31 Dec. 2003
12月31日(水)
2003/12/31
大晦日年忘れ温泉巡り
天気 | 雨、くもり |
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気分・体調 | なんだろうな |
所在地 | 島根県那賀郡金城町 |
移動距離 | 293km |
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湯の原ダム
今日は朝から雨が降ってますぞ。まぁそんなわけでまずは「湯の原ダム」。菊川から豊田に向かう途中にあるダムで、高さが18.5メートル、長さが213メートルの重力式コンクリートダムなんですねぇ。その説明で面白かったのが、「町民体育館209個分」というフレーズ。よく例えに東京ドーム何個分とか言うけど、町民体育館ですからねぇ。でもその方が地元の人にはわかりやすいのかな?
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一の俣温泉
本日最初の温泉は「一の俣温泉」。3年くらい前にも来ましたが、前回は「湯の華荘」で、今回は「一の俣温泉保養所」です。廃校になった校舎を利用してつくられた施設ということだけあって館内はどこか懐かしい雰囲気。お風呂は壁一面のポトスやらジャングルムード。冷たい源泉槽がなかなか気持ちよかったぞ。
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見晴らしのいい千畳敷
ぐぐぐっと北上してついに日本海。ここは千畳敷という高台になった見晴らしのすごーくいいところ。雨もすっかりやんで晴れ間がさすようなささないような微妙な天気。それにしても眺めは抜群。目の前に日本海、そして突き出た半島の向こうに見えるのは青海島かな? 風がけっこう吹いているけど、それほど寒いというほど寒くはない。なかなかいい景色に満足。
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龍宮の潮吹
今度は千畳敷のけっこう近くにある「津黄龍宮の潮吹」に来て見た。入り組んだ岩の海岸はあちらこちらに侵食による洞穴があって、海がしけると海水を噴き上げて、高いと30メートルもあがるというから楽しみにしていたんだけど、今日は凪(なぎ)で潮吹きなんかしちゃいねぇって感じ。すぐ近くには「元ノ隅稲成神社」というのがあった。全国に2つしかない「稲成」のうちのひとつらしい。
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長閑な風景の波の橋立
今日は大晦日とあって、あちらこちらの温泉施設が休みだったりしてフラれてばかり。そんな日は観光に徹するというわけで青海島にわたってみた。ここは「波の橋立」という場所。天橋立と同じように潮流の作用でできた直線状に堆積した砂州で、内側は青海湖という淡水湖になってた。天橋立ほど著名ではないけど、1.3キロも続くので見ごたえはあるぞ。
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素朴な湯免温泉
続きましては「湯免温泉」。本当は湯免温泉の湯免ふれあいセンターという施設に行こうとしたんだけど、今日は臨時休業。やっぱ大晦日だいね。でもすぐ近くに「大衆浴場」と書かれた怪しげな施設を発見。入ってみると怪しくてローカルなムードが満ちてる。他の客もどうやら「ふれあいセンター」が休みなので、こっちに流れてきたらしい。あはは。
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海鮮ちらし丼セット
続いては萩市内でも観光しようかなと思ってたら風も強くなってきたし寒くなってきた。とりあえず食事をしようと「道の駅萩しーまーと」にやってきた。「浜料理がんがん」というレストランで見つけた海鮮ちらし丼セットはソバがなかなかウマイんだけど、海鮮ちらしがどうもね。ごはんがすっぱ過ぎで、苦手なタイプ。まぁお腹いっぱいになったけど、イマイチかな。道の駅はそのまま新鮮な魚介類の市場になってたけど、観光客用とあってかどれもそんなに安くはなかったみたい。てへへ。
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笠山からの風景
萩市内の観光は面倒臭くなったのでパス。そのまま近くの笠山という日本海に突き出た半島の展望台にやってきた。それがまた大正解。超きれいな景色。かなり寒いけど、萩沖には小島がいっぱいでそれをパノラマで見渡せる場所。それに雲の切れ目から差し込む光がなんとも言えませんなぁ。ちなみにこの笠山は元々火山だったらしく、火口跡があった。なかなか興味深い地形で寒くなかったらもっとゆっくり散策したかったな。
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厳島神社
笠山の麓には明神池という小さな池と厳島神社があった。これがまたものすごーく神秘的なムードが漂う神社と池で、雰囲気がとってもいい。名前からもわかるとおり、安芸の宮島の厳島神社を勧請したものだとのこと。今日は大晦日ということもあって新年の飾り付けで忙しそうでしたぞ。
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季節柄少しわかりづらい風穴
明神池の裏には「風穴(かぜあな)」というのがあった。大きな洞窟でもあるのかと期待していったら、単なる溶岩がゴロゴロしているだけ。その溶岩の隙間から真夏でも冷たい13度ほどのひんやりした風が出てくるそうなんだが、この季節じゃ冷たい風がでているのかどうかよくわかんねぇぞ。
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トンビが空を飛ぶ
この一帯はトンビが多い。明神池には鯉がうじゃうじゃいて、鯉用の餌が売っているんだけど、その鯉の餌を狙っていっぱい集まってくるみたい。観光客もみんな鯉じゃなくてトンビに餌をあげようと、空に向かって投げてるんだよね。それを見事にキャッチしている姿はなかなか面白い。鯉もそれぐらい芸を見せれば、餌がもらえるのにねぇ。ただクチをパクパクさせているだけじゃつまらんよ。
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リベンジ!テルメ阿胡
すっかり体が冷え切ってしまったところでやってきたのは、日本海温泉の「テルメ阿胡」。実は3年前に機械故障で入れなかった温泉なんですねぇ。(詳しくは放浪記西日本編を見てみよう) 今回は見事にリベンジを果たしたぞ。でも、予想していたよりも窓は小さく、景色もそんなによく見えない・・・。せっかく海のそばにあるんだから、もうちょっと工夫してもよかんべ。
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年の瀬を飾る美都温泉
年の瀬も迫ってきたところで本日最後の温泉。いや、今年最後の温泉だ。ここはけっこう山の中にある美都温泉の湯元館。わりと人気のある施設みたいで人がいっぱいいた。それもそのハズ、お湯はしっかりとしたツルツル感があって俗に言う美人湯。露天風呂もあるけど、ちょっと壁が高すぎ。何か景色が見えないだけでなくて、圧迫感も感じたぞ。まぁ、そんなこんなでこれが今年の最後の温泉。
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年越しソバ
いやはやもうすぐ年が明けます。その前に年越しソバを食べなくては。というわけで、萩しーまーとで購入しておいた、肉ソバに玉子を落として食べます。このソバ、萩上田というソバらしいけど、有名なのかな? けっこううまかったぞ。いやはや今年もなんとも温泉三昧でしたね。来年もいっぱい温泉に入れますように。