海鮮づくし
30 Apr. 2007
天気 | 晴れ |
---|---|
気分・体調 | うまうま |
所在地 | 茨城県北茨城市平潟町 |
移動距離 | 228km |
-
千代田PA
いよいよ今年もゴールデンウィークが始まりました。長い人だと9日間ぐらいあるようですね。そんなわけでさっそくでかけることにしましたぞ。今回は常磐道を北上してみることに。まず立ち寄ったのは千代田のパーキングエリア。ここは小さいけどコンビニがあるのでそれなりに活用度は高い。それにしていい天気だ。楽しい旅行になるといいなぁ。
-
ゲゲゲの鬼太郎
最近ハマっているのがこれ、ゲゲゲの鬼太郎シリーズの缶飲料。高速道路限定ということで、SAやPAでしか手に入らない。正月に見つけて以来、いつも新製品を探しているのよね。しかもパッケージだけでなく味もいい。グレープやオレンジなどのジュース、コーヒーなどで、種類も豊富。今回もいろいろ買ってみた。
-
魚ぐん探ちき
常磐道を北茨城で降りて、そろそろランチタイム。立ち寄ったのは磯原温泉にある旅館の料亭。月浜の湯にある「魚ぐん探ちき」。やっぱりこの地域に来たら新鮮な魚介類でしょう。ちなみにこの宿は県内でもかなり人気の高い宿。さすがにGWはいっぱいということで、今回の宿にはならなかったけど、海の幸を堪能してきましたぞ。しばらく支配人さんとお喋りをして、月浜の湯を後にするのでした。
-
湯の網温泉
北茨城周辺は、意外にも地味でマニアックな温泉が点在しているんですよね。そこで立ち寄ったのは「湯の網温泉 鹿の湯松屋」という鉱泉旅館。予想していたよりも辺鄙なところでびっくり。ところが宿の主人には丁寧に出迎えられ、素朴な宿ながらも雰囲気も悪くない。風呂は沸かし湯ですが炭酸泉ということで、濁った湯があるぞ。
-
洒落たムードの内湯
浴室は内湯ながらも非常に明るい。なんと浴室の周りは曇りガラスになっているんだけど、その外側は廊下。人が通るとちょっと落ち着かないが、ちっとも悪い雰囲気ではない。天窓から差し込む光も明るくていい感じ。また、大正か昭和初期のようなレトロな雰囲気も格別。じっくりと雰囲気と温泉を堪能できましたぞ。帰りには玄関ロビーにお茶も用意されていて、人情あたたまる宿でした。
-
八重桜
宿の外には八重桜が咲いていたぞ。普通の桜とは季節がずれているとはいえ、やはり北茨城までくると春も遅いのかと感じますねぇ。まぁ、もうすぐ福島県だからね。八重桜は普通の桜とは違って、ボテッボテッと咲いているのよね。遠くからみると大きな花なのかと思うぐらい。桜を愛でたところで、次に参りましょう。
-
魚の宿 まるみつ
さて辿り着いたのは平潟港の近くにある「魚の宿 まるみつ」。平潟港周辺は小さな民宿などもたくさんあるけど、ここはけっこう大きな旅館。宿の名前にもあるとおり、新鮮な魚介類が売りの宿。ところが、ここには天然温泉もあるんですねぇ。昭和61年に掘り当てた平潟港温泉が引かれているんです。周囲の宿にも温泉があるけど、ここはちょっと変わった風呂があるそうな。
-
海藻露天風呂
さて、まずは天然温泉ではなくて屋上にある海藻露天風呂に入ってみましょう。海藻風呂とは、漁師が体を温めるためによく利用されるという郷土風呂らしい。湯口の下に袋詰めされた海藻があり、湯はビールのように黄色く色づいているぞ。ちょっと塩素臭がキツすぎるのが難点だけど、なるほどけっこう温まるみたい。
-
薬師堂
海藻風呂であたたまったところで、ちょっと周辺を散歩。平潟港までやってくると岩陰に薬師堂を発見。けっこう年季が入っているようで、近づいてみるとかなりボロい。中を覗くと天井も朽ちかけているぞ。でもそれなりに風情があっていい感じ。薬師様ということで、健康面でお祈りをしてみましたぞ。
-
崖のある海辺
もうちょっと時間があるので、周辺を散歩してみることにした。宿の方向へと向かいながらも別の道を行くことにした。とりあえず海岸沿いに歩いていこうとしたら、道は段々と細くなり、ついには行き止まり。残念、引き返しましょう。それにしてもこの辺りの岸壁は、なかなか見ごたえあるぞ。いい景色が続きますねぇ。
-
さりげない温泉
平潟港の路地を歩いていると、道路脇に甕(かめ)があり、そこから湯がどんどんと溢れているのを発見。何の説明もなく、そしてさりげなく置いてあるんだけど、もしかしたら温泉? 手を突っ込んでみるとなるほど暖かい。舐めてみると、マロヤカにしょっぱい。うむむ、平潟港温泉にほぼ間違いなさそうだなぁ。何で捨てられているのかとても不思議。手湯にして楽しんでみました。
-
港町地魚巡りプラン
散歩して帰ってくると、ちょうど夕食にいい時間だった。今夜の宿は「港町地魚巡りプラン」というコースを頼んだのですが、さすがに豪華。45センチの板に盛られた地魚の刺身や、メヒカリの唐揚、カレイの煮付けなど、とにかく魚づくしの夕食。こりゃ堪りませんなぁ。しかしながら、ボリュームも多いので、最後は腹がキツキツになってしまって、辛いぐらいだったぞ。いやはや、満足ですわ。
-
和室風呂
さてさて、お腹も満たしたところで天然温泉の浴場へと向かいましょう。こちらは和室風呂。その名のとおり、まるで和室なんです。なんと浴室なのに床は畳。そしてちゃぶ台があって、その上には黒電話と、湯呑みと急須、そして文庫本が並んでいる。電話は飾りだけど本は濡れてもOKなもの。すごく異様な空間ですが、何故か落ち着く。自宅にこんな浴室あったらいいなぁ、などと思いながらもGW旅行の初日は過ぎていくのでした。