森のキコリの家
11 Dec. 2004
天気 | 晴れ |
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気分・体調 | 今日も暑いね |
所在地 | 鹿児島県鹿児島市 |
移動距離 | 114km |
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朝食バイキング
今日の朝食はバイキング。ビジネスホテルのバイキングなので大したことないけど、ここのバイキングはさらに大したことない。味はわりと悪くないんだけどとにかく品数が少ない。そんなわけでおかずは魚とポテトサラダを少々、明太子をたんまりと食べまくってきた。ちなみにポテトサラダがかなり美味かった。
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郡山温泉
本日最初の温泉は郡山温泉。郡山町にあるひっそりとした温泉施設。かなり静かな場所なのですごく小ぢんまりとした質素なところを想像していたんだけど、これがまたわりと大きな施設で浴場も広くてびっくり。確かにロケーションは静かなんだけど内湯も二箇所あったり露天風呂も広くてゆったりとしていたりとなかなか雰囲気よさげ。
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乙女像
郡山温泉の内湯には妙な物体が・・・。乙女の像が湯舟の脇にあってそれが湯口になっているのはいいんだけど、そのおっぱいのところから注がれているというのがミソ。飲泉もできるようで小脇に柄杓(ひしゃく)を抱えているんですよ。まるで母乳のような母なる泉を狙っているのかな?それにしてもかなり豪快に注がれているので変な感じ。女湯もこうなっているのかな?
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花尾神社
風呂上りに向かったのは有形文化財にも指定されている花尾神社。ここはそんなに大きな神社でもないけれども、かなり風格のある雰囲気が漂っているのよね。なんでも薩摩日光と呼ばれているらしく、参道なんかには巨大な杉並木があったりと確かに日光のような雰囲気はあるね。季節外れで特にイベントもないのに他にも観光客がいたのにはびっくりした。
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おみくじ
神社といえばおみくじ。そんなわけでお参りのあとはさっそくおみくじで今日の運勢を占ってみましょう。ここには「こどもみくじ」などいくつか種類もあったけど今回は「恋みくじ」にチャレンジ。それで結果は・・・「小吉」。牡牛座で血液型はB型、二歳下で未年か戌年なら理想的。東方か南東の方角の人がよろしいそうな。むむむ。待ち合わせは「夜空を眺めながらのデートはムード最高」、縁談「うまい話にのると後悔する」とな。なかなか面白いこと書いてあるなぁ。これからはおみくじも多様化してくるんだろうなぁ。
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甲突の湯
続いては甲突の湯。ここも小ぢんまりとしたところを想像していたらこれまた大きなところだった。とにかく浴室は天井が高くて広くて内湯なのに開放感ばっちり。ここでの名物は炭を使った温泉らしいけど、これがまた真っ黒な湯。墨汁に入るほど濃くはないけど、入ると沈殿しているのか尻や足の裏が真っ黒け。でも人気があるみたい。ちなみにここには温泉動物病院「いぬ乃湯」があった。そして続々とワンコを連れた客が来ているのにも驚いたね。いっつ、あ、わんだふる。
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都迫の念仏かくれ窟入口
しばらくクルマを走らせていると目に付いたのが「都迫の念仏かくれ窟入口」という看板と急な斜面にへばりつくようにある小さな階段。恐る恐る近づいてその階段を登っていくと裏山に入る感じでしばらく進む。すると見えてくるのが洞窟。薩摩藩が宗教禁止をした頃のものらしい。入口はしゃがんでやっと入れるぐらいだけど中はそれなりに広いそうな。入口に懐中電灯があったけど電池切れ。覗いてみたけど中は真っ暗なので入るのはやめたけど、ここはホントに看板が無ければわからないようなところ。この周辺には他にもあるらしい。けっこう興味津々。
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田之神
続いて「下久徳の田之神」という小さな石像。田之神とは農民が豊作を祈る祭りの偶像だそうで江戸時代中期から作られたものとのこと。この田之神もこの周辺にはいっぱいあるらしいけど、ここのが一番の代表的なものらしい。それにしても見つけるのに苦労したよ。ちょっと変なところにある。実際に見てみるとかなり怪しげ。変なおじぃさんが刻まれていたぞ。
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米丸温泉
続いては蒲生町にある米丸温泉。かなりマニア受けしそうな怪しい温泉なんだけど、地元の人にも愛されている温泉。見た目は普通の民家なのでびっくりしたけど、看板があるのでわかるばす。それで中に入ると番をしていた女性が美人でまたもやビックリ。予期せぬ事態に一瞬にして頭が真っ白になってそのまま浴室へ。浴室では冷鉱泉なのに沸かして掛け流しというまたもやビックリ。浴後は地元のおばあちゃんとお話をしてついついのんびりしてしまったのですが、とにかく素朴で気に入ったぞ。
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大楠
浴後に向かったのは蒲生の大楠。町の中心部、蒲生小学校の隣の八幡神社の境内にある巨木なんだけど、これがまたとんでもなくデカイ。国から指定された特別天然記念物だそうで、日本一なんだそうな。樹齢は1500年ほどで根廻は33メートルもあるそうな。それにしてもゴツゴツとした複雑な凹凸が怪しさというか神秘的。いろんな巨木があちこちにあるけど、かなり見ごたえがあるぞ。見ててもなんだか吸い込まれていきそうなそんな魅力があったのよね。
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扉
根っこのまわりを一周するとちょうど裏側に扉があった。「えっ?ここは家なのか?」って感じ。よくファンタジー映画なんかに出てくる森のお家みたい。実際に中は自然にできた空洞になっていて八畳ほどの広さがあるそうな。ワンルームにうってつけだね。今にも中からヒゲを生やした小太りのキコリが出てきそうな雰囲気。はたして家賃はいくらなんでしょうか?
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重富温泉
今日はのんびりと過ごせたのですでに日も傾き始めた。そんなわけで本日最後の温泉は姶良町の「重富温泉」。日帰り温泉施設というよりは銭湯といった印象のところだけど、これがまた和風建築の重厚なかっこいい建物。太い字で「重富温泉」と書かれているのもいい感じだね。今日は最後に鹿児島市内の温泉銭湯にも入ろうと思ってたけど、ホテルに帰ったらそのまま寝てしまったので、本日は以上で終了。ではまた明日。