いっぱい阿蘇ぼう
28 May. 2023
天気 | 晴れ時々曇り |
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気分・体調 | きもちいいね |
所在地 | 熊本県阿蘇郡小国町宮原 |
移動距離 | 111km |
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鞠智城跡
さて、今朝はまず鞠智城跡を訪れた。以前にも来たことはあるけど、近くまで来たので立ち寄ってみた。やはり何度見ても、その独特なフォルムは絵になるねぇ。ここは7世紀後半に大和朝廷が気づいた城とのことで、アジアでの戦火がいよいよ日本にまで及びそうになり、補給支援基地としてここを築いたらしい。古い城にしては、かなり完成度が高いぞ。
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恵温泉
そして本日最初に向かったのは、菊鹿温泉にある恵温泉という温泉旅館。ここは立ち寄り入浴も行っていて、地域の銭湯のような場所なんだけど、これがまたすごく雰囲気がいい。旅館なので清潔感があるのはもちろんのこと、内湯も広くてゆったりとしていて、無色透明のヌルヌルの湯がかけ流しになっている。
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露天風呂や水風呂も
この宿の凄いところは、宿の雰囲気もいいし温泉もいいんだけど、さらに温泉には眺望の広がる露天風呂があったり、サウナもあったり、さらに開放的な水風呂があったりと、入浴料も350円なのに、いたれりつくせりなのだ。すごくいいところなので、宿泊してのんびりしたなと思った。
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菊池渓谷温泉
続いて温泉巡り2軒目へ。やってきたのは少し山間部に向かったところにある菊池渓谷温泉「岩蔵」という温泉旅館。これがまたけっこう品のある温泉旅館で、すごく情緒もあって雰囲気もいい。露天風呂に入ると、脇を渓流が流れていて、川のせせらぎを聞きながら優雅に浸かっていられる。すごくいい気分だ。
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トンビ?
露天風呂でのんびりと対岸の森を眺めていると、誰かと目が合った気がした。ん?と思ってよくよく見てみると、対岸の木の枝の上に何かがいる。鷹か鷲か鳶か?何かの猛禽類だが、小さいので鷹ではないみたい。すると飛び立って頭上を旋回しながらピーヒョロロと鳴いていたので、トンビのようだ。
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見事な石橋
旅館の近くに古い石橋があるというので、見に行ってみた。ここは立門(たてかど)橋という石橋だそうで、万延元年(1860)4月に完成したという古いものらしい。脇にはうっすらと「立門」と漆喰で書かれているけど、それも建設当時のものだそうな。かつては重要な街道があったわけだね。こういうのを見ると、その土地の変遷が垣間見れる気がする。
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見事なパノラマ
しばらく進んで阿蘇山の外輪山を登っていく。すると景色が開けて、なんとも優雅な気分でドライブができる。阿蘇山外輪山ってほんと、特徴的な景色が続くよね。そして眺めのいい場所を見つけたので立ち寄ってみた。ここは西湯浦園地展望所というらしい。レストランが目の前にあるけど、とても混雑していたのでここは断念。景色だけを眺める。
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内牧温泉
さて、先ほどの展望台から眼下に見えていたのは内牧温泉。ならばそっちに行ってみようと山を下りて阿蘇山のカルデラ内部へ。そして内牧温泉の「入船」という旅館の日帰り入浴にやってきた。これがまたすごく雰囲気のいい宿。和モダンな雰囲気がとてもよく、内湯もゆったりとしていて気持ちがいい。
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露天風呂もユニーク
そして露天風呂へと出ると、これがまた不思議な空間。露天の中央に石室のような場所があったり、浅くなった寝湯があったり、龍の頭から湯が注がれる壺湯があったりと、温泉を優雅に面白く楽しめる露天風呂だった。寝湯が気持ちいい。
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阿蘇のカレー
さて、内牧温泉と言えば赤牛の「今金」が有名。ここらへんでランチにしたいけど、昼時を過ぎているのに今金は長蛇の列。すると近くからカレーのいい匂いがする。Bathという小さなカレー専門店から匂うぞ。ということで、匂いに釣られて入店。チキンカレーを注文したけど、これがまた不思議なスパイシー。でも普通に美味しい。満腹なり。
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また外輪山へ
内牧温泉を堪能したところで、また下りてきた道を登っていく。周囲の岩がゴツゴツとしてきて、樹木が無くなってきたら頂上が近いぞ。この辺りにも景色のいい場所がいくつもあって、けっこうたくさんの人が景色を楽しんでいた。いや、見とれちゃうほどダイナミックだね。
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眺めを楽しむ
今日はずいぶんと温泉で汗をかいたので、涼しいところでまったりと過ごしたいな。ということで、眺めのいいところで休憩することにした。やってきたのは「大観峰」という有名な景観スポット。これがまた非常にダイナミックですごい。ちょっとモヤがかかっているけど、正面には阿蘇山もあり、カルデラがよく見える。
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外輪山の上は別世界
そして外輪山の上は草で覆われた不思議な景色が広がっている。上と下とでは、景色も違うし温度もだいぶ違う。下はちょっと暑かったけど、こっちは涼しい。景色を眺めながらしばしボーッとする。それにしても今日はバイクのツーリングが多い。日曜日だもんな。
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ドラえもんがお出迎え
さて、この後はどうしようかな。時間もあるのでちょっと足を伸ばして「わいた温泉」に行ってみることにした。「ゆけむり茶屋」に向かったのだけど、夜間まで営業しているハズなのに駐車場に車が無い。むなしくドラえもんが出迎えてくれているだけ。あれ?休業日?
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貸切状態
誰もいないので休業日かと思ったら、単に誰もいないだけなようで、営業中と書かれている。受付をして浴場にいくと、もうほぼ貸切状態。まだ夕方なのにすごく優雅に温泉を楽しむ。ここもかけ流しだし、湯舟に浸かっていると、外から森の香りがする心地よい風が吹いて、すごくいい感じ。
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岳の湯大地獄
施設の前には「岳の湯大地獄」と書かれた新しそうな施設があった。ベンチが並んでいるけど、何だろう?見物用? 近づいていくと先の屋根に覆われた穴から熱気と蒸気がもくもくとあがっている。すごい光景だが、このベンチは何のためにあるのかな?
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周囲は穴だらけ
わいた温泉周辺はいたるところから熱気があがっている。そしてその熱気を利用した釜があちらこちらにある。地域の方の共同所有だったり、個人所有だったりするらしい。ここで蒸し料理をつくったりしているんだね。
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晩酌
さて、今日はいろいろと温泉をまわったので、早目に休もうかな。ということで、山を下りてきて小国の道の駅で休憩することにした。近くのスーパーで買い物をして、まる天を購入。これをツマミにするとビールでも焼酎でもなんでも合うよね。ということで、本日はこれにて終了。明日はいよいよ最終日だ。