富士は日本一
18 Aug. 2023
天気 | 晴れ |
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気分・体調 | 雄大だなぁ |
所在地 | 山梨県南巨摩郡身延町下山 |
移動距離 | 179km |
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芭蕉 月待ちの湯
お盆も明け、夏休みも明けてしまいました。でも、これで終わってしまっては消化不良ってもの。まだまだ暑い日が続きます。ということで、お盆明けで仕事を片づけたところで、夏休みの第二弾として出かけることにしました。中央道に乗ってやってきたのは山梨県。都留市までやってきました。辿り着いたのは「芭蕉 月待ちの湯」という日帰り温泉施設だ。
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さまざまな温度
ここの温泉は内湯に3つ、そして露天風呂、計4つの湯舟があるんだけど、すべて温度が違っていて、なかなかユニークな施設。壁には温泉に関する説明が書かれていて、どんな温度でも効果に期待ができる温泉とのこと。なので源泉温度に近いぬる〜い湯や、少し熱めの湯まで、いろいろ。湯は無色透明のあっさりしっとり系の湯だけど、肌がツルッとした感じがあったぞ。
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ここが入口?
続いて別の温泉に向かう。最初は「法能温泉」に向かったのだけど、建物に入っても誰も出てこない。いくら呼んでも出てこない。ホームページだと日帰り入浴可とのことなんだけど、小さな宿だし、利用客が少ないのかも。ということで、急遽、別の温泉を検索。そして見つけた葭之池温泉に向かう。ところが目的地に近づくとナビが妙なところを案内する。どうやら通り過ぎてしまったようだ。二回も通り過ぎたところで、やって入口を発見。えっ、ここ?ってところが入口だった。
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昭和にタイムスリップ
小さな温泉施設なんだけど、創業安政三年と書かれている。江戸時代から続く由緒正しい温泉らしい。確かにすぐ近くには「葭池温泉前駅」がある。ただ、ここは隠れ家的というか駅前の秘湯だ。こんな風情ある古風で品のある佇まいの温泉があるとは、想像していなかった。
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浴室もすごい
入浴料を払ってさっそく浴場に向かうと、脱衣所に入った瞬間、湯舟が見える。というか、手前が脱衣所で、壁や隔たりもなく段差だけですぐ湯舟だ。老舗温泉地の共同湯のような雰囲気。浴室そのものは古くもなくモダンなんだけど、とにかく特殊な雰囲気に圧倒される。お湯はしっとりあっさり系だ。
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遅めのランチ
さて、そろそろランチにしましょう。お昼も過ぎた変な時間なので、営業している貴重な店を探す。市役所の近くにある「やぶ」という蕎麦屋というか定食屋を発見。メニューは文字ばかりなので、適当に「煮かつ和膳」というのを注文。出てくると、カツ煮と刺身の定食のようだ。けっこうボリュームもあるし、何しろ美味しい。けっこう満足だ。
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水を探す
どこかで水を汲みたいなと検索すると、近くの道の駅に水汲み場があるようだ。さっそく行ってみると、片隅にポツンとある。道の駅は混雑しているけど、この水汲み場に気が付いているのは、たまたまここを通りかかる人ぐらいで、並んでいる様子もなく、たっぷりと水を確保。飲んでみると冷たくてさっぱりと美味しい。
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富士山博物館
水を汲んだところで、がぶ飲みしながら休憩していると、すぐ目の前に「富士山博物館」というのがあった。入場無料ということでさっそく入ってみることにした。ここは富士山というよりは鉱物、石の博物館のようだ。規模は小さいけど、しっかりと展示や説明があって、パネルだけでなく映像などでも紹介がされている本格的な施設だ。
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恐竜がお出迎え
館内に入って奥へと進むと、何故か恐竜たちがお出迎え。これがまたチープな感じではなくとても楽しくワクワクするような演出。ずいぶんと気合が入っているようですぞ。このゾーンを抜けると、宝石や溶岩石などの展示コーナーだ。山梨県って宝石の産地で有名だけど、なるほどそれと紐づいているわけね。
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透明の富士山
展示コーナーを進むと、中央に大きな透明な富士山のある展示ブースがあった。これは富士山を透明にして、地下にあるマグマを表現したかったらしい。脇にあるスイッチを押すと、富士山のマグマが動き出す演出がされているんだけど、ちょっといやらしい。えっ、どこがいやらしいって?そういう目で見ているからそう思うだけかも。(写真には映っていません、気になる方は現地で確認してください。)
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穴?
博物館を出て、外で休憩。すると道の駅の片隅には、溶岩で囲われた小さな穴があった。先ほど博物館内で説明が書かれていた穴だなこれは。最初は溶岩の風穴かと思ったけど、これは溶岩樹型といって、巨木が溶岩に飲まれ、後に巨木が朽ちたところで巨木の形の空洞ができたものとのこと。なるほどね。
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ようやく富士山
山梨に来ているので、富士山を拝みたいとずっと思っているのに、なかなか姿を現さない。今日はずっと雲に隠れてしまっているのだ。天気はいいので、富士山周辺の雲さえ無ければ見えるのになぁと期待して待つこと数時間。やっと雲がいなくなった。もう夕暮れなので赤い富士山が見えた。まぁ、富士山のためだけに待っていたわけではなく、ただ休憩していただけなんだけどね。
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南アルプス展望台
さてそろそろ移動するかと、西に向かう。本栖湖を過ぎてやたらとクネクネとした山道に入る。その手前に展望台があったので立ち寄ってみた。南アルプスが見えるらしいが、雲もけっこう多くて、はっきりとはわからない感じ。でも、雄大な景色が広がっているのはよくわかる。もう夕暮れだし、そろそろ日没かな。
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つむじの湯
そして本日最後にやってきたのは「つむじの湯」という温泉施設。けっこうな田舎にある町営の温泉施設なんだけど、わりと規模は大きいみたい。いきいきセンターという多目的交流施設の中にある温泉施設なんだけど、町外の方も安い料金で利用できるのはありがたい。けっこうモダンで現代的な温泉施設のようだ。
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ぬる湯でまったり
ここの温泉も今朝の温泉と同じようにぬる〜い源泉浴がある。温泉としてはあっさりしっとり系の地味な印象の湯なんだけど、この源泉浴槽はまったりと過ごすにはとてもありがたい。逆に眠くなるような、そんな落ち着いた感じの温度で、これで旅の疲れも一気に回復する気がするぜ。
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甲州ハイボール
さて、夜になったところで晩酌でもしようかな。ということで普段ならビールなんだけど、山梨ということで「甲州ハイボール」できめてみた。山梨はワインやウイスキーも有名なところだもんね。ということで、いい感じにほろ酔いだ。今日も1日暑かったけど、明日はどうなることやら。暑いだけでなく、熱く夏を過ごそうぜ。ということで、また明日。