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  3. 東海・関西年末遠征2024 12月27日

琵琶湖と古都京都

27 Dec. 2024
天気 晴れ
気分・体調 ベリーエキサイティング
所在地 京都府京都市上京区柏清盛町
移動距離 151km
行動範囲地図 行程表
  • 雪?

    雪?

    昨夜はずっと雨が降っていた。そして今朝もまだポツポツと降ったりやんだりを繰り返している。はて、そんな天気予報だったっけ? まぁ、いいか。と思いながらもクルマを走らせる。ふと、脇の山を見てみると上の方だけ白くなっている。どうやら山の上の方は雪のようだ。ここから琵琶湖方面へと抜けるが、周囲の山の上の部分はすっかり雪化粧だった。

  • リゾート温泉

    リゾート温泉

    そしてやってきたのは琵琶湖畔にある「北近江の湯」という24時間営業の温泉施設。これがまた、意外と小ぢんまりとした感じはあるものの、逆にすごく落ち着いていて静かで優雅な感じ。とりあえず60分コースで利用することにした。

  • 時間が足りない

    時間が足りない

    どうせ入浴するだけだから60分でいいだろうと思ったら、意外といい湯で気持ちがいい。ツルツルの浴感がちょうどいいのだ。しかも半露天風呂には36度という「不感の湯」というのがあって、ぬるくてついつい長湯してしまう。60分ギリギリになっちまった。

  • 近江ちゃんぽん

    近江ちゃんぽん

    少し移動してそろそろランチタイム。ふと目についた「ちゃんぽん亭」という店に入った。というのも、近江ちゃんぽんと書かれていたから。ご当地ちゃんぽんってことかな。チェーン店らしいけど、気になるので食べてみた。これがまた、出汁のすごく効いた旨味の強いちゃんぽんだ。ついつい夢中になるような不思議な旨さだ。

  • 出ました大吉

    出ました大吉

    そして食べ進めて、最後にスープを飲み切ると。なんと底に「大吉」って書いてある。どの器にも書かれているのか、それとも末吉とか中吉とかもあるのかはわからない。また、大吉だからといって、何かあるわけでも無さそう。とりあえず縁起の良い感じだ。

  • 琵琶湖の眺め

    琵琶湖の眺め

    天気はだいぶ回復しているけど、たまに雨がチラつく感じだ。まぁ、天気も良くなってきたので、琵琶湖を眺める。すごーく静かでのんびりとした景色だ。けっこう水鳥たちがいっぱいいた。それにしても、毎度のことながら、琵琶湖って大きいなぁって思う。

  • 白浜荘

    白浜荘

    続いてやってきたのは安曇川にある「白浜荘」という和風旅館。立ち寄り入浴もできるとのことでやってきた。脱衣所で「温泉分析表が見当たらないなぁ」なんて思いながら浴室に入ると、ラジウム鉱石がどうのこうの書かれた説明書きがあった。うむ、なるほど、人工温泉かぁ。でも、ずこく雰囲気のいい宿。しかも清潔的で快適な環境。露天風呂はぬるめで気持ちいい。

  • 修復工事中

    修復工事中

    琵琶湖畔をドライブしていると、湖畔に鳥居が見えた。水中に建つ鳥居で、まるで安芸の宮島を彷彿させる佇まい。それに惹かれて立ち寄ってみると、白鬚神社という神社だった。すごく歴史のある神社らしいけど、本殿が修復工事中で全身をカバーと足場で覆われてしまっていた。とりあえず参拝。

  • 岩戸社

    岩戸社

    奥にもいくつか小さな社があるようなので、行ってみる。すると裏山にいくつか社があり、さらに少し登った奥に小さな社があった。これは岩戸社のようだ。中を覗くと洞窟っぽくなっている。この奥には何があるのだろう? 真っ暗で見えなかった。

  • 浮島堂

    浮島堂

    しばらく湖畔を南下して堅田までやってきた。目的地は湖畔に突き出た浮島堂。ところが、ここへのアクセスがけっこう大変。かなり狭い住宅地の道を抜けていく。広重の浮世絵にも描かれたと言われる優雅な浮島堂に到着。これがまた、想像していたよりもさらに優雅で不思議な感じ。この特別な雰囲気は只者ではないぞ。こりゃ、来て正解だった。

  • 湖畔の夕暮れ

    湖畔の夕暮れ

    早いもので日も傾き始めた。冬なので夕方になるのも早いよね。湖畔の優雅な景色を楽しんでいたいところだけど、やたらと湖畔は寒い。それに風もけっこう強いので、ちょっとだけたそがれるだけにして、次の目的地に向かうことにした。

  • きんぴか

    きんぴか

    そして山を越えてやってきたのは京都。ここは有名な金閣寺だ。ギリギリ開館時間だったので、ついでなので拝観してきた。夕陽に輝く、まさに黄金に輝く金閣寺だ。それにしても観光客もインバウンドが多いねぇ。ちなみに95パーセントぐらいの方が外国人だった。

  • おふだ

    おふだ

    ちなみに金閣寺に来るのは意外と初めて。中学校の修学旅行では銀閣寺には行ったけど、金閣寺には来ていなかったし、その後も金閣寺を拝観することはなかった。教科書で馴染みがあるくらいだったからね。これて感動だ。ちなみに拝観のチケットはお札だった。なるほど、これはいい考えだ。チケットならそのまま捨てられちゃうけど、これなら飾ってご利益も得られそうだ。

  • 多言語

    多言語

    インバウンドが多いということは、日本語が通じない方も多い。ここではおみくじが売っていたけど、通常の日本語の他、英語や中国語、韓国語などが並んでいた。多言語化の波はこんなとこにもやってきているのね。

  • ポークチャップ?

    ポークチャップ?

    さて、もうディナータイムだ。ふと見つけた小さな食堂「手造りごはんや いとう」に入る。小さい店だけどけっこう人気なのか、満席状態だった。ここで「ポークチャップしょうゆ風味定食」というのを注文したけど、これはポークチャップとは違う気がする。生姜焼きに近いけど、このタレが醤油ベースの甘いのにさっぱりとした感じで、めちゃくちゃ旨かった。

  • 文化財の湯

    文化財の湯

    そしてやってきたのは「船岡温泉」という有形文化財になった銭湯。実は去年末にその存在に気づいた銭湯。去年は時間が無かったのでパスしたけど、今回はここを目的にやってきた。これがまた、本当にすごい。本当に昔ながらの銭湯って感じなんだけど、それがこの時代に残っているのが凄い。しかも、かなり高級な感じで、欄間や格子天井には細かな彫り物まであるぞ。

  • いつまでも残って

    いつまでも残って

    それにしても、浴場も「ザ・銭湯」だし、レトロな感じのタイルが張られていたり、欄間は豪華絢爛で見ごたえあるし、それがまた京都にあるなんて、いろいろと感動しちゃう。そんなわけでけっこう外国人の利用も多かった。ということで、今日はここでシメとなりました。さぁて、明日はどんな出逢いがあるのか楽しみだ。