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明けましておめでとー

1 Jan. 2003
天気 雨雨雨雨雨霙雨霙雨霰雨霙雪雪
気分・体調 雪は勘弁ーーーーっ!!
所在地 岡山県真庭郡湯原町
移動距離 325km
行動範囲地図 行程表
  • 新年明けましておめでとうございます

    新年明けましておめでとうございます

    新年明けましておめでとうございます。今年も何卒宜しくお願いいたします。というわけで目が覚めるといつの間にやら新年とやらです。今年は何年だっけ?ヒツジだったよね。そんなわけで元旦といえば初日の出。日本海側だから日の出は山から昇る。でも天気悪ぅ〜。雨が降ったりやんだりだ。と、そのとき瞬間だけ太陽らしきものがチラッと出てきた。これが初日の出? う〜ん、初めての太陽だからいいでしょう。

  • 竹野温泉

    竹野温泉

    いつの間にやら兵庫県に突入です。ここは竹野海水浴場が目の前に広がる竹野温泉です。夏場は海水浴客で賑わうようですが季節はずれで人はまばらですねぇ。海水浴場の目の前にある「遊湯館」という温泉施設に寄りましたが、2階にある浴場からは目の前の海水浴場や海が見えてなかなかいい景色ですのよ。今年はじめの温泉を堪能するのでありました。

  • 北前船資料室

    北前船資料室

    温泉の1階の奧には北前船資料室というのがありました。しかも入場料は無料という気前のいいところ。さっそく中に潜入すると・・・いきなり出てくるでかいのが天神丸という北前船です。でかいといっても実物の10分の1サイズなんだそーです。ちなみに北前船というのは江戸初期から中期にかけて日本海海運の主力となって活躍した廻船の北国船の上方での呼称なんだそーです。

  • 入館料無料

    入館料無料

    この資料館には北前船に関する資料やら当時運んでいた積荷やらいろいろ飾ってあったりもしていました。小さな模型みたいのもいっぱい並んでいてそれを見ているだけでもなかなか面白いですねぇ。そんなに大きくはない資料館ですが、温泉で火照った体を冷ましつつぶらつくのにはいい感じですぞ。なんてったってタダだかんね。

  • 淀の洞門

    淀の洞門

    竹野海岸からすぐのところにある「淀の洞門」を発見。さてどんなもんかと近づいていくとこれがなかなか豪快なところ。大きな岩にポッカリあいた穴の向こうから激しく波がとびちっています。その昔ここには淀の大王を首領とする悪行三昧の鬼の集団が住んでいたんだとか、それをスサノオノミコトが激戦の末やっつけたという伝説が残っているそうな。

  • 余部鉄橋

    余部鉄橋

    さらに国道178号線を西へと進んでいくと出くわすのがこの余部鉄橋です。国道はこの真下をくぐるので遠くからだんだんと近づいてくるといかにでかい鉄橋か度肝をぬかれちゃいます。明治45年につくられた高さ41メートル、長さが310メートルの東洋一、今でもトレッスル式鉄橋では日本一なんだそーです。余部鉄橋というと昭和61年の転落事故がありましたね。当時はまだ中学生でしたが覚えてますよ。鉄橋の下には慰霊碑がありました。

  • 白兎神社

    白兎神社

    国道9号線を西へ西へと進み早いもので鳥取県に突入。鳥取砂丘を過ぎて向かったのは白兎神社です。因幡の白兎で有名な神社なんですねぇ。小さな神社ですが人がいっぱい。ん? そうだ今日は元旦だ。初詣は白兎神社になりました。これまた渋いところが初詣になってしまいましたねぇ。思わず因幡の白兎の歌を口ずさみながら参拝いたしませう。ところで兎って毛を剥ぎ取られても生きてるの?

  • 吉岡温泉館

    吉岡温泉館

    初詣が終わったのでまたまた温泉です。今度は吉岡温泉です。町営の公衆浴場「吉岡温泉館」に行ってきました。少し鄙びた感じがたまらないっスねぇ。でもちょっと浴室は狭いかな? それに湯もかなり熱い。45度もあったぞ。おかけですっかりのぼせてしまった。観光温泉街にある温泉施設だけど地元の人の方がぜんぜん多いというのはやっぱり湯の質がいいのかしらん?

  • 茂宇気神社

    茂宇気神社

    次に向かったのは鹿野町にある「茂宇気神社」です。そうなんですこれで「もうけじんじゃ」と読むんですねぇ。儲かるにあやかって小さなところなのに超人気のスポット。でも簡単には辿り着けない。急で長〜い石段があるんですねぇ、息は切れるし足はプルプル。日ごろの運動不足を反省しつつもお金持ちになりたい一心で参拝するのでありました。どうだろうリッチマンになれるかな?

  • ホットピア鹿野

    ホットピア鹿野

    普段使わない体力を使って疲れてしまったので、疲労回復にはやっぱり温泉だよね。そんなわけで同じく鹿野町にあるホットピア鹿野にやってきました。いわゆる今風の日帰り温泉施設なんですけどこれがまたすごい人気です。駐車場にクルマをとめるのだけでも一苦労します。またすぐ目の前には無料で利用できる足湯もあるんですねぇ。雰囲気はなかなかでしたぞ。

  • 東郷温泉の公衆浴場

    東郷温泉の公衆浴場

    続いては東郷湖畔にある東郷温泉にやってきました。そしてここは知る人ぞ知る公衆浴場なんです。東郷駅からすぐ近いところにある小さな浴場なんですが、非常にホントぜんぜんわかりづらいところにあるんですねぇ。勘を頼りに探し当てたんだけど、いや〜なんとも鄙びた田舎臭〜い哀愁がなんともいえませんねぇ。狭いけど利用者も少ないんでゆっくりできました。こういう雰囲気に弱いんですよね。

  • 湯の華慈母観音

    湯の華慈母観音

    東郷温泉内で「湯の華慈母観音」を発見しました。通り沿いにあるのですごく目立っていたので近づいてみると観音様の真下の池は温泉でした。それもけっこう熱いんですねぇ。ヤケドしそうなくらい熱いのでうっかり手を突っ込むと雄たけびをあげてしまいますぞ。そーいや大きなタンクを積んだ軽トラックがここから湯を汲んでどっかに運んでいってました。ここからならタダでもってけるもんねぇ。

  • 夕暮れの東郷湖

    夕暮れの東郷湖

    そうこうしているうちにだんだんと周りは薄暗くなってきちゃいました。さっきから降ったりやんだりしている雨もちょうど途切れたところで東郷湖もいい雰囲気になってきたぞ。でもかなり冷え込んできましたよ。このまままた雨が降ってきたら雪になるかしらん。そうこうしているうちにホントに雪がふってきちゃいました。ヤバ。なんとチェーンをもってくるのを忘れてしまったのら。しかも溝も減ってるノーマルタイヤじゃ。逃げるが勝ちじゃ。

  • ようやく湯原温泉

    ようやく湯原温泉

    なんとか今日中に岡山県に突入したい。瀬戸内海方面に行けばなんとかなるだろうと三朝温泉を横目に179号線を南下。しかしだんだん雪が・・・。湯原温泉まであと十数キロというところで完全アウト。仕方なくひきかえしトンネルのある313号線で再チャレンジ。雪を踏みしめるようにしてゆっくり走ってなんとか湯原に到着。でもここも雪。超お気に入りの湯原温泉なんですが、ここでゆっくりしていたら埋没してしまう。砂湯で手だけ入浴。ああ、気持ちいい。このまま浸かりたい。でも降りなくては・・・ということで涙涙のお別れ。不意のトラブルに悪戦苦闘の末もうすっかり真夜中。足温泉まで降りたところで雪もなくなったのでここで今夜は仮眠しませう。