熱くて渋い亀川の湯
24 May. 2024
天気 | 晴れ時々曇り |
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気分・体調 | 歩き疲れた |
所在地 | 大分県別府市火売 |
移動距離 | 499miles + 117km |
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空の旅
5月もいよいよ終盤にさしかかり、気候もかなり穏やかになってきた。そろそろ行楽シーズンも本格的になってきたかなという感じ。なので、ちょこっと旅に出るこにした。そしてやってきたのは空の玄関口、羽田空港。今回は思いっきり温泉旅がしたいなぁということで、向かうのは温泉県である大分県だ。
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足湯みっけ
そして大分空港に到着。すると足湯を発見。前々から気になっていたけど、コロナ禍のときは閉鎖されていたので利用できなかった。その後も利用客が多くて利用できなかったりしてたけど、今回は誰も利用している人がいなくて、ラッキー。ちょっとぬるいかな?
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誰かの家?
空港からバスに乗って亀川までやってきた。そこで最初に向かったのは入江温泉という小さな共同浴場。ところがこの共同湯がまた、ものすごく素朴な感じ。まるで普通の民家のような佇まい。玄関に温泉の看板が無かったら温泉施設なんてわからないぐらいだ。ではさっそく入ってみよう。
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素朴な共同湯でした
玄関を入るとお地蔵様が祀られていて、料金箱が設置されていた。そこから緩いスロープの通路を進むといきなり浴場。脇に棚、そして湯舟があるだけの超シンプルな浴場だ。意外と熱くなく、少し白濁した湯で、ツルツルとした滑らかな湯が感動的。ほんと、こういう素朴な湯こそ、いい湯が多いよな。
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狛亀様
亀川の街を歩いていると、ちょっとした広場というか公園のようなものを見つけた。何か気になるので奥へと進んでみると、狛亀様という男亀と女亀、ふたつの亀の石像が並んでいた。願い事を叶えてくれる亀らしい。なんか、とてもいい感じ。
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白亀塚
その狛亀様の近くには白亀塚というのがあった。説明を読むと承和15年(847年)に海岸で白い亀が捕獲され、天皇に献上したとある。それが元となり、亀川の地名がついたとの説明があった。
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亀川筋湯温泉
またしばらく歩いていると、道路脇に「筋湯」と書かれた案内板があった。史跡になっているようだが、なんとそこは現在も利用されている素朴な共同湯だった。けっこう歴史があるような雰囲気。女湯には客がいたが、男湯には客がいなかったので、ちょっと立ち寄ってみることにした。
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カーテンだけ
それしてもすごい。道路から一歩入るとすぐに浴場なのだが、カーテンで仕切られているだけだ。湯舟も小さくて素朴そのもの。熱いとの噂だったが、けっこうちょうどいい温度。浸かっていると脇の道路を走るクルマの喧噪がある。すごく大らかな感じだなぁ。それにしてもちょっと狭い過ぎるかな。
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温泉のマンホール
そしてそのまま鉄輪温泉まで歩いて来た。それなりの距離はあったけど、ちょっとした運動になったかな。鉄輪温泉はいたるところから湯けむりの上がる、見た目にも楽しい温泉地。ふと下を見るとマンホールの蓋があったのだけど、温泉のマンホールだ。下水や汚水、雨水と書かれたものはよく見かけるけど、さすがに温泉のマンホールは珍しい。さすが鉄輪。
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ほの香
本日の宿は鉄輪温泉ということで、目的地の「湯けむりの宿 ほの香」に辿り着いた。温泉街からは少し離れたところにあるけど、なかなかいい雰囲気の宿だ。小ぢんまりとした宿ながらも品のある佇まいだ。今回は食事なしのプランなので、非常に格安に利用できた。
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地獄蒸し窯
この宿の玄関前にはいくつもの蒸気釜が並んでいた。なんとセルフで地獄蒸しを楽しむことができるようだ。館内には食器類も取り揃えてあり、釜の前には飲食ができるスペースもあるので、ファミリーやグループでわいわいと楽しむのもいいかも。今回は一人旅なので、セルフ地獄蒸しはパスかな。
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ぬるくて気持ちいい
チェックインをしたところで、さっそく温泉浴場に向かっちゃいます。するとけっこう大泣き湯舟があるゆったりとした内湯と露天風呂。そして源泉温度は高いハズなのに湯量を調整しているのか、とてもぬるめの湯がまた気持ちいい。長湯好きにはこれくらのぬるい湯の方がのぼせなくていいよね。すごくいい雰囲気だし気に入った。
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かぼすだらけ
ところで夕飯はどうしようかな。そんなに腹が減っている感じでもないけど、何か食べておこうかな。とりあえず喉がかわいたのでスーパーで水分補給になるようなものを購入。さすがは大分県。かぼす系の飲料が充実している。ついついそればかりを沢山買いこんでしまった。
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海鮮ちらし
近くの食事処でも行こうかと思っていたのだけど、スーパーに売っていた海鮮ちらしに惹かれてしまったので、これをディナーにすることにした。非常に具沢山で美味しいちらしだった。ということで、大分の初日は無事に終了。寝る前に温泉に浸かってから、ぐっすりと寝ることにしよう。おやすみなさい。