ふだん着の温泉
16 Oct. 2023
天気 | 晴れ |
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気分・体調 | 温泉三昧だ |
所在地 | 熊本空港より帰路 |
移動距離 | 163km + 568miles |
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寂しい朝食
さて、朝になりました。朝風呂に入ってさっそく朝食だ。朝はけっこう素朴というか慎ましい感じだ。朝からガッツリ行くタイプの人だとかなり物足りなさを感じるかも。もう一品くらい欲しい気がする。でも、全部食べ切ると、それなりに満足する感じだ。
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富温泉
宿をチェックアウトして、本日も温泉巡りをスタート。本日最初の温泉は熊本県の県境近くにある「富温泉」。これで「ゆたかおんせん」と読むらしい。実は昨日も立ち寄ったのだけど、駐車場がいっぱいだったので諦めたのだ。今日は平日とあって、誰もいない。すごく雰囲気の良さそうな温泉施設だ。
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大黒様と恵比寿様
ここは無人の温泉施設となっていて、自動券売機で入浴券を購入して利用する。浴舎に入ると簡素な脱衣場と、そしてゆったりと大きな浴場。巨石が配され、しっかりとした建物で、それなりにお金がかかっている感じ。大黒様と恵比寿様が岩の上に立ち、見守ってくれていたぞ。
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ひまつぶし?
続いてまた大分県側に進んで、ぐるっと湯坪温泉方面にやってきた。とても静かで素朴な温泉地だ。ここでの目的地は「ひまつぶしの湯」。貸切風呂が3棟ある温泉施設なんだけど、なんと民家の奥にある。いや、これはちょっと敷居の高そうな感じ。でも、意外とそんなこともないようだ。
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開放的な露天風呂
そして、この施設がまた、すごくいい雰囲気。個人の趣味でまさに「ひまつぶし」で作ったのかもしれないけど、いやいや本格的な温泉施設だ。すごく雰囲気もいいし、湯もいい。今回は露天風呂にしたけど、めちゃくちゃ開放感あるぞ。いや、開放的過ぎて丸見え状態かも。静かでとても気に入った。
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ふだんぎの湯
今日も温泉のハシゴ。次に向かったのは少し先に向かったところにある「ふだんぎの湯」。某テレビ番組のようなネーミングの温泉施設。ここも貸切できてしまう素朴な温泉。女将さんがとても愛想が良くて、丁寧に温泉まで案内してくれた。立派でゆったりとした露天風呂なのに、これをまるごと貸切にできるなんて、なんて贅沢なんだ。
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湯の華がいっぱい
ここの湯はちょっと熱め。けっこう熱いけど、気持ちがいい。さらに湯舟の中には大きな繊維状の湯の華がいっぱい。ここの湯も特色が出ていますねぇ。平日ということもあるけど、静かでのんびり、そして他に利用者もいなくて贅沢過ぎる。たまんねぇな。
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秋の阿蘇
浴後、久住高原方面に向かうと、途中で開けた雄大な眺めが見えてきた。大きな駐車場があり、「くじゅう森林公園スキー場」と書かれている。まだまだスキーのシーズンではないけど、だいぶ秋らしくなってきているね。
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久住高原コテージ
温泉巡りもいよいよ佳境に差し掛かり、やってきたのは「久住高原コテージ」。よくガイドブックなどで景色のいい温泉として有名なところ。前々からずっと来たかったんだよね。そんなわけでさっそく浴場に入る。キャンプ場やコテージの並ぶ大きな宿泊施設なので、浴場もゆったりと広いぞ。
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大パノラマ
そして気になるのが露天風呂。露天は広くてゆったりとしていて、それでいて目の前の視界がパノラマに開けているのだ。これがまた、本当に優雅で正面には遠くに阿蘇山がそびえ、周囲には外輪山。地球の息吹を感じるような凄い光景だ。思わずボーッと眺めていたくなる景色。やっぱり来てよかった。
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気になる立て札
さて、そろそろ帰り支度。そーいや、昼飯も食べずに温泉巡りに没頭しすぎたな。ゆっくりと食事でもしながら帰ろうかな。と思っていると、道路脇に「白丹温泉」と書かれた小さな立て札。ところどころにあり、ちょっと気になる。まぁ、どんなところか施設だけでも見てみようかと行ってみることにした。
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ゆったり気持ちいい
ちょっと進んでいくと小さな集落に辿り着き、そこに温泉施設があった。けっこうしっかりとした大きな温泉施設。でも、駐車場に車は無くひっそりとしている。でも、営業しているみたい。雰囲気も良さそうだし時間もまだ余裕があるので入ってみることにした。これがまた素朴なんだけど、めちゃくちゃいい湯だ。
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使われていない露天風呂
すごく滑らかで、そして肌触りもよく温度もちょうどよく、自分好みの泉質だ。しかも広い浴場が貸切状態。さらに広い庭の片隅には露天風呂らしきものが。でも、現在は利用されていないみたい。すごくいい雰囲気の温泉なのに、もったいない。利用者が少ないというのも、そういうことなのか?
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遅めのランチ
最後の最後に予定外の温泉に浸かり、そして気持ちのいい湯で〆ることができ大満足。でも、食事をしていないのが気になる。ということで、妙な時間だが開いている店を探す。見つけた「たきむろ」という店。店の脇からカラオケの大音量。入ると地味で素朴な田舎の食堂。とんかつ定食を食べたけど、こちらも素朴なセット。絶妙な垢ぬけなさにほっこりさせられた。
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オレンジに染まる熊本空港
そしていよいよ帰り時間が迫ってきた。レンタカーを返却して空港に辿り着いた。夕日を浴びて輝く空港が、なんとも切ない気持ちにさせるよね。そしてフライトの時間までラウンジでまったりしながら、荷物の整理。そんなわけで、今回もたっぷりと温泉を楽しんできたのであった。