大雪の日本海
1 Jan. 2008
天気 | 雪 |
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気分・体調 | 頭が痛い |
所在地 | 鳥取県鳥取市冨安 |
移動距離 | 121km |
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初朝食
明けましておめでとうございます。そんなわけで目が覚めると年を越していましたぞ。特に何をするでもなく、年が明けたという感覚も無く、まずは朝食。数の子が出ていたりと、ちょっとは正月らしきものが見えますぞ。そんなわけで、朝食を食べて、朝風呂に入って、2008年は特に変わることなく始まるのであった。
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大雪
目が覚めて驚いたのはもうひとつ。窓の外はすごい大雪。車も完全に雪に埋もれていますぞ。宿の人も朝から雪かきで大忙しの様子。客の中にはノーマルタイヤで来ちゃったというオマヌケさんもいて、朝からチェーンの取り付けに苦労していたみたい。それにしてもこんな大雪になってしまうと、さすがに道路状況も心配ですのぉ。
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雪景色
道路はどこも真っ白けで、どこが車道でどこがそれ以外かわからないぞ。さすがに日本海側というだけあって、地元の人は慣れっこみたい。除雪車もあちこちで大活躍。それにしてもすごい雪で、まだまだ降り続いているぞ。今日は観光どころではないな。それよりも無事に今夜の宿に辿り着けるかが心配だけど、どうなんでしょう。
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釜風呂
そしてやってきたのは、兵庫県の七釜温泉。こちらは日帰り温泉施設の「ゆ〜らく館」。まだ新しい施設のようで、とっても綺麗な建物。さすがに大雪の元旦とあって、客はほとんどいません。先客があがってしまうと、しばらく貸切状態で利用することができましたぞ。ちなみに温泉は、露天風呂に大きな釜風呂があるんですねぇ。これはなかなか見事な風呂じゃぞ。
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明石釜
さすがに露天は大雪で寒い。けど、温かい温泉に入りながらの風呂はいいもんだねぇ。ちなみに釜には「明石釜」という刻印がついているぞ。けっこう本格的な釜のようで、釜に似せた湯舟ではなく、本当に釜なんですよ。ちなみに湯は少々濁りのある湯で、非常によく温まるぞ。寒い雪の中だけど、体の芯からポカポカと温かいぞ。
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真っ白な鳥取砂丘
しばらく雪の中を突き進み、ついに鳥取県に突入。今回の旅はいつもに比べて進行が早いですのぉ。まぁ、あまり観光する余裕もない天候なので、寄り道する暇もないのですがね。そんなわけでやってきたのは鳥取砂丘。ところが砂丘どころか、一見するとまるでスキー場。砂上ソリが、雪上ソリとして大活躍。こりゃなかなか楽しそうだけど、寒いので今日はやりません。
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対翠閣
さてさて、今日も早めに宿にチェックインです。ここは鳥取駅前にある「対翠閣」。天然温泉が楽しめるお宿ですが、別名「しいたけ会館」と呼ばれるしいたけ料理の有名な宿なんだそうな。温泉も料理もどちらも気になりますなぁ。見た目はホテルや旅館というよりも、もっと殺伐としていて、セレモニー会館とか、産業文化センターといったイメージですが、一歩中に入るとしっかりとしたホテルでした。
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賀正
チェックインして部屋に入ると、テーブルの上にはミニチュアの門松が飾られていたぞ。お正月って感じがとてもいいですねぇ。それから、お茶請けが用意されていたけど、これがシイタケの形をしたお菓子で、その名も「おかしいたけ」。ふっくらとした菓子で、予想外に美味かった。売店にも売っているようなのでお土産にもよさそうだし、帰りに買っていこうかな。
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自家源泉
さっそく温泉に入りましょう。湯は自家源泉だそうで、湯舟の脇には飲泉口も設けられている本格的な温泉。内湯のみながらも、岩風呂になっていて、大きなガラス窓の外には小さな日本庭園。けっこう風情のある浴場ですぞ。白タイル張りの殺風景な風呂よりも、こういった和風テイストな浴場の方が雰囲気が出てていいよね。ちなみに源泉を飲むとこれがまた苦くて少しショッパイ。後味がないので飲めないことないけど、あまり美味しくないぞ。
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正月料理
さてお待ちかねの夕食タイム。きのこ会席が有名な宿ですが、正月ということもあって特別料理となっていたぞ。まずは正月らしい先付けが出され、そして刺身や煮物、天ぷらなど。なかなか豪華だぞ。もちろん所々に肉厚のシイタケが登場してくるので、これも美味い。すっかり満足したところで2008年最初の日は暮れていくのであった。