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国東半島縦断

3 Apr. 2021
天気 曇りのち晴れ
気分・体調 静かだなぁ
所在地 大分県中津市東本町
移動距離 499miles + 142km
行動範囲地図 行程表
  • 山を越えられない雲

    山を越えられない雲

    さあて、今回も早朝に羽田からひとっ飛び。今日は全国的に天候がバラバラで、東京は薄曇りだったけど、途中、曇ったり晴れたりの繰り返し。さっきまで分厚い雲だったかと思ったら山の峰を境に快晴。よく見ると、雲がちょうど峰を超えるか超えないぐらいの高さだ。こぼれそうでこぼれないお盆のようだ。

  • 山の中をドライブ

    山の中をドライブ

    そしてたどり着いたのは大分空港。どうやら大分は曇りらしい。今回は大分県をめぐってみようと思う。そしてレンタカーを借りてさっそく山道をドライブ。大分空港は国東半島の脇にあるんだけど、その国東半島のど真ん中に向けて走行中。段々と緑が深くなってきたぞ。

  • 秘境ムードの温泉へ

    秘境ムードの温泉へ

    ようやく最初の目的地についたぞ。ここは国東半島の中央付近にある夷谷温泉。とっても静かな場所にあるので、秘境ムードもあるぞ。民芸調の建物もなかなかそそるものがある。もっと小ぢんまりとしたものを想像していたけど、けっこう観光客も意識しているようだ。でも、他の客はほぼ地元の方のようだ。

  • 露天が気持ちいい

    露天が気持ちいい

    ここは内湯と露天があるけど、露天がすごく雰囲気がいい。すごく小ぢんまりとした岩風呂なんだけど、「森の中のいで湯」といったムードがある。ちなみに湯も濁り湯で、ワイルドな雰囲気にマッチ。しかも晴れてきてすっきりとした感じ。周りの雰囲気だけでなく、泉質もすごく特徴的で、いきなりいい温泉とめぐり合えて幸せ。

  • もぐらたたきのような岩

    もぐらたたきのような岩

    温泉を出ると、近くに眺めのいい展望台があるようなので行ってみた。谷間を見下ろす感じで展望台があるけど、眺めは下ではなく正面の山。なんとひょっこりといくつもの岩が顔を出していた。中山仙境という名勝とのこと。なるほど、これは見ごたえのある景色だ。

  • ランチはどうしようかな

    ランチはどうしようかな

    そーいや、腹が減った。朝から何も食べていないのでランチにしよう。山の中には食べるところがないので沿岸部まで下りてきたけど、この辺りには何かないかな。するとちょうどスーパーを見つけたので、海鮮丼とイチゴを購入。何とも不思議な取り合わせかもしれないけど、どちらも安かった。しかも海鮮丼はスーパーとは思えないほど新鮮な印象。美味し。

  • これも秘湯?

    これも秘湯?

    お腹も満たしたところでやってきたのは「海門温泉」。これがまたずいぶんと変なところにある。国道から脇道に入り、住宅街の中を入っていった先に隠れるようにしてある。一応、国道沿いには看板があるんだけど、知らなければここにたどり着くことはないだろうなってようなところ。ずいぶんとひっそりとしたムードだ。

  • 鉄分たっぷりの湯

    鉄分たっぷりの湯

    ちょうど先客が出たところらしく、入れ替わりで入浴。すごく小ぢんまりとした浴室だけど、この雰囲気、たまらない。小さな湯舟には真っ赤な湯が溢れている。トロトロと注がれる湯は無色透明。飲んでみるとけっこう塩辛い。わりとぬるめの湯なのに、汗が止まらなくなるぐらいポカポカする。こういうの好き。

  • 浮いている神社

    浮いている神社

    宇佐市に入ったところで橋を渡っていると、ふと目に入ったのが川の上にある小さな社。何だ?と思って立ち寄ってみた。するとここは和間神社という神社があり、その一番奥に行くと河畔に浮殿と呼ばれる社がある。もともとは海岸沿いにあったらしいけど、開拓されて河畔にある感じになったとか。素朴だけどすごく個性的な神社だ。

  • 桜はほぼ散った

    桜はほぼ散った

    そーいや、もう桜の時期ではないのかな。関東でもまさに桜吹雪の真っ最中だったけど、こちらはもうほぼ散ってしまったらしい。わずかに残った花が風に煽られて揺れている程度だ。何だか儚い感じだね。でも、短いからこそそこに風情を感じる。それも桜の花の魅力なのかも。

  • 漢字が読めない

    漢字が読めない

    続いてやってきたのは「まほろば温泉 菟狭」。「うさ」と読むらしい。しかもこの漢字、草冠に「免」かと思ったら、下にもうひとつ点がある。「うさぎ」という字らしい。宇佐市にあるから「うさ」なのかな。大きな公園の脇にある温泉施設なんだけど、まだ新しいのかな。とっても綺麗な印象。

  • すごく濃厚でぬる〜い温泉

    すごく濃厚でぬる〜い温泉

    ここの温泉はすごい。何がすごいって、そのお湯のインパクト。かなり濃厚な温泉のようで湯舟のまわりが変色している。さらに露天は岩風呂だけど、これまたすごーくぬるーい湯。露天は4月からと書かれていたが、なるほどこれは冬場はきついな。夏場はすごく良さそうだぞ。

  • 古墳だらけ

    古墳だらけ

    温泉を出ると、目の前に公園があるんだけど、その先にも公園が続いていてすごく広大なものらしい。ちょっと散歩しようと歩いていくと、どうやら古墳があるらしい。というか、周囲は古墳だらけのようだ。大きな前方後円墳があったり、小さな塚のようなものがあったりと、とにかく大小様々。これは角房古墳。

  • 小さいのは集団で

    小さいのは集団で

    大きい古墳は権力者のものだろうね。そして小さなものも沢山ある。というか、石の棺、そのまんまだね。いたるところに、ぽっかりと棺が顔を出しているので、不思議といえば不思議な光景。近くには大きな博物館もあり、この辺一帯が遺跡として保存されているようだぞ。

  • 本日はスーパーホテル

    本日はスーパーホテル

    そして中津までやってきた。中津といえばから揚げも有名。どこかに美味しいから揚げがないか後で探してみよう。それにしても先ほどから急に晴れてきて暑い。そんなわけで本日の宿泊はスーパーホテルだ。快適なのにコスパのいいビジホ。駅からも近くてとっても便利。

  • 温泉でまったり

    温泉でまったり

    スーパーホテルといえば、ビジホながらも天然温泉があるのが嬉しい。そんなわけでさっそく浴場へ。小ぢんまりとしているけど、お湯も柔らかくて気持ちいい。温泉は妙見温泉から運んでいるようだ。ん?あぁ、院内の妙見温泉ね。鹿児島から運んでいるのかと思った。

  • おやつはお刺身

    おやつはお刺身

    まだ夕方で明るい。途中、スーパーで美味しそうな刺身を見つけてしまったので、ビールと一緒に買い込んでしまった。なので刺身をつまみながらビールで乾杯。後で夕飯に出かけようと思ったのに急に睡魔が襲ってきて、そのままご就寝。夜中に目を覚ました。あらら。まぁ、今朝も早かったからね。というわけで今日はこれでおしまい。