素朴な別府と竹田の夜
25 May. 2024
天気 | 晴れ |
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気分・体調 | 水がうめぇ |
所在地 | 大分県竹田市米納 |
移動距離 | 82km |
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今日もいい天気
さぁて、大分県の旅の2日目だ。今朝も天気がめちゃくちゃいいぞ。湿度は低いので過ごしやすくて今日も散歩日和だ。そんなわけで歩いていくと、春木川に架かる橋からとてもいい眺めが見えた。まぁ、特別なスポットでも何でもないんだけど、天気がいいのですごくいい景色だ。
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素朴でローカルな共同湯
宿で朝風呂も入ったけど、今日も共同湯をめぐりますかね。やってきたのは市の原共同温泉。前回来たときにはコロナ禍で部外者禁止になっていたのよね。長らくジモ専になっていたけど、どうやら一般開放が再開されたようなので行ってみることにした。それにしても温泉施設とは思えない、まるで防災倉庫のような佇まいが面白い。
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渋すぎる
外観にも増して個性的なのが中だ。扉を開けるとすぐに石仏と料金箱。カーテンを開けるとすぐに脱衣場と湯舟。いやはや大らかだねぇ。また、湯舟もちっさい。そこにトロトロと熱い湯が掛け流されている。非常に気持ちよくて、こんな楽しいロケーションにもテンションがあがっちゃうな。
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気になる白い塔
風呂上りに散歩を再開だ。先ほどから気になるものがあり、それを確かめに行く。それは近くの山の上にある白い塔だ。どうやらお寺があるようだ。近くなので行ってみることにした。すると妙法寺という寺があり、山頂に別府仏舎利塔というのが建っていた。なかなか見ごたえのある塔だぞ。
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金ぴかピン
それにしても山頂まではすぐかと思っていたのに、けっこうしんどかった。でも風が気持ちいい。さらにその塔には登ることもできる。そこには金ぴかのお釈迦様がいるのだけど、誕生から涅槃まで、いくつかの像が東西南北に飾られていた。それぞれ手を合わせてきて、世界の平和と旅の無事を祈って来たぞ。
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雄大な景色
そしてこの山頂からの景色もまた素晴らしい。それなりの標高があったので、たぶん景色もいいだろうなと想像していたのだけど、やはりいい景色だった。別府湾も眺められるし、別府の市街地も一望だ。風も気持ちいいし、ここまで汗だくになりながら登っただけはあるな。
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芝居の湯
山を下りて向かったのは市役所の近くにある「芝居の湯」という温泉施設。市営のコミュニティセンター内にあるのだけど、そこには本格的な芝居小屋というかホールがあり、そこに隣接して温泉施設があった。温泉施設の方も芝居小屋のような演出が楽しい。
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ポスターがいっぱい
さっそく入浴しようと館内に入る。欲生に向かう階段の踊り場にはたくさんのポスターが並んでいた。劇団や演者のポスターなんだけど、まさに芝居小屋っぽい演出で楽しい。実際に観劇なんて、あまり観たことがないけど、たまには見てみるのも楽しいかな。温泉はツルツルとした浴感が気持ちいい湯でした。
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とり天定食
さて、そろそろランチタイム。今日は何を食べようかな。とり天とかいいよね。ということで西野食堂という小さな食堂に行った。ほんと小さな食堂。そこで注文したのが「とり天定食」。これがまた旨いのよ。外はサクッと揚がっていて、中はしっとり。優しい感じのポン酢が旨くて最高。小鉢やサラダの分量がうまく計算されたかのように最後までさっぱりと食べられた。
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南的ヶ浜温泉
さて、まだ時間もあるし、もうちょっと共同湯でも入ろうかとやってきたのは、南的ヶ浜温泉。公民館に併設された共同湯なんだけど、昭和レトロな建物がとてもエモい。かなり年季が入っているのに、すごく洒落た雰囲気だ。そして浴場はまたシンプルなんだけど、これがいいのよね。すごく気持ちが良かった。
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海の景色
さて、温泉でスッキリとしたところで、温まり過ぎて暑い。そんなわけで的ヶ浜までやってきて、海を眺めながら涼むことにした。ほとんど人のいない海岸の一角に、たくさんの人がいた。何かのロケをしているようだ。誰がいるのかよくわからなかったので、とりあえず海を見てボーッとする。
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手湯発見
別府の駅前までやってきた。そこで見つけたのが手湯。ホテルシーウエーブ別府の目の前にあった。けっこうカッコいい感じなので、さっそく手を入れてみたが、かなり熱い。火傷するほどではないものの、かなり熱い。さすがは別府。
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今回のレンタカー
さて、今日はこれからレンタカーを借りての移動だ。格安のレンタカーなんだが、今回のクルマはこちら、ホンダのライフだ。温泉めぐりでは軽の方が小回りがきいていいのよね。ただ、こいつはかなり非力。ちょっとした坂道で登らなくなる。むむむ。
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九州ポテチ
とても喉が渇いたので、移動途中で見つけたスーパーでお買い物。飲み物をいくつか買い込んだところで見つけたのがこちら。九州のポテチ。カルビーが作っているらしいけど、これって九州以外でも売っているのだろうか?見たことが無い。ということで買ってみた。
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篠原温泉
そしてやってきたのは篠原温泉。久大本線の鬼瀬駅の近く、大分川を渡ったすぐのところにあるぞ。これがまたとんでもなく素朴でさりげない感じ。ナビで確認しながら来たのに、あれ?どこに温泉があるんだ?と、通り過ぎてしまいそうになるほど。そのわりに、駐車場は広々としていた。ここもまた渋〜い、素朴な感じの温泉だった。
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水の駅
続いてやってきたのは「水の駅おづる」。道の駅なみに充実した観光スポット。けっこう辺鄙な山の中って感じなのに、たくさんの人で賑わっていた。それというのも、水の駅っていうぐらいなので、水が目的のようだ。水汲み場があるんだけど、規模もデカい。それだけのニーズがあるんだろう。
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大量の垂れ流し
海原神水という湧水のようなんだけど、ドバドバと大量に溢れている。水汲み場もいくつもあり、ほんと、ひっきりなしに水を汲みにくる人がいる。これだけ水汲み場が多ければ、そんなに行列にもならんだろ。さっそく飲んでみると、意外と冷たくはない。でも、すごく美味しい。空いたペットボトルに水を汲んで、これで飲み水確保。
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竹田温泉花水月
すっかり夜になり、本日最後にやってきたのは竹田市にある竹田温泉花水月という温泉施設。これがまた情緒ある佇まいで唐破風の玄関がかっこいい。けっこう大きな温泉施設で、休憩所も広く、湯舟も大きい。観光客に人気ってことだが、地元の方もけっこう多い。ということで、本日はこの湯をシメにして一日の行程終了なり。