ウトウトしている間に気が付けば上空。20分ほど離陸が遅れたらしい。しばらく飛行を続けていると見えてきたのは桜島。今回は鹿児島空港へのフライトでした。

  • 山道を散歩

    山道を散歩

    空港に辿り着いたところで、徒歩で移動。バス利用も考えたのだけど、ちょっと中途半端な場所にある食堂でランチをしたかったので、徒歩で移動。これが思っていたよりも遠くて気が付けば1時間以上歩いていた。が、しかし、な、なんと、目的地の食堂には「しばらく休業」の文字。えっ、えっ、どうしましょう。

  • じゅじゅどん温泉

    じゅじゅどん温泉

    そのまま山を下りてやってきたのは日当山温泉。もう14時近いので営業しているところも少ない。まぁ、いいか、とりあえず温泉でも入ろうとやってきたのは「じゅじゅどん温泉」。実は何度もここには来ているのにいつも臨時休業や定休日で入れなかったところ。ようやく入浴だ。

  • 肌が生まれ変わる

    肌が生まれ変わる

    ここの温泉は凄い。すごく地味で素朴な浴場なんだけど、ぬるめの湯がかけ流し。無味無臭の普通の湯っぽいが、妙に浮力を感じる。また、みるみるうちに肌の表面がとけていく。角質が溶けるというか、肌がとけていくというか、不思議な感覚。まったりと過ごしていたら、肌がツルツルになってしまった。

  • じゅじゅどん橋

    じゅじゅどん橋

    じゅじゅどん温泉に入った後は、近くのじゅじゅどん橋を渡って川の対岸へ。地味な温泉街が広がっているんだけど、特に飲食店も見当たらない。というか、あっても営業時間外。とりあえずトボトボと歩き続けるけど、先ほど随分と歩いたのでちょっと歩き疲れてきた。

  • 川を眺める

    川を眺める

    とりあえず川でもボーッと眺めながら、近くの飲食店を検索してみるか。あっ、やっぱり近くには何も無いみたいだ。コンビニかダイレックスしか無いかな。ん? 近くの「西郷どん村」という観光施設の物産館にお弁当やお惣菜が売っているらしい。とりあえず行ってみるかな。

  • うまそうなお惣菜

    うまそうなお惣菜

    けっこう変な時間というか、もう夕方だ。もう売っていないかと思ったら、まだ売っていた。しかも全品半額だった。ラッキー。ここで、「混ぜご飯」と「ごぼうと豚肉を甘辛く味付けしたもの」と「野菜がたっぷり入った玉子焼き」を買ってみた。ちょっと買い過ぎたかな。あまりにも腹が空き過ぎて、空腹感がなくなったので後で食べよう。

  • 優雅な足湯

    優雅な足湯

    物産館の前には足湯があった。こんなとこに足湯があったとは知らなかった。しかもけっこう大きく本格的な足湯だ。長さは10メートルはあるぞ。しかも熱めの湯がとっても刺激的で気持ちいい。鉄分を多く含む湯のようで、ちょっと赤茶色に湯舟が染まっている。

  • 西郷どんの宿

    西郷どんの宿

    施設の一角には古風な建物があり、自由に見学できる。ここは西郷隆盛が湯治で逗留していた宿「龍宝家」とのこと。本物は火災で焼失してしまったので、復元したものだそうな。ボランティアのガイドがいて、すごく丁寧に説明してくれた。間取りは忠実に再現しているとのこと。

  • 直筆の掛け軸

    直筆の掛け軸

    館内の掛け軸には西郷隆盛直筆の漢詩が書かれていた。というか、これは複製だそうだが。この掛け軸が見つかったとき、なんでも鑑定団で鑑定したら本物だということで話題になったそうな。

  • 佇む西郷どん

    佇む西郷どん

    そろそろ本日の宿に向かう。今日は妙見温泉に行くので、ここからバスに乗る。バス停のすぐ脇には巨大な西郷さんが立っていた。釣り竿を片手にのんびりと過ごしていた頃の姿を現しているんだろうな。

  • きらく温泉

    きらく温泉

    バスに揺られてやってきました妙見温泉。本日の宿泊した宿は、前々からずっと気になっていた「きらく温泉」。ここがまためちゃくちゃ安いんですよ。自炊の宿なので、館内には調理場もあるし、温泉もあるしと、使い勝手はとてもいいみたい。チェックイン時の説明がめちゃくちゃ丁寧で親切でびっくり。

  • 地味な四畳半

    地味な四畳半

    建物はめちゃくちゃ古びていて、外観からはちょっとあり得ないんじゃないかと思うような佇まい。でも、これがまたすごく清掃が行き届いていて、古さは否めないけど、すごく快適。というか、こういう雰囲気は嫌いじゃない。こういう地味なところ、落ち着くなぁ。

  • ワイルドな露天風呂

    ワイルドな露天風呂

    この宿は露天風呂が素晴らしい。建物の裏手の山の前にあるんだけど、すごくワイルド。開放感ばっちりだし、ロケーションだけでなくお湯も凄い。湯舟のまわりがまるで鍾乳石のように堆積していて見た目に圧倒される。こんな泉質なのにキシキシと肌がなりそうなのに、すごく潤っているのも不思議。

  • 内湯もすげぇ

    内湯もすげぇ

    玄関前にある内湯もすごい。「うたせ大浴場」と書かれているけど、確かに広め。しかも打たせ湯がすごい。飛び散ったしぶきで、周囲はまさに鍾乳洞状態。こんなにインパクトのある温泉はなかなかないぞ。しかも泉質がめちゃくちゃいい。ここに宿泊してやっぱり大正解だ。テンション爆上がりなのに妙に落ち着く感が半端ない。

  • 夜も露天風呂

    夜も露天風呂

    やっぱり夜も露天風呂に入りたい。ここは自由に何度でもいつでも入れるのも嬉しいポイント。とにかく雰囲気がめちゃくちゃいいし、お湯が気持ちいいのだ。今日はこれでぐっすりと眠れる気がする。そんなわけで、まったりと過ごしながら今日も終わるのであった。