おいしい一日

1 Jun. 2024

天気	晴れ
気分・体調	たそがれちゃうなぁ
所在地	鹿児島県肝属郡錦江町神川
移動距離	158km

• 大黒様

  

  さて、本日は道の駅「松山」からスタート。公園になっているんだけど、近くに松山城跡というのがある。松山城は鎌倉時代のはじめ、平重頼(平清盛の姪孫)が築城したものらしい。今は石垣がかろうじて残っているぐらいらしいけどね。ちなみに道の駅にはやたらと猫がいた。

• かまぼこ屋

  

  志布志の港付近までやってきたところで訪れたのは岡留蒲鉾本舗というさつま揚げ屋さん。鹿児島といったらやっぱりさつま揚げだよね。けっこう好きで普段からよく食べている。ここのさつま揚げ屋さんは、けっこう老舗なようで大正10年創業だそうな。高級そうな店構えだけど、店の前には「笑がおの湯」と書かれているぞ。

• まさかの温泉浴場

  

  なんとこのさつま揚げ屋なんだけど、銭湯も併設しているのだ。なんという組み合わせなんでしょう。レジで入浴を請うと、料金を払って左側の廊下へ。すると、小さな旅館のような浴場があった。非常に小ぢんまりとした浴場なんだけど、それなりに入浴客もいるらしく、ちょこちょこ客が来るぞ。

• お得な美味しい特典

  

  今回は入浴料を支払うときに、さつま揚げもセットになったプランを選択。なんと、浴後に好きなさつま揚げひとつと、ドリンクがいただけるのだ。ドリンクは冷蔵庫から好きなものをひとつどうぞって言われて、まさか一本くれるとは思わなかった。さつま揚げはめちゃくちゃ美味しいし、また機会があれば是非来よう。

• 絶景風呂

  

  続いて向かったのはダグリ岬の近くにある「国民宿舎 ボルベリアダグリ」という優雅なホテル。このホテルには温泉浴場があるので立ち寄ったわけだが、その景色がなかなかヤバい。岬の高台にあるので、海を見下ろすような感じ。しかも天気もいいので、青い空に青い海、白い雲に緑の山々。本当にいい景色だ。

• 握り寿司バイキング

  

  浴後にはレストランでランチするこにした。週末はバイキングとのことだけど、何と、目の前で板前さんが握ってくれる握り寿司バイキングがある。とりあえず、ひととおり握ってもらって、さっそく頂きます。うひゃ、うまい。ここのところ食べ過ぎないように控えていたのに、今日は開放モードだ。満腹で腹がキツイ。

• 昭和の歌謡曲

  

  今日はたっぷりと食べたので、もう食事はいいかな。ということで、消化を促すべく向かったのは、肝付町岸良の山の中にある「湯の谷温泉」。けっこう辺鄙な場所なので質素な所を想像していたけど、立派な宿だった。しかしなぜか昭和の歌謡曲がガンガンに流れている。他に客もなく、のんびりと入浴できたのは幸いだった。すごく静かなところだ。

• 砂浜のビーチ

  

  入浴を終えたところで、どこかでのんびりと休憩をしたいなぁと地図を見るとすぐ近くに海岸があった。岸良海岸っていうらしいけど、これまたすごーくいい雰囲気。白い砂浜に青い海。初夏にはウミガメも産卵に来るらしい。遠浅ではないので海水浴には向かないらしいけど、こんなのんびりとした海岸ならボーッと海を眺めながらまったり過ごせそうだ。

• 花崗岩だらけ

  

  砂浜に出てみると、砂粒はけっこう大きくてザラザラとした感じ。触ってみるとゴツゴツとした感触があり、もしやと思って周囲を見渡すと、周辺の岩場はすべて花崗岩だった。花崗岩が風化してできた砂浜のようだ。どのように大隅半島ができあがり、今の形になったのか、太古のロマンに興味津々。

• 湧水？

  

  しばらく海岸で過ごしたところで、またドライブ開始。すると道路脇にパイプを発見。立ち止まると、そのパイプの先からドバドバと水が出ている。どうやら湧水のようだ。何の看板も案内もないけど、簡素な水汲み場のようになっている。さっそく飲んでみると、思ったよりも冷たくないが、美味しい。とりあえず飲料水をゲットした。

• 小平の湯

  

  大隅半島を太平洋側から錦江湾側へと移動する途中で、小さく素朴な温泉に立ち寄ってみた。ここは「小平の湯」という鉱泉らしいけど、これまたすごく雰囲気がいい。道路脇にポツンとさりげなーくある温泉施設で、秘湯的な雰囲気。しかも中に入るとその素朴さもいいし、濃厚な色の湯も特徴的。なかなかインパクトのある湯だ。

• サンセット

  

  そして錦江湾にやってきた。ここは「道の駅根占」のすぐ目の前にあるゴールドビーチ大浜海水浴場というところ。ここがまたすごくいい感じ。すぐ目の前には優雅な海岸が広がり、そして正面には薩摩半島と開聞岳。まもなく日が沈むって感じがまた素晴らしい。しばらくここでのんびり過ごす。そして日が暮れてくると、正面からドンドンと大きな音がして花火が見えた。どうやら対岸の指宿温泉あたりかな。ちょっと遠すぎるな。

• ネッピー館

  

  本日のシメは薩摩半島に向かうフェリー乗り場近くにある「ねじめ温泉ネッピー館」にやってきた。けっこう人気のある温泉施設のようで、大きくて入浴客も多かった。宿泊施設なので宿泊客もそれなりにいるようだ。最後もまったりと温泉で過ごして、今日もいい一日が過ごせた。さて、明日はどんな一日になるのかな。