優雅な箱根
16 May. 2025
天気 | 曇り |
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気分・体調 | エグゼクティブ |
所在地 | 神奈川県足柄下郡箱根町元箱根 |
移動距離 | 181km |


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あしがら温泉
5月も中旬に入り、いよいよ本格的な行楽シーズンの到来か。ということで新緑を愛でにドライブ。東名道にのってやってきたのは「あしがら温泉」。昨年末に訪れたときは、設備故障で臨時休業だったので今回再挑戦。うん、今日は営業しているようだ。
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落ち着く露天風呂
この施設がまた、けっこうモダンでゆったりとした雰囲気がある。平日ということもあってか、とても空いていてのんびりできる。そして露天風呂もなかなかいい感じ。湯舟は狭いけど、とても落ち着いた感じでじっくりと過ごすことができた。
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お得な日替わり
御殿場インター方面から箱根へと向かう。途中でランチにしようと立ち寄ったのは「いなか家 大地」という古民家風の定食屋。日替わりを頼んだけど、けっこうボリューミーな感じ。「鯖の竜田揚げねぎ梅のせ、豚丼風煮、切り干し大根」と、豪華ながらも千円とリーズナブル。
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大涌谷
GWも過ぎて観光客も少なくなっている時期かと思ったので、いつも大渋滞する大涌谷にやってきた。さすがに駐車場に入るのにちょっと待ったけど、それでも観光客は少ない方かな。山肌からもくもくと噴煙が上がっていて、雰囲気が出てきたぞ。
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立ち入り禁止
さて、駐車場に車を停めてさっそく散策しようと歩き始めると、すぐにゲートで行き止まり。いや、行き止まりではなく立ち入り禁止。火山ガスが発生しているためだとか。あれ?以前は普通に立ち入り可能だった気がするけど、安全対策なのかな?調べてみたら、2015年から入れなくなっていたのね。
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神泉の湯
散策路は事前予約していれば、引率入場というのができるらしい。噴煙地帯の散策を楽しみにしていたけど、仕方がない。ということで、ゲート脇にある「神泉の湯」をさわってみる。けっこうあたたかい。
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黒タマゴキティ
それにしても、噴煙散策もできないのにものすごく大勢の観光客がいる。行き場は土産物屋ぐらいしかないので、けっこう混雑しているぞ。これは儲かるよな。入口には大涌谷名物のくろたまごに扮したキティちゃんがいた。
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延命措置
ここに来たらほとんどの人が口にする、くろたまごを購入。ひとつ食べれば7年寿命が延びると言われるものだ。二個食べてしまったので14年分の長生きができそうだ。外側は真っ黒なのに中は普通のゆで卵で、とても美味い。
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まるで山火事
噴煙地帯を散策することはできないけど、眺めることはできる。それにしても豪快な噴煙がダイナミックだ。大地の息吹とでもいうのか、地球は生きているって感じが実感できる気がする。
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箱根ビジターセンター
大涌谷でしばらく過ごしたけど、あまり長居する感じでもないので山を下りることにした。そして次に向かったのは芦ノ湖の湖尻近くにある「箱根ビジターセンター」。無料の資料館のようなものだ。
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優雅なロビー
中に入ると展示物がいくつかあり、箱根周辺の地質や自然について紹介してある。そして奥に優雅なロビーがある。それにしてもホントに優雅なロビー。まるで高級なホテルのロビーのようだ。ところが、このビジターセンターは展示物が少ない。続きがあるのかと思ったらワンフロアだけだった。
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本日のお宿
そして少し早めだが、本日の宿にチェックイン。湖尻ターミナルからすぐの場所にある「ホテルジャパン箱根」が目的地。ここはいつも目の前を通り過ぎるだけで、立ち寄ったことさえ無かったので、いつか宿泊してみようと思っていたところ。思っていた以上に小ぢんまりとした雰囲気でとても静か。
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大回廊
チェックインをして、部屋に向かうのだが、建物のつくりがとても面白い。階段状の廊下の左右上下に客室があるのだが、まるでピラミッドの大回廊のようなダイナミックな印象。優雅というか、とても不思議な構造だ。古いホテルなので多少年季が入っているけど、モダンな印象もあるぞ。
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落ち着いた内湯
チェックインしたところで、まずは温泉に向かいますかね。浴場はエレベータホールのすぐ目の前にあるのだけど、倉庫の扉かと思うような地味で小さな扉。浴場そのものも小ぢんまりとしていて、とっても静かだ。でもその分だけとても落ち着いた雰囲気がある。
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ステンドグラスドーム
この浴場の面白いのが、内湯のすぐ外側に、小さなドーム状の浴室があるのだ。しかもそのドームがステンドグラスになっていて、けっこうダイナミックな印象。九頭竜をあしらったデザインがまた神秘的。人工ラドン泉で少しぬるめの湯も気持ちいい。
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芦ノ湖
まだ時間が早いのでちょっと散歩することにした。徒歩ですぐに芦ノ湖の湖畔に辿り着く。少し歩くと桃源台の港とロープウェイ乗り場があり、さらに進むとキャンプ場もあった。同じ芦ノ湖でも元箱根よりも落ち着いた雰囲気があるぞ。
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うまそう
ホテルにもどってしばらくしたところで、お待ちかねのディナータイム。今夜は和食のメニューだ。まずは八寸膳として、胡麻豆腐、稚鮎南蛮漬け、ちまき、鴨燻製、茗荷寿司など。なかなか手の込んで彩りも豊かだ。しかもどれも美味しい。
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ごちそうさま
その後、茶そばや白身魚の唐揚が入った椀、刺身盛り、金目鯛など、少しずつ上品なものが提供される。ほとんど一口でペロっといっちゃうので、食べるの早くてごめんって感じ。最後に炊き込みご飯でお腹いっぱい。ごちそうさま。今夜は贅沢な気分でしめくくり。