雨の宮崎北部
22 Jun. 2024
天気 | 雨時々曇り |
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気分・体調 | うまかった |
所在地 | 宮崎県宮崎市芳士 |
移動距離 | 226km |
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朝から雨
昨夜は久々によく飲んだので、ぐっすりと眠れた。今日は友人と宮崎県の北部をめぐってみるとことにした。ところが今朝から大雨だ。天気予報だとずっと雨らしい。まぁ、梅雨時期なのでそれは仕方がないことだけどね。今年は梅雨入りが遅かった分、気象にもいろいろと影響が出ているらしい。無事に旅を終えられるといいが。
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島に渡る
宮崎県もけっこう北部にやってきた。そして辿り着いたのは浦城のフェリー乗り場。これからフェリーに乗って島へと渡る。目的の島は島浦島という小さな島。宮崎県は海に面していながらも、実は島は少ない。なんと、島浦島は唯一の有人島なんだそうな。でも、こんな大雨で船が出航するのか心配だ。
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海は穏やか
出航して海に出るが、意外と波が無い。雨は強いけど、風はほぼ無風なので海はまったく荒れていない様子だ。まぁ、船に乗るといっても、10分ほどで辿り着いてしまうほど、近くにある島なんだけどね。海が荒れていないので、快適な航海となったぞ。
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島に到着
しばらくして島浦島に到着。週末とはいえ、こんな大雨の日なので、ほとんど船には乗客がいなかったが、島にもあまり人影がない。島を散策して歩き回りたかったが、けっこう強く雨が降っているので、それもちょっと控えたい。まぁ、せっかく島に来たので、食事をすることにした。
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カンパチが美味い
そしてやってきたのは満月食堂という小さな食堂。島で唯一の外食施設なのかな? 小さな食堂ながらも洒落た雰囲気がとてもいい。あらかじめ連絡してあったので、食事も準備もOK。刺身定食を頂いたが、これがまたカンパチの刺身は新鮮で甘味があって旨いし、アジフライも旨い。ボリュームもそこそこあって、リーズナブルな料金というのもいい。ごちそうさまでした。
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長い階段参道
さて、この後はどうしたものか。雨がとにかくザーザー降りなので、あまり出歩きたくないな。目の前には神社があったので、とりあえずはお参りでもしようかな。長い階段があるんだけど、雨で滝登り状態だ。足元に気を付けながら登っていくことにしよう。
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お参り
ようやく神社に到着。島野浦神社というらしい。1700年頃の創建らしい。規模は小さいけど、随所の彫刻がとても立派で、こまかくて芸術的な感じ。とても立派な印象の社だ。参拝して旅の無事を祈っていると、雨が少し穏やかになってきたぞ。うむ、さっそく参拝のご利益が現れ始めたかな。
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メキシコ女王
雨は小降りにはなってきたものの、どこにも行くあてもないので、港で海を眺めながらボーッと過ごしながら、次の便で帰ることにした。港にはブロンズ像があり、メキシコ女王とある。なんでメキシコ女王?と思って調べたら、江戸時代末に海に漂う木棺を漁師が見つけ、中には白骨化した金髪の遺体と宝石や冠が入っていたそうな。祟りを恐れて埋めたという噂が広がり、メキシコ内乱の女王の棺ではないかと言われるようになったとのこと。その伝説にちなんでのブロンズ像らしい。
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かどがわ温泉
続いて向かったのはちょっと高台にある「かどがわ温泉 心の杜」という温泉施設。なかなか景色の良さそうな場所に大型の温泉施設。温泉浴場だけでなく、体育館などもあるようだ。週末ということで大勢の人で賑わっていたぞ。けっこうあっさりとした湯ながらも、塩分の多く含む温泉で、非常によく温まる湯だった。
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馬ヶ背
温泉でさっぱりとしたところで、雨がやんでいた。相変わらずの曇天だけど、景色を楽しみにやってきたのは「馬ヶ背」という景勝地。北陸の東尋坊みたいな感じの崖なんだけど、また違った雰囲気が味わえる。観光客も非常にすくないので、のんびりとした感じもいいね。
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細島灯台
すぐ近くに灯台もあるようなので、散歩がてら行ってみることにした。するとさらに坂を登ったところに灯台が見えてきた。けっこう小ぢんまりとした感じの灯台だが、シルエットがとてもいいね。国の有形文化財になっているらしい。
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真っ白
灯台のあるところは開けているので景色がいいはず。近くには展望台もあるぞ。って、まぁそうだろうと思っていたけど、辺りは真っ白。ちょっと先ですら見えない状態だ。せめて海面ぐらい見えないかなぁと思ったら、ちょこっとうっすらと見えた程度で、濃霧状態だった。
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クルスの海
ちょっと場所を変えてやってきたのは「クルスの海」と呼ばれる場所。なにかあるのかなとやってくると、高台から望む海に十字架がある。いや、十字架があるというよりは、十文字に裂けた海岸があるのだ。なので「クルス」なんだね。パワースポットのようだぞ。
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龍神様
続いて大御神社に向かうが、その神社のすぐ手前にある鵜戸神社に参拝しにいく。大御神社の駐車場から海岸におりていくように向かうと、洞窟があり、そこが鵜戸神社。ここには龍神が祀られているそうで姿を探すと、背後にいました。洞窟の奥から入口を見ると、まるで龍が天に昇っているような姿が見えるのだ。おおっ、すばらしい。ありがたや。
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カニがいっぱい
駐車場から鵜戸神社までの間は、ちょっとした藪というか、海岸沿いに茂みなんだけど、人が動くたびにカサカサと周囲で音がする。その原因は沢山のカニ。いたるところにウジャウジャいる。カニを見るとついつい捕まえたくなる癖がある。捕まえてみると、ハサミで応戦してきたぞ。
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大御神社
そしてこちらは大御神社。こっちはすごく開けた感じで開放感がある。海をバックにポツンとある感じが、また普通でない神聖な感じがするよね。もう夕暮れなので、戸締りの準備をしている最中だった。
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チキン南蛮と刺身の定食
さて、そろそろディナータイム。やってきたのは金ケ浜食堂という民宿兼食堂って感じの店。けっこう人気が高いらしく、予約必至のようだ。友人が予約してくれていたので窓際の特等席をゲット。今夜は郷土系と海鮮系が食べたいと思っていたのでチキン南蛮と刺身。これまたうますぎる。窓からサーファーを眺めながらの食事もいいね。
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岩ガキ
ついつい欲張って、岩ガキまで頼んでしまった。がっつりとプリプリの岩ガキ。これをツルンと食べてみる。これがまたうまーい。とってもミルキーなぷりっぷりっのカキだ。ということで、すっかり満腹で満足。帰りはまた友人宅に戻って、軽く晩酌して寝るのであった。