素朴な共同湯巡り
14 Jun. 2019
天気 | 晴れのち曇り |
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気分・体調 | うきうき |
所在地 | 福島県南会津郡南会津町山口 |
移動距離 | 426km |
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殺伐とした風景
いよいよ梅雨入り。そんな鬱陶しい季節にはやっぱり温泉でリラックスをするのが一番だろうと出かけてみることした。とりあえず東北道に乗り、やってきたのは那須湯本温泉。まずは観光地である殺生石を見に来たぞ。今日は梅雨の晴れ間ということで天気もいい。この殺伐とした雰囲気がとても映えるね。
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さわやかな風が吹き抜ける
那須は子どもの頃からよく来ているんだけど、殺生石は横目に見るだけでこうやってしっかりと観光したことは5回もないんじゃないかな。前はもっと噴煙が上がっていた気がするけど、今日は大人しいなぁ。千体地蔵も今日は晴れ晴れとした顔をしているぞ。
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昔ながらの湯治場
そしてやってきたのは近くにある「鹿の湯」。ここも何度か来ているけど、雰囲気がいいよね。湯舟は六つほど並んでいて、41度〜48度まで細かな温度設定でわかれている。一応、全部入ったけど、48度はかなりキツイね。常連たちが、そこは病人が入るところだ。なんて笑って教えてくれた。
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栃木県といえばイチゴ
せっかく栃木県にいるのだから何かうまいものはないかとスーパーに立ち寄ると、いちごが安くうっていた。栃木といったら「とちおとめ」だよね。そんなわけでついつい6パックぐらい買ってしまった。いちごをつまみながら温泉めぐりなんて、なんとも絶妙な幸せだねぇ。
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メンテナンス中
福島県に入って「たかつえ温泉」に向かった。ここまで来ると、ずいぶんと遠くまで来たなぁなんて気になるね。スキーシーズンも終わっているので、閑散としている雰囲気。そして目的の「白樺の湯」にやってきたけど、何故か「準備中」。貼紙を見ると今日はメンテナンスとのこと。あちゃ、ピンポイントでぶちあたってしまった。
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渓谷沿いの素朴な共同湯
気を取り直して次に向かったのは木賊温泉。子どもの頃に来たとき以来なので実に30年振りくらい。何度も来ようと思いつつもなかなか来れなかったところ。そしてやってきたのは共同浴場の「岩風呂」。川沿いに佇む素朴な温泉。千年に渡って村人たちが守り続けてきた、歴史ある共同湯だ。
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優雅に貸切状態
渓谷沿いに佇むこの岩風呂は、本当に素朴で、それでいて優雅。湯舟は手前と奥とふたつあって、湯舟の底から湯が湧き出ているという、まさに大地の恵みをそのまま受けているところ。ちょうど来たときには何組かの先客がいて混んでいたけど、その方々があがると誰もいなくて貸切状態。温度もちょうどよくて気持ちいい。
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祀られていたものは・・・
岩風呂を出るとそのすぐ上に温泉神社があるとのこと。さっそく行ってみると小さな祠が建っていた。「子宝祈願」と書かれていて祠の中を覗いてみると木製の男根を模したご神体があったぞ。まぁ、そんなことだと思っていたけどね。
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まだ営業時間前
続いて同じ木賊温泉にあるもうひとつの共同浴場「広瀬の湯」に向かった。ここも駐車場には誰もいないので貸切状態だ。なんて近づいていくと、立て札に「16時から」と書いてある。あれれ、それじゃあ誰もいないわけだ。ちなみにこの時間より前でも湯加減がよければ入れますとのこと。でも、さすがにまだ早すぎる時間だ。諦めよう。
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見過ごしがちの小さな共同湯
そして向かったのはお隣の温泉地である「湯ノ花温泉」。ここも15年以上ぶりだ。ずいぶんと経つのに何も変わっていない。近くの商店で入浴券を購入すると、いろいろと教えてくれた。近くの「天神の湯」がいいと。あれ、ここは知らなかったなぁ。ということでその天神の湯に行ってみた。すごく小さくて見過ごしやすい浴場だ。
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注がれる湯が熱すぎる
浴場も湯舟は小さいのに、なんとここは混浴とのこと。これはさすがに女性は入りづらいでしょう。それにしてもこの素朴感はたまんねぇ。湯口のところに座椅子がひっかけられているけど、これはイタズラじゃなくて熱い湯を逃しているみたい。そのおかげで湯舟の湯は適温。かなり高温と聞いていたけど、おかげですごく快適に過ごせた。
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中心的存在の共同湯
続いてすぐ近くの「弘法の湯」に来た。ここは他の共同浴場の中でも一番しっかりとしたところ。といっても、全体的には小ぢんまりとしたところなんだけどね。ここはシャワーもあって、湯舟もゆったり。大人が4人くらい入っても余裕があるぞ。
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天井に謎のボックス
脱衣場にいて気になったのが、天井の上に置かれている木箱。見るからに古めかしくて大きな木箱が天井の梁の上に置かれている。何か重要なものが入っているのか、歴史的な何かなのか。弘法の湯というのだから、それにまつわるものなのか。横の説明を読むと、かつて大師像を運んだ際に使われたカゴとのこと。でも、その大師像は数年前に盗まれてしまったと書かれていた。誰だそんな罰当たりなことをしたやつは。
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少しぬるめで気持ちいい
湯ノ花温泉を後にして向かったのは、先ほどの木賊温泉広瀬の湯。そろそろ時間的にもいいでしょう。ということで中に入ると、自動券売機があり、管理人は不在のよう。入浴券を購入して中に入ります。中はわりと広めでゆったりとした感じ。脱衣所の奥に浴室があり、素朴だけどゆったりとした感じ。温度もちょうどいいし、快適快適。
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新しい雰囲気
続いて向かったのは尾瀬に向かう途中にある小豆温泉「窓明の湯」。前々からここに温泉旅館があったのは知っていたけど、いつの間にか日帰り温泉施設ができていた。ということでさっそく行ってみると、まだ新しさを感じるとても綺麗な施設。夕方の入浴タイムに訪れたけど、何故か誰もいない。というか、ちょうど先客たちは帰るところのようだ。
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シンプルな浴室
周囲の住民が来るような温泉ではなく、尾瀬帰りの人が立ち寄るような施設なのかな。今日は平日なので人も少なくて当然。というか、少なすぎだろ。これで採算とれているのか。というぐらい閑散としている。おかげでじっくりゆっくり入れる。ちなみに露天風呂はなく内湯のみ。こんな山の中なんだから、せめて景色ぐらい見えてもいいような気がするが。ちょいと閉塞的。
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冷ますだけの湯舟
湯舟は大小2つに分かれているけど、奥の小さい湯舟には蓋がしてあって入れない。この小さな湯舟は「ゆもみ専用」とのこと。高温の源泉を冷ますための湯舟で、この湯舟から主浴槽に流れ込んでいるようだ。ちなみに温度は49度もあった。まぁ、入れなくて当然。
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本日の車中泊ポイント
今日はすっかり温泉三昧。だいたい温泉修行の初日っていうのは欲張りすぎて疲れちゃうパターン。そんなわけでまだ微妙に明るい時間ですが、本日の入浴は終わりにしよう。ということで今日の車中泊ポイントである道の駅「山口温泉 きらら289」にやってきた。ここも温泉があり、まだ入浴可能時間だけど、明日の朝に入ることにしよう。
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ジュースで乾杯
レストランで食事でもしようか悩んだけど、とりあえず売店でジュースだけ買ってみた。トマトジュースとりんごジュース。他に日本酒も惹かれたんだけど、どれが美味しいのかわかんないので、とりあえずジュースだけ。トマトジュースは無塩と塩入りの2種類あった。どっちでもいいんだけど、手に取ったのは塩入り。濃厚でうめぇ。ということで今日はおしまい。今日は早めに寝ます。