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秋の会津周遊

15 Oct. 2005
天気 雨だったり曇りだったり
気分・体調 なんか燃えてきたぞー
所在地 福島県耶麻郡北塩原村檜原
移動距離 343km
行動範囲地図 行程表
  • 国道118号

    国道118号

    またしばらく忙しい日々が続きそうな気配なのでそうなる前に温泉めぐりをすることにした。この時期に空いていそうなところはどこかなぁと考えたところ紅葉のまだ始まらない東北方面にしようと思いついた。観光としてはつまらないけど、ゆっくりと温泉を楽しむならみんなと同じ行動していちゃダメなんだよね。そういうわけで、今回は福島県を巡ることにした。白河のインターから降りて内陸側へとどんどん進みます。まだ早朝なので気分がいいですねぇ。でもけっこう眠いんですけど。

  • 岩瀬湯本温泉

    岩瀬湯本温泉

    今回最初に訪れたのは岩瀬湯本温泉にある源泉亭湯口屋旅館。なかなかそそられるいい名前でしょ。それにしてもこの温泉地は小さなところだけど雰囲気がとてもいい。いくつかある旅館や一部民家などは茅葺屋根だよ。けっこう珍しいよね。その奥にあるのが湯口屋旅館なんだけど、その名のとおり源泉掛け流しの旅館。宿の前にはジモ専(地元専用)の共同湯まである。いいなぁ。

  • 1200円で3ヶ所入れる手形

    1200円で3ヶ所入れる手形

    それにしてもこの旅館は雰囲気がとてもいい。「古き良き時代を今に伝える」って感じだね。次回は是非とも宿泊で来たいなと感じたのでした。そして湯舟は玄関脇にあるんだけど、の〜んびりしていて、トロトロと流れ出る湯がさっぱりしてて気持ち良かったよ。ちなみに天栄村では村内の温泉めぐりが出来る手形を発行していて1200円で3ヶ所入れる。さっそく購入だけど、今回の旅行では都合上、この一湯だけ。一年間有効なのでまた次回の楽しみだ。

  • 塔のへつり

    塔のへつり

    続いては奇岩の景勝地で有名な「塔のへつり」にやってきた。紅葉のシーズンはもう少しって感じなのでまだ人も少なめ。といっても観光客がぞろぞろいるぞ。阿賀川沿いにある侵食と風化でできた奇妙な崖なんだけど、本当にこりゃ不思議な光景だ。ちょうどいい高さのところに窪みがあって散策ができるんだけど、ホント、面白い。ちなみに「へつり」とはこの地方の言葉で「川べりの断崖」という意味だそうだ。

  • 湯野上温泉

    湯野上温泉

    塔のへつりからわりと近いところにある温泉地が湯野上温泉。今回おじゃましたのは「えびす屋」。渓谷沿いにある露天風呂が自慢の宿。さっそく宿とは道を挟んで反対側にある露天風呂へ。これがまたなかなかワイルドな感じ。崖の上にあるので渓谷を上から眺められるし、とにかく湯舟も素朴な岩風呂で気分よし。わりと熱めの湯でさっぱりしている。掛け流しなところもかなりポイント高いね。

  • 夫婦岩

    夫婦岩

    そしてこの露天風呂の正面にあるのが夫婦岩。かなり尖った大きな岩があるんだけど、これがひとつの岩を真っ二つに割ったような岩。だけどその岩は少し離れているんだよね。どうやって出来たのか不思議な岩だ。でもネーミングは悪いよね。真っ二つに裂けていて離れているのに夫婦とは、こりゃ倦怠期かな。寄り添うようにある岩なら適した名前だと思うけどね。

  • 芦ノ牧温泉足湯

    芦ノ牧温泉足湯

    こちらは湯野上温泉を少し北上したところにある芦ノ牧温泉。ここでは旅館の露天風呂に入る予定でしたが、ただいま清掃中ということで諦めて近くの足湯に入った。芦の牧プリンスホテルの正面の公園にあるんだけど、なかなかいい雰囲気。ただ前日に誰か宴会でもやったのかゴミが散乱してたのにはびっくり。せっかくいい雰囲気なんだから、マナーは守って利用しようぜ。

  • 原瀧

    原瀧

    続きまして東山温泉にやってきた。東山温泉は高級旅館街で、その中の「原瀧」に来た。さすがに大きなホテルだけあって雰囲気もいい。そして浴場はこれまた雰囲気がいい。内湯も落ち着いているし、露天風呂は滝のすぐ目の前。どちらも源泉から直で引いているそうで、ちょっと熱めの湯がとっても気持ちいい。なかなかこういう宿には泊まれないけど、こんな雰囲気のいい宿には憧れちゃうな。

  • 庄助の湯

    庄助の湯

    続いて東山温泉でも有名な「庄助の宿 瀧の湯」にやってきた。ここもなかなか雰囲気のいい高級旅館。駐車場から川べりを覗くと、またなんともワイルドな露天風呂がある。さっそく浴場に行ってみるが、カルキ臭い湯と小さな露天風呂。あれ?さっきの湯舟は?確かに浴室からは目の前に滝があったりしてかなり景色はいいけど、あのワイルドな湯舟に入ってみたいなぁ。

  • ペット露天

    ペット露天

    ここは浴室が男女交替制なので、きっと今はあの湯舟は女湯なんだろうな。でもあんなに開放的すぎる湯舟は女性には無理だろうに。と思って肩を落としながら出てみると、なんとその湯舟は足湯の外から出れるようになっていた。けど、それはペット風呂だそうな。一応人間は水着を着て、そしてペット同伴で入るそうな。ペットもいないし予約制なので入れません。むむ、残念。

  • 機関車

    機関車

    喜多方市方面に向けてクルマを走らせていると、ふと横に何か大きな気配を感じたので振り向いてみると、なんと蒸気機関車が並走していた。ちょうど線路沿いで速度も同じくらい。いやはやびっくりした。磐越西線らしい。国道121号線は、堂島駅から笈川駅までの間、ずっと並走しているのでいっしょに走れるチャンスだぞ。(だから何って?)

  • 赤れんが

    赤れんが

    喜多方に来たらやっぱり喜多方ラーメンでしょう。いろいろなお店があるけれど、今回はちょっと郊外にある「赤れんが」。ロケに使われたり、テレビや雑誌で紹介されたりと、けっこう有名なラーメン屋。レンガ造りのラーメン屋とはなかなか珍しいよね。どうやらここはレンガの窯元があるらしい。

  • 赤れんがラーメン

    赤れんがラーメン

    頼んだラーメンは、「赤れんがラーメン」。これはキクラゲや肉の量が多いなど、具だくさんが売り。出てきたラーメンは本当に山盛りのキクラゲと、分厚い肉がウジャウジャ入ってる。これがまたさっぱり系のラーメンにはあうみたいね。かなり満腹。ついでに餃子も頼んだので腹は破裂寸前です。

  • 道の駅「喜多の郷」の山車

    道の駅「喜多の郷」の山車

    お腹も満たしたところで道の駅「喜多の郷」に寄ってみた。ここら辺は蔵の名所なのかな?道の駅もけっこう洒落た雰囲気。そして「蔵のまち四季彩館」という地域を紹介する大きな蔵があって、その中は祭りの山車や、中村獅子舞の衣装、染物、日本酒などが紹介されていた。祭りの出しはその地方によって形とかユニークで、またかっこいいよね。

  • 藏の湯

    藏の湯

    今日は初日ということもあってかなり気合入りすぎた。早朝から温泉三昧だもんね。そんなわけで本日シメの湯は、道の駅にある「藏の湯」という日帰り温泉施設。内湯も露天もかなり広くて雰囲気はいいぞ。特に変わった温泉ではないけど、最後にゆっくり浸かって一日の疲れを癒しましょうね。そんなわけで、明日へと続く。