長島と黒之瀬戸
14 May. 2023
天気 | 晴れ |
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気分・体調 | 雄大な景色がいいね |
所在地 | 鹿児島県阿久根市大川 |
移動距離 | 133km |
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千宝の湯
さて、一夜明けたところで朝から温泉に向かう。8時から営業という千宝の湯という温泉施設に向かうも、けっこう細い路地に入っていく。本当に温泉施設なんかあるんか?という頃にいくつかの建物が並んだ施設が見えたけど、どうやら老人ホームのようだ。でも、そこに隣接して温泉施設があった。入口がよくわからなかったので、他の客らしき人の後をつけていくと、温泉に辿り着いた。
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景色のいい湯
これがまた、なかなかいい温泉。老人ホームに併設されている温泉ってやたらと消毒臭かったりするけど、ここは硫化水素の香りがほのかに感じて、どうやら源泉かけ流しのよう。ヌルっとした浴感も気持ちいいし、何よりも景色がいい。すぐ先は海だし、遠くには天草も見える。露天風呂もあってすごくいいところだった。
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穏やかな海
今日は朝からとてもいい天気で、昨日の雨が嘘のよう。そんなわけでとても気持ちがいいので、浴後に海岸まで出てみた。青い海に青い空、対岸には天草や周辺の小島が見えて、本当に優雅な景色。老人ホームの方も、こんな景色を楽しみながら余生を過ごして、開放的な気分を味わっているのかな?
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山の温泉
続いて今度は山の中にある温泉に向かった。ちょっと心細いほど細い山道を走っていくと見えてきたのは「湯川内温泉かじか荘」。さっそく料金を払って浴場に向かう。すると目の前にあるのが「下の湯」で、さらに奥には「上の湯」があるらしい。では上の湯から先に入ってみよう。
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湯舟の底から湧き出る湯
これがまた凄い。雰囲気もすごいけど、湯が凄い。とても素朴な湯小屋の中は小さめの湯舟がひとつ。その底には砂利と巨石があり、その底からぷくぷくと気泡とともに大量の湯が溢れ出ている。しかもけっこうぬるめの湯で、ちょっとツルリとして、硫化水素の香りも立ち込めてなんとも気持ちのいい湯。これはちょっと病みつきになりそうなほど、いい温泉だ。
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下の湯もいい
出るのが惜しく感じるほどだけど、下の湯も気になる。ちなみに一度上がると再入浴はできないシステムなので、意を決して下の湯に向かう。こちらはちょうど先客が上がるところだった。こっちの方が少し広め。そしてお湯の雰囲気もちょっとだけ違う。上の湯とは少ししか離れていないのに、湯の印象が違うのにも驚いた。こちらも底から湧き出てとてもいい雰囲気だ。
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絵になる灯台
ちょっと長居してしまったところで、そろそろ昼だ。まぁ、今度はまた海を見に行こう。ということで長島に渡って長崎鼻までやってきた。天気がいいので灯台でも見に行こうとやってくると、これがまたすごく雰囲気のいい灯台。長島八景って書いてあったけど、なるほどこれは見ごたえのある景色だ。
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海も穏やか
灯台のすぐ下は海岸になっていて、あちこちで釣り人たちがいた。岩場になっているので、この辺だと何が釣れるのかな? 誰か釣り上げてくれないかと眺めていたけど、誰も釣り上げていなかったので、何を狙っていたのかはわからない。それにしても穏やかでいい天気だ。
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椿の湯
灯台からまた少し進んでいったところにある。長島温泉センター椿の湯という温泉施設に向かった。ここがまた、休業中かと思うくらい誰もいない。不安になりながらも入っていくとしっかりと営業中。それなりの規模のあるところなのにびっくり。ここは目の前が道の駅で、その上の高台にある。とても便利な場所にあるのになぁ。
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露天風呂が開放的
内湯はいろいろと湯舟も広くてゆったりとして気持ちいい。そして露天風呂が規模こそ小さいけど、岩風呂でとても開放的。高台なので目の前が開けていて海の景色がよく見える。真昼間なのでちょっと太陽が眩しくて暑かったけど、とにかく湯が気持ちいい。開放的な気分で過ごせたけど、客がほんと少なくて不思議だった。
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喉が渇いた
温泉でだいぶ水分を持っていかれたので、喉がカラカラ。近くにAコープがあったので、ドリンクを購入。ついでに気になった「たんかんミックス」ジュースと、「高千穂牧場紅茶オ・レ」。どちらも一気に飲み干してしまった。どちらも美味しかった。
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絶景ビューポイント
では、そろそろ引き返そう。そういえば先ほど通りかかったときに景色の良さそうなところがあったので、立ち寄ってみる。「上り浜パーク」って言うのかな? 道路脇のちょっとしたパーキングなんだけど、景色がすごくいい。なんだか南国の島にでも来たような気分になるビューポイントだった。
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昼食難民
そーいや、今回の旅行はやたらと昼食にあぶれてしまう。初日も昨日も、そして今日も目的の店が開いていない。事前に営業時間を調べておいたのだけど、どういうわけか準備中になっていたりする。今が二時過ぎ。ほとんどの食事処が閉まっている。ってゆーか、閉まるの早すぎだろ。数軒の店をまわったけど、どこも営業終了していた。
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黒之瀬戸大橋
長島と九州を結ぶ大きな橋が、黒之瀬戸大橋。この海峡がまた有名なビューポイントだそうで、さっそく高台にある公園に向かった。干潮時や満潮時に向かうときが潮の流れが早くなり、昔から難所と呼ばれた場所とのこと。かつては連絡船もあったけど、橋の開通で無くなり快適に行き来できるようになったそうな。いい景色だ。
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寿司を購入
橋の脇に道の駅「黒之瀬戸だんだん市場」があったので、立ち寄ってみた。食事処は無いみたい。周辺の店もみんな閉まっている。期待しないで中を覗くと鮮魚がたくさん売られている。そして刺し身や切り身も。そこで地魚のすしが売っていたので、それを購入。さらに切り落としが100円で売っていたので、これも購入。本日のランチはこれで済ませよう。
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川のような流れ
せっかくなので橋の下で「うずしお」を眺めながら食べることにした。潮が動き始めてかなり流れが早くなってきたけど、渦潮ができるほどではないかなぁ。でも、まるで川辺にいるかのように、川のせせらぎが聞こえる。海なのにね。不思議な気分。
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ちゃんぽん日本一
さて、そろそろ夕暮れ。今日こそはどこかでしっかりと夕飯を食べたい。ということで、気になったのが「ちゃんぽん日本一」と書かれた店。「つくしの里」というらしい。先ほど通りかかったのだけど、何だろう。近づいていくと、営業中と書かれているのに、閉まっている。そして電話番号。電話をかけるとすぐに出てきて対応してくれた。
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海鮮ちゃんぽん
さて、変わった雰囲気の店だけど、メニューを見るともっと変わっている。というか、トマトちゃんぽんとか、餃子ちゃんぽん、カレーちゃんぽんなど。変わり種が日本一多いらしい。が、おススメは海鮮ちゃんぽんとのこと。って普通じゃん。まぁ、あえて冒険はせず、そのおススメとやらを食べてみよう。すると、そのまま普通に美味しい。まぁそうだよね。
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温泉センターもみじ
さて、夕飯も済ませたところで温泉に入りましょう。やってきたのは、つくしの里のすぐ近くにある「温泉センターもみじ」。先ほどは「つくし」で春のイメージだったが、今度は秋のイメージだ。ここは、ヌルヌル感がめちゃくちゃ気持ちいい湯。わりと大きな施設だけど、湯舟がちょっと小さかった。でも、温泉はなかなかいい感じで、これは有りだな。
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ご当地おにぎり
さて、温泉で最後しめたところで、喉が渇いたのでコンビニに寄ってみると。「鹿児島らぁめん柿の木」と書かれた「チャーシューおにぎり」なるものが売っていた。うーん、気になる。というわけでついつい購入。食べてみると、甘〜いチャーシューが旨かった。というわけで、最後につまみ食いしたところで、本日も無事に終了。いよいよ明日は最終日だ。