佐渡に着いたっちゃっ!
11 Jan. 2003
天気 | 晴れ、ちょっと曇りかな? |
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気分・体調 | 雪がなくて拍子抜け・・・ |
所在地 | 新潟県両津市 |
移動距離 | MAX |
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冬の佐渡島
新年最初の三連休ということでどこに行こうか悩んだ挙句、連休でもすいている穴場を求めて佐渡島に行くことにしました。新潟方面と言ったら上越新幹線ですねぇ、憧れのMAXとき号に乗っていざ出陣! 久しぶりの新幹線、しかもMAXは初めてだったのでやや興奮気味。しかし新幹線は早い、あっという間に新潟に着いてしまうんですねぇ。不思議ですねぇ・・・。
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雪のない雪国
さて、新潟駅に着きました。そこでびっくり仰天。冬の新潟といったら雪がいっぱいで一面銀世界だというイメージだったのですが、雪なんてありません。ごくごく普通の街なんです。それにそんなに寒くもないし。雪国に行くんだというつもりだったので厚着して手袋、マフラーと用意周到だったのにかなり拍子抜け。タクシーの運ちゃんに聞いたら正月にドカッって降ったけどここんとこ天気はいいですよぉ〜だってさ。
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いざフェリーで出航
新潟駅からタクシーで新潟港にやってきました。佐渡行きのカーフェリー「おおさど丸」に乗って目指すは佐渡島。今日は海も穏やかで船もぜんぜん揺れないんですよね。フェリーで2時間20分の船旅ですがほんとに早いもんですね。そうこうしているうちに佐渡島が近づいてまいりました。ここでもびっくり、佐渡島も雪はないんですねぇ。雪は苦手なんで嬉しいかぎりですが、かなり拍子抜け。
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両津港に到着
ついに両津港に着きました。初めての佐渡島上陸にやや緊張気味。それにしても三連休だというのにフェリーはかなりすいていました。やっぱり佐渡はこの時期穴場的存在なのかな。そーいえばこのフェリー、ラウンジのところに写真があったけど、加山雄三や森繁久弥とかが名誉船長になっているんですよ。どーせならホントに乗っていてくれると面白いんだけどなぁ。今日は乗っていないみたいでした。
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天覧能演能跡
佐渡といえば「能」の島。佐渡島だけで能舞台が30以上もあるんだそうです。そしてここは「能楽の里」の前にある「天覧能演能跡」です。すぐ後ろには本間家能舞台もあります。しかし時期外れなんですねぇ、中に入ることもできませんでした。佐渡では春から秋ぐらいまでしか能はやってないんですよね。本物の薪能見てみたいですなぁ。
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トキの森公園
そして佐渡と言えば「とき」ですね。今日のってきた新幹線も「とき」ですが、こちらは本物のトキです。加茂湖のうらに「トキの森公園」があるんです。トキはかなり小心者のようで物音でびっくりするので近くには寄れません。保護されている檻を遠くから眺めるだけです。カメラの望遠では限界があるので双眼鏡とカメラをドッキングさせて激写。なんかとってもイヤラシイ絵になってしまいましたが、よく撮れました。にひひ。
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ニッポニア・ニッポン
トキの森公園にはトキ資料展示館がありました。トキの学名って「ニッポニア・ニッポン」というんですよね、まさに日本の鳥なんですよ。昔はごく普通に見られた鳥なんだそうですが害鳥と勘違いされて絶滅寸前までいきましたからねぇ。これからどんどん増やしていかないといけませんなぁ。ところでトキは漢字で書くと、「鴇」「朱鷺」「桃花鳥」などと書くようですね。
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タヌキのお宿
さて早いもので夕暮れがせまってきました。本日のお宿は椎崎温泉の「ホテルニュー桂」です。ここはタヌキのお宿としても有名なんだそーですよ。ホテルにつくなり庭を眺めるとあらら、さっそくタヌキのお出迎えです。しかもいっぱいいるんですよ。10匹ぐらいいたかな。そして野良猫もいました。猫の方が強いようで、タヌキはびくびくしながら猫の近くを歩いていますが、猫は堂々といばってました。
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加茂湖の眺め
ここのホテルはなんといっても景色がいい。加茂湖に面した高台にあるので部屋からの眺めは「イッツ・ア・びゅーてほー」。この湖はかつては淡水だったそうですが、今は海水も入り込んでいる汽水湖のようです。ちなみに湖の表面にいっぱい浮かんでいるのはカキの養殖棚なんですねぇ。一面に広がる養殖棚と夕暮れの色合いがなんとも幻想的な雰囲気になっていました。
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佐渡の山々
部屋からの眺めは加茂湖だけではないんですねぇ。なんと湖をバックに大佐渡の山々が眺められるんですねぇ。佐渡ってけっこう高い山もあるんですね。しかも真っ白でなく薄化粧なところがまたなんとも言えないですね。まさに山紫水明とはこのことですかね。夕方なのでちょっと寒いですが窓全快でうっとりしてしまったのでした。
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やっぱり温泉
さて旅行の楽しみはやっぱり温泉ですね。寒い時期にはなおさらあったかい温泉が身にしみますよねぇ。ここは別館にある浴室です。真ん丸の湯舟がなかなか面白いですね。中央からはトロトロと湯が注がれていました。このホテルは別館の湯が男性用で本館のが女性用になっているのですが、翌朝は逆になるシステムだそうです。微妙にツルツル感のある柔らかい湯でした。
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豪快なディナー
さてさて本日もディナータイムとなりました。どーですかこのボリューム感。ズワイガニも丸々一匹ついてきちゃいます。この時期はやっぱりカニですよねぇ。それから目の前の加茂湖でとれたカキもあり、ソバ、刺身、茶碗蒸と食べきれるかどうか心配なぐらい。ちょっとカニが冷たいのが残念だったけどけっきょく最後まで全部たいらげてしまって毎度のことながら身動きとれない状態です。
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ツルツルの湯
さて夕飯も食べて一息ついたところでまた温泉に入りましょう。さて別館の湯なのですが、非常口を確かめようと館内の見取り図を見ていたところ別館の浴室のすぐ脇にも浴室があるんです。確かめてみると小さい浴室があるんですよ。しかもさっきの湯と同じ湯とは思えないくらいツルツルする湯、それに磯っぽい臭いまで漂ってます。さっきの湯もどちらも循環式なのですが、こちらは利用客が少ないからかな? かなりいい気分になって今日も床につくのでした。