小国は素朴で地味で最高
29 May. 2023
天気 | 曇り |
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気分・体調 | のひのび行こうぜ |
所在地 | 熊本空港より帰路 |
移動距離 | 171km + 568miles |
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森の中の露天風呂
さて、今日はいよいよ熊本温泉旅の最終日。平日なのでじっくりと温泉を楽しんでいこう。ということで、最初に向かったのは「岳の湯地獄谷温泉 裕花」という温泉施設。昨日、わいた温泉に向かう道中で見つけた気になったので立ち寄ってみた。家族湯がメインというか人気の場所なのかな? でも男女別にワイルドな露天風呂があって、これがまた広くていい雰囲気。
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ちょろちょろ出しっぱなし
露天風呂の脇に洗い場が二箇所だけあるんだけど、そこの蛇口からはチョロチョロと湯が出しっぱなし。閉め忘れているのかと思ったのだけど、説明が書かれていて、お湯の温度が低くならないように出しっぱなしにしているとのこと。まぁ、そうだよね。普通の浴場でもしばらく使われていないシャワーから、最初は水しか出ないことってよくあるものね。
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山川温泉共同浴場
続いて向かったのは、少し離れた場所にある山川温泉。ここは素朴な山里の集落があるんだけど、そこにある共同浴場に向かった。すごく地味でひっそりとした場所にあり、このローカルな雰囲気がとてもいい。無人の施設なので、利用する際には脱衣所内にある料金箱に入浴料を入れるシステムのようだ。
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しっかりと熱い
中に入ると簡素な脱衣所と簡素な浴室。ただ温泉があるだけという素朴な浴場だ。ここの湯がまた、しっかりと熱い。そしてしっかりと温泉している。入れないほど熱いわけではないので、じっくり浸かっていると汗が噴き出る。飲泉もできるので飲むと、ほんのりと硫化水素臭。すごくマイルドな感じの湯。ついつい長居したくなる感じ。ホントに静かだ。
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古い橋梁
先ほど山川温泉に向かう際に通りかかって気になっていた橋梁。地図には道路も線路も無いのに。もしや廃線跡かな。と、調べてみると旧国鉄宮原線のようだ。廃線になったのが1984年というから、40年ほど経過している感じだ。でも、しっかりと整備されているのか、とても保存状態がいいぞ。
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脇には神社
橋の近くに小さな鳥居があって、急な階段がある。すごく味のある古ぼけた神社って感じ。登るのも怖いくらいの急な階段だ。定期的に整備はされているんだろうけど、そんなに頻繁には人が通る感じではなさそう。さっそく上がっていくと、ちょうど線路の上に出た。線路脇に神社があったのね。
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橋梁の上
ちょうど橋梁の上を歩けるようなので、行ってみる。しっかりと草刈りもしてあって、歩けるようにしてあるところを見ると、ちゃんと保存の意思があるようだ。特に案内板とかはないけど、少し歩くと別の橋梁にも出る。廃線マニアとかが歩くんだろうね。廃線って何だか妙にロマンを感じるものね。
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ホタルの里温泉
さて、この橋梁のすぐ近くには「ホタルの里温泉」という小さな温泉施設があった。先ほど通りかかったときにも気になっていたけど、こちらも立ち寄ってみる。名前が今どきで、外観もすっきりと綺麗だけど、けっこうローカルな雰囲気の共同浴場だ。
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熱いけど気持ちいい
この湯がまたすごく個性的。先ほどの山川温泉とはそんなに離れていないのに、ぜんぜん泉質が違う。こちらはいっぱい湯の華が舞っていて、けっこう硫化水素の香りも強い。そしてちょっと熱い。ちょっと浸かるだけでゆでだこだ。でも、それがまた気持ちいいぞ。
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ランチタイム
さて、今日は朝からがっつりと温泉を回ったので、けっこう体力消耗って感じかな。そんなわけでランチタイムだ。小国まで戻って見つけたのが「三軒家」という小さな食事処。日替わりの「豚ロースのきむちチーズカツ」が600円というお得なうえ、めちゃくちゃ美味しかった。
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今日も曇り気味
さて、そろそろ帰る準備をしていこう。ということなんだけど、まだ微妙に時間があるかな。ということで、外輪山からの眺めをまた堪能しておこうと向かったのは「阿蘇スカイライン展望所」。今日も昨日と同じで少し曇り気味なので、阿蘇山がくっきりとは見えない感じ。でも、このダイナミックさは感動ものだ。
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いかつい顔
さて、熊本まで戻ってきてレンタカーを返却したところで、熊本空港に向かう。行きと同じように肥後大津駅まで電車に乗って向かうことにした。ちょうど来た列車は、なんだかいかついような顔つき。いや、いかついというより、ロボット的なような感じかな。
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読めない
列車に乗って、終点の肥後大津駅に到着。降りようと準備をしていてふと床を見てみると、なんだか不思議な模様がある。QRコードのようなものがびっしり。読み込もうとしても読めない。ん?なんだこれは? よくよく見てみると、QRコードっぽいけど、ちょっと違う。まんまとヤラレタって感じ。
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新しい空港
そして空港に到着。到着したときはそのまま出てしまったので、新しい空港を満喫できていないので、いろいろと散策することにした。展望デッキに向かう廊下からは階下の出発ロビーがよく見える。これがまた、すごくオープンで充実した印象の出発ロビー。すごいなあ。
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使いやすい
展望デッキでしばらく飛行機の発着を眺めたあと、さっそく出発ロビーに行ってみた。これがまた、すごく広くて開放的。そしてショップも食事も充実していて、快適。それといたるところに電源が利用できるようになっているのも、さすが新しい空港って感じ。
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いよいよフライト
あれよあれよという間に出発の時間。もっといろいろと見て回りたかったような気がするけど、また来ればいいか。ということで、熊本ともしばしのお別れだ。どうやら巨大な台風が近づいているようで、途中揺れることも想定されるとのこと。まぁ、そんなに揺れることもなかったけどね。
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羽田は雨
そしてずっと晴れないまま羽田に到着。羽田上空は分厚い雲に覆われていて、辿り着くとけっこう土砂降りのようだ。ということで、何とか無事に帰還。今回も楽しい湯めぐりができてよかった。ではまた。