みちのく放浪始動
9 Aug. 2023
天気 | 雨のち晴れ |
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気分・体調 | 蒸し暑い |
所在地 | 宮城県角田市枝野 |
移動距離 | 379km |
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是よりみちのく
さて、いよいよ夏休みの到来。今年はどこに遊びに行こうかな。というわけで、今回は東北を巡ることにした。いざ東北道に乗ってやってきたのは阿武隈PA。ここは小さなパーキングエリアなんだけど、脇には「是よりみちのく」と書かれた石碑があるぞ。いよいよ東北なんだねって感じ。
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いきなり雨
そーいや、今年の夏はやたらと雨が少ない。埼玉なんかずっと晴れてて、近くの川が干上がってたよ。そんな晴天続きだったのに、旅行初日から雨。しかもいきなり降ってきやがった。まぁ、暑くないからいいんだけど、蒸し暑くなるのは嫌だなぁ。
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ツルツルの湯
そして本日最初に向かったのは、鏡石インター近くにある「弘法不動の湯」という温泉施設。これがまた予想外に小ぢんまりとした施設だった。そして中に入ってさっそく入浴。するとめちゃくちゃツルツルとする湯。おおっこれは凄い。肌がみるみる若返っていく感じがするぞ。
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不動様
温泉施設の目の前には小さな「弘法不動堂」というお堂があった。この温泉施設のネーミングにもなっているね。お堂の前にはいかにも東南アジア系の人形が飾られているのが、面白い。お堂は新しいけど、祀られている不動様は江戸時代後期のものらしい。参拝していい温泉でしたと感謝を述べてきた。
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バーデン温泉
続いてやってきたのは、郡山市にある「バーデン温泉」。ホテルバーデンというビジネスホテルに併設する温泉施設だ。けっこう駐車場も広くてゆったりとしているので、それなりに人気のあるところなのかな? 先ほどからカーッと晴れてめちゃくちゃ暑いので、さっさと中に入ろう。
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透明なのに
こちらの温泉は見た目には普通のお風呂。バーデンって名前からも、健康ランドのようなものかと思いきや、シンプルな浴場。それでいてお湯も透明。だけど、すごーくツルツルと滑らかな感触があって、それでオガクズのような軽い温泉臭。加温、加水、濾過なしのかけ流しなんだそうな。見た目以上のポテンシャルにびっくり。こりゃいい湯だ。
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さいとうの湯
続いて温泉三軒目。やってきたのは「さいとうの湯」。すごく静かな場所にあり、素朴な旅館が二軒ある。これぞ知る人ぞ知る、秘湯の温泉って感じ。まぁ、そんなに街から離れていないんだけど、とにかく秘湯ムードもあるし、The昭和感あふれる佇まいが何とも言えない。これは気になるな。
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上の湯
「上の湯」と「下の湯」の二軒あるんだけど、今回は上の湯に入ってみた。すると受付のおばあちゃんが愛想がよくて、いいぞ。お風呂場は旅館の一番奥にあり、内湯だけのシンプルなもの。こちらはそんなに鄙びていないけど、ムッとした熱気の感じる熱い湯だった。放射能泉ということで、たくさん呼吸して楽しんできたぞ。
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ゆかいな動物たち
ちなみに浴場の窓には、窓枠のところに小さな動物の人形が並んでいた。ブタやゾウやカバ、クマの他、ドラえもんとかもあった。これ、窓の内側ではなく外側に並んでいたので、触ることができないけど、このセンスいいよね。何だか微笑ましく感じた。
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鳥居がいっぱい
さて、移動をしていると、遠くに沢山の鳥居が見えた。お稲荷様かな? 近づいていくとそれは「高屋敷稲荷神社」というお稲荷様だった。先ほどからスコールのように雨が降ったり、晴れたりを繰り返しているけど、晴れた瞬間にちょっとだけお参り。外国人の方とかも記念撮影をしていた。これは映えるよね。
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雨宿りと参拝
鳥居の階段を登っていると急に雨が降り始めた。まぁ、今日はこんな天気だから仕方がないね。そんなわけで、参拝ついでに雨宿り。けっこう立派な神社で、こんな平日なのに参拝客が絶えない感じ。けっこう目立つから、何だろうって感じで立ち寄る人も多いんだろうね。
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烏骨鶏
それから境内にはたくさんの鶏がいるんだけど、これがまたみんな烏骨鶏。かわいい雛鳥なんかもいて、すごく心が癒される。見た目からしてとても獰猛そうな感じがするので、近づいたら攻撃されるかと思いきや、人に慣れているのか笑顔でポーズをきめてくれた。
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ランチ
さて、ちょいと遅めのランチにしますかね。と、予定していたところに行くと、なんと定休日。仕方がないので近くで探すけど、惹かれるものがない。そこでスーパーに立ち寄って、総菜コーナーの弁当にした。「スパイシーカレーチキンのガーリックライス」って書かれていたけど、けっこう辛い。
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お米を購入
さて、スーパーに立ち寄ったついでに米を購入。これからの道中で必要になるからね。そこで無洗米を買おうとしたら、福島のキャンペーン中ということで「会津ひとめぼれ」が安かった。無洗米ではないけど、安さに釣られて購入決定。美味そうな米だなぁ。
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飲料水をゲット
さて、次は飲料水を確保しないといけないな。ということで、湧水を探す。そしてやってきたのは、山の中腹にある「坊主清水」という湧水。最近整備された場所らしい。昔から湧水の伝説があったのを、有志が探して復活させたらしい。冷たくてめちゃくちゃおいしい。たくさん、汲んでおこう。
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帰還困難区域
山を下りて浜通りまでやってきた。この辺りは富岡町や大熊町辺りなんだけど、放射能の影響でまだ帰還困難区域がある地域。道路は通行できるようになったけど、町は死んだように静まり返っている。ガイガーカウンターを持ってきたので線量を計測すると、けっこう高い数値だ。まだまだ復旧には時間がかかるのかな。
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なみえ焼きそば
「道の駅なみえ」にやってきた。浪江町はすぐ近くなんだけど、急に線量が減る安全地帯だ。そこで休憩しようとフードコートに行くと、「なみえ焼きそば」が呼んでいる。ということで食べてみた。そばといってもうどんのような太さ。具はもやしと豚肉のみ。おやつにもってこいのB級グルメだ。
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ラッキー公園
道の駅のすぐ隣にはラッキー公園があった。巨大なラッキーやハピナスの遊具があるぞ。去年の夏は柳津町にあるラッキー公園に行ったけど、ほぼ同じ感じだね。けっこう巨大で見ごたえがあるので、子ども連れだけでなく、大人もみんな写真を撮りまくっていたぞ。
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天宝の湯
そして気が付くとあっというまに日が暮れる。本日最後にやってきたのは相馬市にある「天宝の湯」という温泉施設。今日は平日だというのにけっこう客が多いようだぞ。それだけ人気があるんだね。でも、料金もそれなりにするので、こりゃ本物の温泉のようだ。
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わりと小ぢんまり
館内に入ると設備はとても綺麗。ロビーにはコミックもたくさんあるし、レストランもある。ところが、わりと施設自体は小ぢんまりとしている。露天風呂がゆったりとしていたので、こちらが気持ちよかった。ということで、今日はここでまったりと過ごして終了なり。初日からずいぶんと楽しめたぞ。