カモメが翔んだ日
13 Jan. 2003
天気 | 曇りで強風 |
---|---|
気分・体調 | ちょっと寒い |
所在地 | 両津港より帰路 |
移動距離 | とき |
-
日本海と相川の町並み
一夜明けてまずは朝風呂です。夕陽が綺麗だという露天風呂からは朝日は見えませんが日本海と相川の町並みが眺められました。それにしても今日はちょっと寒いです。寒いというより風が強いのかな。海もかなり荒れています。船はちょっとヤバそうですね。早朝には少し雨も降っていましたが今は降っていないようです。天気は回復するかしらん。
-
佐渡金山
さて、本日最初に向かったのは佐渡金山です。約400年も金を掘りつづけてたという佐渡金山ですが、ついには平成元年に閉山してしまったわけですね。そんでもって今はビミョーな雰囲気の人形たちがせっせと働いておりました。でもなかなか面白いですぞ。いろいろな鉱山の資料館はありますが、ここはなかなか頑張ってると思いますだ。
-
人の少ない坑道
さて、坑道内はけっこう深くまで続いています。ちなみに坑道の総延長は400キロにもなるそーです。落盤防止のために古い坑道は埋められているみたいですが、すごい距離ですよね。そのうちのごくごく一部しか見れませんがその迫力はつたわってきましたよ。夏場は観光地として賑わうようですが、季節はずれもあってほとんど貸切状態の佐渡金山でした。
-
七浦海岸
さて今度は七浦海岸です。いやはや荒れた日本海と荒々しい岩場がなんとも言えないですね。これぞ佐渡という雰囲気が漂っていました。そしてちょうど目の前にあるのが夫婦岩です。ちなみに夫婦岩のすぐ奧に小さい岩もあるのですが、これは子供だという説と妾だという説があるのですが一体どっちなんでしょう。案外、情夫だったりして・・・
-
アルコール共和国
佐渡の真野町は「アルコール共和国」という日本で18番目のミニ独立国なんだそーです。さてアルコールといったら酒でしょう。佐渡の銘酒「真野鶴」は全国新酒鑑評会で金賞受賞したんだそーです。さっそく試飲、店の人に薦められるがままいっぱい飲んでしまいました。いやはや飲みやすいですねえ。そんでもって飲むだけ飲んで何も買わないあたくしはやっぱりケチかな?
-
佐渡文弥人形芝居
お次は人形劇です。国指定重要無形民俗文化財に指定されているという佐渡文弥人形芝居です。400年もの歴史があるそうです。シルバービレッジ佐渡では簡易的ながらもその人形劇を見ることができるんですねぇ。とっても悲しい物語をやっていたのですが、人形を操る人とかを見ているとなぜか笑ってしまうのはイケナイこと?
-
無明異焼窯元
無明異焼の窯元にやってきました。鉄分を多く含んだ赤い土でつくった陶器ですが、指ではじくとピーンといい音がでるんですねぇ。さてこの登り窯ですが、見学用なのかな? 焼いた形跡がないのですがどうなんでしょう。ちなみにこういう焼き物ってホントに高いですよね。眺める分には問題ないですけど実際に購入するのは大変だ。
-
両津港
なんだかんだでもう帰る時間です。いつの間にやら両津港にご到着。さきほどまで強風が出ていて波浪警報も出ていたのですが、湾内だからなのかすっかりおさまってしまっていますぞ。日ごろの行いがよいから天気も回復したのかな?(そーゆーやつに限って日ごろの行いは悪い!!) それでは本土に向けてフェリーで出航。
-
カモメが翔んだ〜
今日は雲も多いので残念ながら沈む夕陽は眺められませんねぇ。でもすっかり海は穏やかです。やっぱり日ごろの行いがよいとしか思えませんねぇ。(-_-) さて寒さこらえて甲板でたそがれているとカモメが沢山とんでいます。ひとはどうして哀しくなると海を見つめに来るのでしょうか。カモメが翔んだ〜、カモメが翔んだ〜、あなたは一人で生きられるのね〜。(おいおい、古いなぁ〜)
-
エサに群がるカモメ
それにしてもカモメはうまく飛びますね。風もあるし、船も進んでいるのに平行して飛ぶんだからたいしたものです。ずいぶんと近くにやってくるもんだなぁ・・・と思ったら甲板からエサを投げている人がいました。カモメもなかなか上手なもんで風にあおられながらもナイスキャッチ。面白いですねぇ。
-
新潟港に到着
そうこうするうちにすっかりと真っ暗になって、しばらくすると新潟港に到着。初めての佐渡島はなかなかよかったですね。それにしても三連休だというのに佐渡島はどこに行っても人がいませんでした。土産物屋も営業していないのが多いので寂しいですね。そのかわりどこもかしこも貸切状態で贅沢な気分になれたのはよかったですね。今度は夏の佐渡島を味わってみたいものです。次回はいつ来れるかな?